東城百合子式 スギナを使った自然療法とは?スギナ茶、湿布、腰湯の作り方は?



自然療法研究家の東城百合子さんには、著書を通じて、

自然療法の凄さを学ばせていただきました。

 

そして、本から学んだだけではなく、私自身、東城百合子さんの影響で、最近では、よもぎ茶や

玄米食を当たり前のように食するようになっています。

 

おかげ様で、玄米を食べるようになってからというもの、日々快便で、

体調がすこぶるいいです。

 

東城百合子さんの著書は色々と読んでいますが、

今回は、「自然療法が「体」を変える」という著書を読んで、

スギナを活用した

  • スギナ茶
  • スギナ湿布
  • スギナを入れた腰湯

について、紹介していきたいと思います。

 

 

東城百合子さんが提唱するスギナを使った自然療法は3種類

スギナ

東城百合子さんがスギナを使った健康法は

  1. スギナを薬草として利用するスギナ茶
  2. スギナを湿布として利用するスギナ温湿布
  3. スギナを入浴に活用する腰湯

の3つがあります。

 

家庭でできる自然療法をはじめとした多くの著書では、

本の随所にランダムにスギナのことが出てくるのですが、

スギナの利用法は

  1. お茶
  2. 温湿布
  3. 腰湯

の3つに集約されます。

 

スギナ茶の作り方は?

東城百合子さんが自然療法が「体」を変える という本の中で、

薬草茶として推奨しているのは、

  • スギナ
  • よもぎ
  • 柿の葉
  • タンポポの根
  • ハブ草の実

などです。

 

薬草茶の作り方は共通です。

 

その手順は次のとおりです。

 

  1.  一日分の薬草(ひとつかみ)を水1リットルに入れる。
  2.  20~30分煮詰める(薬として利用する場合は40~50分)
  3.  暑いうちに茶こしでこしてポットに入れる
  4.  食前か食間に飲む

(出典:自然療法が「体」を変える

 

スギナは乾燥したものでも生のものでも

指定はありません。

 

ところで、スギナ茶を飲んでみてどんな効果が期待できるのでしょうか?

自然療法が「体」を変える という本で紹介されている内容を見ていきましょう。

 

夏の水分補給にスギナ茶がよい?

夏の水分補給といえば、麦茶が定番です。

 

麦茶なら、水分補給をするのに水出しで簡単に美味しくできるからです。

 

スギナ茶の場合は、煮出す必要があるので水出しはできません。

 

また、味だって麦茶のような香ばしい美味しさは

期待できそうにありません。

 

では、なぜスギナ茶が夏の水分補給によいのか?

 

自然療法が「体」を変える という本の中では、

水分だけではなく、スギナ茶が

  • ミネラルを含んでいる
  • お小水を出す(利尿作用)

という理由でスギナ茶が活用できると解説しています。

 

利尿作用については体内の水分不足につながるデメリットが良く指摘されますが、

スギナ茶の利尿作用については体内の毒素を体外へ出して、

むくみなどを解消する働きに注目した

東城百合子さんの見解と理解しました。

 

スギナと他の薬草とのブレンド茶もある

自然療法が「体」を変える という本では、スギナ茶単独ではなく、

その他の薬草とのブレンドでスギナを活用する事例が紹介されています。

 

具体的には、

  • びわ茶にスギナをブレンドして飲む
  • ゲンノショウコ、スギナ、ドクダミ、決明子のブレンド

などが紹介されています。

 

漢方薬は自然の生薬がいくつもブレンドされて1つの薬として活用されていますが、

生薬がブレンドされたものは、また新しい別のものに生まれ変わっています。

 

スギナ茶とスギナとその他の薬草のブレンド茶は

全く違うものという風にとらえたほうがいいかもしれません。

 

スギナ茶はどんな人が利用しているのか?

自然療法が「体」を変える という本には、実際にスギナ茶を飲んでみて

体調が良くなったという事例が紹介されています。

 

具体的な内容は本を読んでいただきたいのですが、

どんな人がスギナ茶を飲んでいるのか本の中で紹介されている事例は

 

  • 妊活14年目の女性
  • 前立腺肥大の男性

となります。

 

不妊と前立腺肥大は全く違う症状にみえますが、

腎機能を改善すると良い場合もあるでしょうから、

その意味でスギナ茶がよいのかもしれません。

 

ちなみに、自然療法研究家の東城百合子さんは医師ではなく、

あくまでも一人の自然療法研究家の経験に基づいた知見で書かれている本であるというふうに

解釈して参考にするべきです。

 

自然療法だと奇跡が起きるというわけではないはずです。

 

スギナ温湿布のやり方は?

東城百合子式では、神経痛などの痛みにスギナを温湿布を活用することが

著書の中で紹介されています。

 

具体的なスギナ温湿布のやり方は次のとおりです。

 

  1. 生のスギナの場合はそのまま布の袋にいれて20分程むす(A)
  2. (A)をタオルに包んで肝臓とお腹にあてる(30分程度)
  3. 再度、蒸しなおして、腰にあてる

 

実際には直接、肝臓にスギナ温湿布をあてるわけにはいかないので、

右脇腹付近にある肝臓の位置近辺に湿布を当てるという意味です。

 

より具体的に学びたいという方は、

東城百合子さんの著書をご参照ください。

 

スギナを使った腰湯のやり方は?

腰湯とは、腰のあたりまでお湯に浸かる東城百合子式の入浴法です。

 

腰湯に浸かるときに、煮出したスギナを浴槽に入れて、

腰までお湯につかり、汗がでるまでつかるという方法になります。

 

スギナをお風呂に入れてしまえばいいというわけではなく、

スギナ茶として煮出したものを腰湯に使うというわけです。

 

まとめ

春から秋にかけて猛烈に増えるスギナの繁殖力の強さにあやかるという

東城百合子さんの自然療法の考え方は非常にユニークです。

 

私も風邪のひきはじめで、食欲不振となり、むかむかして、全く食が進まない状況で、

体の具合が悪く、気分がすぐれないような状況におちいったことがあります。

 

そこで、食べ物は一切食べず、風邪薬も服用せず、

家庭でできる自然療法という本に書いてある

「黒豆とよもぎを同量入れて煮出してたもの」を飲んでみたとこ、

寝て起きた翌朝にすっきりと体調の不良が

急回復していた経験が2度あります。

 

偶然のことだったかもしれませんが、

東城百合子さんの本は一読する価値はありあそうです。

 

ちなみに、野菜の有機栽培でも「よもぎやスギナを煮出した液」を利用して

野菜を病気から予防する方法として活用されています。

 

野菜にも良いことは、同じ自然に生きる人間にも

よいのかもしれませんね。

 

 





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