中学受験本番で日能研 N鞄の威圧に強い個別指導塾の選び方は?
中学受験で合格を目指すには、一般的には塾に
通うことになります。
塾といえば、一般的には集団で指導する進学塾に通うケースが
多いはずです。
場合によってはSAPIX、四谷大塚、日能研などで学んだことを
より理解を深めるために、個別指導塾をあわせて利用する場合もあります。
注意するべきは、集団指導塾を利用せずに、
個別指導塾や家庭教師を単独で利用するような場合です。
中学受験本番では、学力だけではなく、小学生が初めて体験する
緊張感とプレッシャーとの戦いになります。
例えば、本番では、日能研のN鞄を持った子どもたちの
目には見えない集団の放つ威圧に負けてしまい
実力を発揮できない恐れもあります。
2年も3年もかけて受験勉強をして、そこそこの学力がついたはずなのに、
不合格になってしまわないように、
個別指導塾を選ぶ時にも慎重に選定する必要があります。
中学受験を制覇するための必要条件とは?
中学受験で志望校に合格できるかどうかは、
子供の能力にも影響される部分はありますけれども、
基本的に入塾テストに合格して
塾の指示通りに学んだ人なら、
合格しないほうがおかしいともいえるかもしれません。
中学受験で合格することはたやすくないですけれども、
合格に必要な学習量をクリアできたとしたら、
合格に確実に近づいているといえるのです。
中学受験で実績のある四谷大塚、SAPIX、日能研、
など、多くの進学塾では、
基本的に、集団で指導をしています。
また、合格に必要な学習量、学習内容を
独自のカリキュラムに落とし込んで、
毎週の授業や定期的にテスト、
春、夏、冬の講習も実施されていきます。
中学受験のプロがそれぞれに考えて作り上げられた
塾専用のテキストやプリント、
などを駆使して、
合格に必要な学習量を子どもたちに吸収させていく仕事が
塾講師です。
学習量が多くて大変、進行するスピードが早くて大変だと
甘えていては合格は見えてきません。
歯を食いしばって、できるだけ塾の中では
上位クライスを目指して、
さらにテストではできるだけ順位を上げる努力を
重ねることで合格へと導かれていくわけです。
集団指導のメリットは競争の中で、子供が
少し背伸びをしながら、
頑張る環境を与えられることです。
デメリットは一人ひとりのペースに完全に
合わせることは不可能である点です。
そこで、個別指導塾を活用するということも
有力な選択肢になります。
中学受験ドクター では、中学受験大手塾対策の参考書もAmazonで
販売しているので 参考にしてみてください。
中学受験で不合格にならないために、個別指導塾を選ぶ基準とは?
個別指導塾を活用して合格するとしたら、
集団指導塾をうまく補うような形で利用することが
考えられます。
個別指導塾で、大手進学塾と同様に受験に必要な
カリキュラムが確立されていて、
合格に必要な学習量をこなすことように、
指導を受けられるなら
効率的な指導方法といえるでしょう。
あくまでも、質と量において大手進学塾並みの指導が受けられる
という条件付きですが。
きめ細かい指導は大切!しかし、合格に必要なカリキュラムや学習量は必要
個別指導塾ではマンツーマンできめ細かく丁寧に
わかりやすく教えてもらえるから学力が伸びると
考えられています。
注意するべき点は、丁寧に教えてもらって
理解できても、
テストで点数が採れるわけではないことです。
理解できることとできるようになることは
別物です。
個別指導といえども、子供のペースにあわせすぎて、
必要な学習量を受験の日までにこなすような
内容になっていないと
不合格になってしまいます。
個別指導塾を選ぶ時には、
カリキュラムを確認したいところです。
集団指導塾のように鍛え上げるという意識がある個別指導塾であるか?
個別指導塾の弱点は、集団指導の授業で行われるような
競争心をあおって、
子供の能力を100%引き出そうとする
演出ができないことです。
子供が学習内容の基本を身に着けた上で、
1つの問題を10分で解ける能力を
集団授業なら競争の中で5分で解いてしまったというように、
火事場の馬鹿力が出てきます。
その意味で、個別指導塾の講師は、
志望校に合格できる子供の学習能力が
どの程度でなければならないのか熟知していないと
適切な指導ができないことになります。
個別指導を行う塾講師は、
合格に必要な学力として
何が不足しているのかが
きめ細かく判断できないと、
合格するレベルまで引き上げられず
子供は不合格になってしまいます。
個別指導塾だけを利用して合格しようとするなら、
マイペースで学べる利点を活かしながらも、
厳しさのある講師が必要ではあります。
学力は十分についたが、本番で実力を出せず不合格になるは個別指導塾での甘え?
個別指導塾でも受験に必要な知識を一通り学ぶことはできます。
例えば、予習シリーズを一通り学び、
受験に必要な分野の学習を指導してもらえれば、
合格するでしょうか?
やはり、予習シリーズにはカリキュラムが決まっている点で
優れているのですけれども、
テストの問題をミスしないで、
時間内に解ききるという学力とは違っています。
四谷大塚は週テストを行って、
毎週、学習内容の反省を促しています。
同じように、個別指導塾だからテストやチェックは不要ということでは、
合格に必要な学力が身につくとはいい切れません。
個別指導塾は丁寧に教えてくれるからわかりやすいし
楽しい
というだけで、選ぶべきではないのです。
合格するために、もっと勉強をしたいから、個別指導塾を活用するという
意識が必要ではないでしょうか?
受験では時間制限があります。
個別指導で丁寧に教えてもらったおかげで
わからない問題はないとしても、
時間内に解ける処理能力が鍛えられていなければ、
不合格になります。
日能研に通うNカバンを持つ子供の集団に威圧されても受験本番で精神的に負けないためには?
学習面で個別指導塾を活用して、合格できる実力まで
完成したとしましょう。
学力があるからテストを受ければ確実に合格できるというものではありません。
受験本番では、受験校の正門付近では、
日能研に通塾してきた子どもたちは
出陣式を終えて、みんなで合格するぞと誓いあった戦友になります。
受験校には、日能研のNのマークが入った
かばんを背負って、
他の塾に通塾してきた子どもたちを威圧します。
「N」「N」「N」「N」「N」「N」「N」「N」・・・・・
ここにも「N」、あちらにも「N」という具合に、
日能研で頑張ってきた同士がいて心強いです。
さらには、正門付近で、進学塾の職員が一人ひとりの熟成に対して、
「頑張れ」の握手をして送り出します。
小学生にとってはとても心強い光景です。
もちろん、塾生を元気づけるために、日能研、四谷大塚、市進、啓明舎と
こぞって、塾講師達が、エールを送ります。
四谷大塚の準拠塾などの講師たちも駆けつけています。
一方で、受験本番で、独学で勉強をしてきた人は、
受験校当日、誰も応援してくれる人はいません。
独学のつらい学習をこなしてきた強い精神力があっても、
小学生ながらに孤独と、寂しさは強く感じるはずです。
個別指導塾についても同じです。
個別指導だから、受験当日に応援に来てくれないとしたら、
子供は、「日能研」のN集団や、
SAPIXなどの集団の威圧力に負けて、
受験当日、精神的なところで実力を出しきれないことも
予想されるのです。
中学側が応援禁止という措置をしても、
子供の持つ「N鞄」の集団の圧力には
びっくりするはずです。
ということで、日能研をはじめとする
大手進学教室に負けないように、
個別指導塾でも受験当日の応援をしてくれるような
きめ細かさのある対応がある塾を選びたいです。
個別指導だけでやってみようという方は、
中学受験家庭教師ドクター のHPで、
開成、麻布、桜蔭合格への
動画をチェックしてみてください。
しっかりと受験当日も応援に駆けつけています。
Z会の通信教育 小学生コース などを活用して
独学でチャレンジする方は、
受験当日は大手塾の集団的な応援の嵐があることを気にしないように
メンタルを鍛えておきましょう。