スギナの湿布を貼って関節痛への効果を確認してみた結果は?
雑草の中でも非常に繁殖力、生命力が高いスギナは
毎年、春になると庭先や畑に生い茂ってきます。
よもぎ、びわの葉などを活用した
自然療法を提唱する東城百合子さんは、
著書「家庭でできる自然療法 誰でもできる食事と手当法」の中で、
スギナについても病気を治すパワーが有ることを
紹介しています。
かといってもスギナがどんなものにも
効果があるわけがないのですが、
なかなか治らない、指の関節痛に
スギナの湿布を貼って効果があるのか実験をしてみました。
スギナの湿布の作り方
スギナをとってきてそのまま痛みがある関節に貼りつけしても
効果が薄いので、
スギナの中に含まれている栄養素が皮膚から関節部分に浸透しやすくするために
湿布を作ります。
スギナ湿布の作り方は次の順番です。
- スギナを採取する
- 漬物石にのせてハンマーで叩く
- つぶれたスギナをサランラップにのせるて患部に巻く
(※ちなみに、このスギナ湿布のつくり方は、東城百合子さんが提唱しているスギナ湿布のやり方とは
全く違う、個人的な独断に基づくものです。)
参考記事⇒東城百合子式 スギナを使った自然療法とは?スギナ茶、湿布、腰湯の作り方は?
スギナを石の上に乗せて、ハンマーで叩いて
内部の液体が表面に出るようにつぶします。
漬物石の代わりにまな板を利用してもいいでしょうし、
すり鉢に入れて、すりこぎ棒でつぶす方法でもOKです。
大切なのは、スギナに含まれるケイ素などを始めとした豊富なミネラルが
直接皮膚から浸透しやすくするために
半液体状にするということですね。
液体がもれないように、サランラップに乗せて、
患部に巻いてしまう方法を取りました。
サランラップで巻いたあとは、絆創膏などを利用して、
固定してしまいましょう。
スギナ湿布の関節痛への効果は?
スギナ湿布をやる前には、同じ要領で、
「よもぎの湿布」を試したこともあります。
よもぎの湿布は実際に複数の指の関節が痛かったのが、
小指の1本だけをのぞいて痛みが取れるほどの効果を示しました。
つまり、よもぎの湿布では治らなかった小指の第2関節の関節痛を
スギナの湿布で治そうとする実験です。
スギナ湿布をした期間は、GWと夏休みに水と空気がきれいな
山奥へでかけたときに、
1週間ずつ、合計2週間程度です。
(街中の汚染されたスギナは皮膚につけるきになれません)
結果は、関節痛が改善して、曲がる角度も大きくなりました。
しかし、残念ながら完治はしていません。
かなりしぶとい関節痛です。
完治はできなかったものの、
指が曲がりやすくなったことは実感できたので、
また、来年、スギナが生えてくるシーズンになったら
スギナ湿布をして、スギナに含まれる栄養素を
関節痛のある場所へ浸透させて見る予定です。
キレイなスギナが取れる場所は意外と少ないので、
山奥のど田舎にあるスギナが手に入らない方は、
などのような市販品を買うのが安心感が高いです。
粉末パウダーはお湯に溶かして飲むものですが、
お湯で練って、湿布にするという使い方もありそうです。
スギナを始めとした自然療法の効果については、
東城百合子さんの本がとても参考になります。
ぜひ読んでみてください。