高倉健は養女に40億遺産相続!相川欽也は愛人は親族にせず妻と子供が相続人!
国内映画だけではなく、ハリウッド映画にも出演し
活躍した俳優、高倉健さんが昨年2014/11/10 83歳で
天寿を全うしました。
最近話題になっているのは、高倉健さんの残した
推定40億円といわれる遺産相続の件です。
健さんがなくなる少し前に養子縁組をして
戸籍上の娘・養女となる
小田貴さん(2015年時点で51歳)が相続人として、
2015年2月に健さんの残した遺産40億円を
全額遺産相続したというのです。
「高倉健の養女=高倉健の相続人=小田貴」さん
ということです。
一方で、2015/4/15に80歳で亡くなった
相川欽也さんには、相続人になる家族、
妻うつみ宮土理さんと子供が二人
います。
高倉健さんと相川欽也さんは芸能界で活躍して、
多額の遺産を残したことで共通しています。
芸能人の資産家が亡くなると、「遺産の相続人」がおのずと
注目されます。
被相続人となった高倉健さんと相川欽也さんの
ケースを通して、人気者があった芸能人の
遺産相続の相続人になった妻、子供、養女
や法定相続人ではない愛人について
見ていきたいと思います。
高倉健の相続人は養女だけ!相川欽也の相続人は妻と子供で、愛人の立場は遺言しだいか?
高倉健さんも相川欽也さんも年齢的にも近く、
多くのファンがいて、人気がありました。
結果として、生涯に稼いだ収入も多くなり、
多額の金融資産や不動産といった
相続財産を残しています。
高倉健さんと相川欽也さんの違いは、
健さんは、養子縁組をして養女にした女性以外には、
妻や子供といった通常は財産を相続する
家族がありませんでした。
相川さんの場合は、妻と子供という家族が
いますので、
被相続人となる相川欽也さんは、
相続人を誰にするか?
という悩みはなかった、
と思います。
その意味で、高倉健さんは妻や子供という家族が
いませんでしたから、
「誰に遺産を相続させるか」は、
よくよく考えた
と思います。
⇒高倉健さん 「血液のがん」だった!外食や甘い物と悪性リンパ腫との関連についてはこちら!
高倉健の自宅などの不動産、金融資産を女性に相続させるために、養女にする決断をしたのはいつ?
高倉健さんの養女になったのは、
2013年5月です。
高倉健さんが享年83歳で亡くなったのは2014/11/10
でしたから、相続問題のことは
真剣に考えて準備していたことが
わかります。
高倉健さんの本名が小田剛一ですけれども、
長年健さんがお世話になったという女性を
養女(小田の姓)にすることによって
小田貴さんを正式に法定相続人にする
方法を選んだのだと思います。
その理由は、高倉健さんの遺産約40億円の
すべて養子縁組をすることによって養女に、
相続させるためです。
仮に、この51歳の女性と養子縁組をして
いなければ、高倉健さんの相続人は、
実家の両親や兄弟の家族に
なっていたはずです。
結果的には、財産を残す側(健さん)は、
疎遠になった親族より、
他人だとしても、面倒を見てくれた人を
相続人にしたい
という気持ちを優先したことになります。
高倉健さんは養女に相続させなかったら、相続人は兄弟になっていた!兄弟は九州にいた!
高倉健さんは結婚歴がありますが、子供がいません。
ご両親も他界していますから、もしも、
養女を作らなかったとしたら、
相続人は兄弟になって、40億円相当の遺産は
兄弟に行くことになったでしょう。
高倉健さんは4人兄弟の3番目で、
兄と姉はすでに他界していますが、
妹さんが福岡の故郷にいます。
高倉健さんは税理士と相談をして、遺産を残す人を
養女にしましたから、
高倉健さんは故郷への思い入れは
あまり強くなかったののかもしれません。
高倉健さんのたった1人だけの相続人=養女が相続し遺産の内訳や相続税はいくら?
高倉健さんが残した遺産の内訳で
不動産は世田谷の自宅と、港区のマンションの2つだけです。
世田谷の自宅には養女の貴さんがお住まいです。
高倉健さんの養女として単独で遺産相続した総額は40億円と
いわれてきました。
その内訳は、
- 不動産資産
- 金融資産=株式、投資信託、現預金など、証券会社や銀行口座にあった金融資産
の2つに分類されて、
2014年当時の相続税は3億円以上の相続の場合は
控除が4700万円で、税率が50%
で計算すると、
20億円弱の相続税を
支払ったことになります。
不動産は自宅と築年数が古いマンションだけでしたから、
遺産相続した資産の大半が金融資産であったと推測されます。
高倉健の遺産は全て養女の小田貴さんが相続した!交際した女性は相続を主張できるか?
健さんが亡くなった後に、
女優の「児玉美ゆき」さん
(1952/3/23生まれ 63歳)が、
健さんとの交際があったことを
週刊誌で報道されていました。
ただし、婚姻関係があったわけでもなく、
健さんの隠し子がいたわけでもありませんので、
健さんの遺産相続には無関係な人です。
健さんの遺言に記載がなければ、
相続人の立場を主張することは
できません。
婚姻関係がない女性は相続する権利は
ありませんが、子供(隠し子)がいれば、
子供は相続の対象になります。
子供は親が亡くなった時に相続人に
なりますので、
高倉健さんの子供という強い地位を小田貴さんに対して、
養女と言う形で与えたということになります。
余談ですが、
芸能人の隠し子がよく報道されますが、
相続が発生した時には
隠し子も相続人としての
権利を主張できますので、
火遊びで、結婚する気もないのに、
子供は作らないほうが
あとあと問題になりません。
高倉健は特別な女性を養女にして相続問題なし。相川欣也は妻子と愛人の地位はそのまま?
高倉健さんが亡くなってから5ヶ月後には、相川欽也さんが
亡くなって、相続が発生しています。
相続人は正式なルートでは、
妻のうつみ宮土理さんと、子供が二人です。
愛人だったN(当時38歳)さんの存在がありますが、
遺言があれば、相続人になる
可能性があります。
その他、隠し子の存在が今後出てくるようで
あれば、婚外子も、相続人になってきます。
高倉健さんの相続はスムーズに
行われた感じがあります。
愛人と言う地位だけにさせずに、
養子縁組で養女(=子供)に昇格させた
高倉健。
妻や家族以外にも愛人もいて、
愛人は愛人のままにした、
相川欽也。
あなたなら、どちらを支持しますか?