フォーラスタワー所沢 15階の火災でわかったタワマンの危険性とは?
所沢市にあるタワマン「フォーラスタワー所沢」の15階部分で
火災が発生しました。
現場の映像を見ると火が中々消し止められないでいる様子から
改めて超高層マンション(=タワマン)の危険性が浮き彫りになってきました。
所沢市にあるタワマン「フォーラスタワー所沢」物件概要は?
火災があった所沢市のタワーマンション「フォーラスタワー所沢」が
どんな物件なのか概要をみてみましょう。
- 所在地:埼玉県所沢市元町28-9
- 交通:西武鉄道新宿線 所沢駅 徒歩12分
- 築年月:2000年10月
- 建物構造:鉄筋コンクリート造 地上31階建て 地下2階
- 建物名 フォーラスタワー所沢
- 竣工年: 2000年10月築
- 総戸数 :348戸
- 分譲時売主 :東急不動産、三菱商事、近鉄不動産
- 施工会社: 大林組、 フジタ
- 管理人: 日勤
- 設備 :オートロック、エレベーター、1階部分が商業施設、ゲストルーム
- ペット可
- 周辺環境: 所沢小学校迄約350m 、所沢中学校迄約1030m、スーパーマルエツ迄約320m
立地や場所は地図でも確認ください。
タワマン「フォーラスタワー所沢」の15階からの火災でわかった危険性とは?
31階建ての15階といえば丁度中間的な位置にありますが、
消防のはしご車がとどかない高さである為に
消化に時間がかかりました。
所沢市元町のフォーラスタワー所沢(31階建て)15階で火事。 pic.twitter.com/eaTKJKQf2B
— 関口 拓真 (@taku97226) 2016, 2月 8
フォーラスタワー所沢火災 pic.twitter.com/3QvuyrTsyC
— りんぺい (@RinpeiT) 2016, 2月 8
煙が上層階に向かって昇っている点も防災上の危険ですが、
やはり15階部分でもはしご車がとどかない高さというのは
タワマンの高層階での火災時は消化が困難になるという
デメリットがよくわかります。
【高層住宅火災 消火対応手順は】(続き)一方消火活動について今回のような高層建築の場合、はしご車を使っても放水が届かないため、マンションの「連結送水管」と呼ばれる垂直の管に消防車のポンプをつなげ、高い水圧で上の階に水を送って15階での放水を行ったということです。
#nhk— NHK@首都圏 (@nhk_shutoken) 2016, 2月 9
タワマンには眺望などのメリットを求めて入居する人も多いかと思いますが、
火災が起きた時の危険性については覚悟しておく必要が
ありそうです。
超高層マンションんでは外階段を利用して非難することが
あまり現実的ではないかもしれませんが、
高層マンションには消火活動スペースと非難するための
避難階段が設置されています。
南向き超高層マンションのデメリットと北向き物件にメリットについてはこちら!
上層階になるほど、避難階段で地上に降りるまでに時間がかかりますし、
消火活動で階段をのぼることも労力がかかることを
覚えておきましょう。
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