下剋上受験 偏差値41から渋幕中レベルへ合格した勉強法は?



下剋上受験」という中学受験本は

中卒の父親と

 

中卒の両親から生まれ育てられた娘が、

桜蔭中学を偏差値41レベルから目指していった

実話を体験記にしたものです。

 

私も興味本位で読み始めてみると、

自らを中卒と自虐するネタに

笑ってしまう箇所が何箇所もあります。

 

最終的には桜蔭中学には不合格になってしまったものの、

偏差値70レベルの東大や医学部への合格実績がある

難関中学へ進学しています。

 

その意味で、下剋上受験は塾には通わずに、自宅で父親が子供を指導する形式で、

偏差値が30も伸びたサクセスストーリーとも

とることができます。

 

下剋上受験で父親が子供を難関私立中学への合格へ

導いた勉強法について、

 

難関私立中学へ合格した他の親子との共通点は

あるのでしょうか?

 

 

下剋上受験の著者 桜井信一さんは偏差値41から桜蔭中を目指したきっかけは?

小学3年生や4年の段階では、合格実績のある

SAPIXや四谷大塚、日能研などの進学塾へ通塾すれば、

 

小学6年生になったら、御三家中学へ合格できるかもしれないとう

淡い期待を誰しももっているかもしれません。

 

ところが、実際には、小学4年の段階で下位クラスにいる子供が

その後、順調に最上位のクラスまで

学力をあげていくとうケースは

少数派だったりします。

 

下剋上受験の桜井信一さんも有名進学教室に相談に行ってみたものの、

小学5年の段階で、通塾していない子供が、

 

四谷大塚の公開テストで偏差値が41レベル

から飛躍的に成績が伸びて、

 

桜蔭中学へ合格する可能性を示してくれなかったために、

父親が自ら桜蔭中学を目指して、

我が子を受験指導する決意をしています。

 

高い授業料を支払って、子供を飼い殺しされたくないという

「中卒」で苦労してきた桜井信一さんらしい判断なのです。

 

参考図書⇒下剋上受験[文庫版] ―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!

 

桜蔭中は不合格だが、偏差値を30上げ難関中学へ合格!努力が報われる限界を示した

中卒の父親が小学生の娘と同じ勉強をして、

中学受験を目指し、

 

第一志望にしていた桜蔭中への合格は叶いませんでした。

 

しかし、偏差値70レベルの東大へ少なくない合格者をだしている

難関私立中学へ合格を果たしています。

 

下剋上受験を読んでいて、流石に、桜蔭は

落ちるべくして落ちたと感じています。

 

桜井信一さんの娘さんは算数の問題にしても

ミスが非常に多いようですし、

 

疑問に思ったことをとことん理解できるまで

質問をするようなタイプではないからです。

 

桜蔭中に限らず、難関私立中学へ合格できるような

子どもたちはミスがほぼないこと、

 

理解できないことは基本的にないという

スタンスなので、

教師の説明に対しても質問が鋭いです。

 

つまり、教務力が不足している自称「中卒の父親」の

たどたどしい、分かりづらい説明に対して、

 

とことん、理解できるまで質問ができない時点で

桜蔭中へ合格できるような資質がないとも言えるかもしれません。

 

その反面で、桜蔭よりちょっと下のランクの中学であれば、

ある程度解き方を容量よく学ぶことができれば、

合格できるということを証明してくれたようにも思います。

 

実際に受験勉強をスタートした時点で四谷の偏差値が

41レベルから、偏差値70レベルの

難関私立へ合格し、

偏差値を30もあげたことになります。

 

どの中学へ合格したかは公開されていませんけれども、

東大への合格者が多く、医学部への合格者が多いとなると、

 

豊島岡女子学園というより、渋谷教育学園幕張

あたりなのかもしれません。

 

 

下剋上受験で桜井信一さんの娘が通塾せずに合格できた勉強法を具体的にチェック

下剋上受験では、結果的に偏差値を41レベルから、

70レベルまで引き上げることに成功している点は

中卒とは言え、優れた勉強方法があったはずです。

 

具体的に、どのような努力が実を結んだのか

原作を読んだ感想として、

ピックアップしていきます。

 

馬渕教室のオリジナル塾専用教材をフルセット揃えていること

まずは、灘中への合格実績が高い関西の進学塾である

馬渕教室の小学4年から6年までの

 

オリジナルテキストやプリントなどのフルセットを手に入れている点は

あげられれます。

 

算数だけではなく、また、学年が5年だけでもだめで、

中学受験に必要な全領域の教材を全てそろえられた点は

その後の学習に大きく役立ったはずです。

 

合格に必要な学習量が馬渕教室の教材に詰め込まれていたはずで、

合格に必要な最低限の問題量をこなした点は、

 

素人が指導したとしても、

結果がだせた大きな要因になっているはずです。

 

参考図書⇒下剋上算数 難関校受験編 ――偏差値50から70への道

 

評判のいい市販の受験参考書の他にはオークションで塾専用教材を入手

勉強法に関わってくるのが、どのような

参考書、問題集を使うかという点です。

 

下剋上受験の父親は中学受験ブログなどをよく読んで

評判のいい受験参考書をワンセット6万円ほど出費して

買いそろえています。

 

例えば、計算問題なら、

中学入試計算名人免許皆伝―計算問題が速く確実に解けるようになる本

のような本です。

 

更に、桜蔭中学対策としてオークションでSAPIXの国語の教材を

入手したりして

 

大手進学塾の受験ノウハウをうまく

活用しようとしたことなども

下剋上受験の中で紹介されています。

 

 

通塾せずに偏差値70レベルの中学へ合格するための勉強法は親の直接指導

中学受験は親が算数を指導するのが難しいので、

塾におまかせするケースがほとんどで、

自宅学習だけで合格する人達は少数派です。

 

稀なケースとして、塾に通わずに開成中に合格した子供の母親に

どうして、塾に通わずに合格できたのか

きいたことがあります。

 

主人が教えるのが好きなので、主人が子供に教えていました

という回答でした。

 

高校生のように自学自習だけで受験勉強は厳しいでしょうけれども、

小学生が中学受験で合格するには、

 

父親や母親がしっかりと受験指導できるなら

御三家中へも合格はありえるという事例です。

 

そして、下剋上受験でも父親が塾専用教材や

市販教材をフル活用しながら、

 

子供の弱点を少しずつ埋めていくスタイルで

合格へ導いています。

 

塾に通わない以上は親が徹底的に子供の勉強に

関わる姿勢が合格への勉強法の1つといえます。

 

自宅で学ぶ方法として、下剋上受験では

SAPIXの教材や馬渕教室の教材などを

活用しています。

 

 

Z会会員の合格体験記を読んでみても、

麻布中へ合格した親子の例では、

 

二人三脚で私が受験に関与するようになりました。

 

穴という穴を一つひとつ埋めていきました。

 

と合格体験記にでコメントしています。

 

つまり、父親がいかに指導力を発揮した勉強法が

難関私立中学への合格に重要であるかが

わかります。

 

親が指導する道具として、優れた教材は

合格への必要条件になります。

 

各塾の入会資料を収集すると同時に、

小学生のためのZ会 から中学受験コースの

資料請求をしてみてはいかがでしょうか。

 

 





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