ほうれん草のルテインが白内障予防に?平松類医師がジョブチューンで紹介
白内障は年齢の進行とともに発症率が高まっていく目の病気で、
老化現象の1つと捉えられています。
つまり、眼科医に相談をしてみても、
基本的には予防法はないと言われることが多いでしょうし、
気休めに近い、進行を予防すると言われる目薬を処方された後で、
最終的には手術しかないという考え方が常識になっています。
平松類医師は眼科医にしては珍しく、
「その白内障手術、待った!」と言った本を書いているように、
医師主導の常識を患者に押し付けるスタンスではなく、
白内障にしても予防法があるという見解を持っています。
TBS系テレビ番組「ジョブチューン」に出演して、
ほうれん草に含まれるルテインが白内障を予防すると
紹介しています。
平松類医師は白内障を予防できるという考え方を持つ動画を紹介
動画では、白内障が進行し始めたとしても、
できれば手術をしないで、予防をする方法として、
- サングラスなどの使用によってできるだけ目に光を入れない方法
- 目の血流を良くすることで白内障進行を予防する方法
- 抗酸化作用のある食べ物を食べる
といった自分でできる方法を紹介しています。
平松類医師がジョブチューンで白内障予防の成分にルテインを紹介
2017/6/3放送の「ジョブチューン」では、
ルテインという成分が白内障予防になる成分であることを紹介しています。
ルテインには、目のレンズが固くなったり、白く濁ったりする老化現象を予防する
からというのが理由です。
ルテインは白内障予防になるのは本当か?
国が調査したルテインの機能についての報告が出ています。
白内障の予防効果
作用機序は明確になっていない。
水晶体中のルテインの濃度は年齢とともに減少する。ルテインの経口摂取により
水晶体中のルテイン濃度が上昇するという報告はないが、Wegner 等による最新の
論文(2011 年)では、血中のルテイン濃度が下がると網膜のルテイン濃度が下が
り、網膜の酸化ストレスが高まることが報告されており、網膜メッセンジャーの働
きにより水晶体の濁度が高まり白内障になることで有害な青色光から自己防衛し
ていると推察されている。ルテインの摂取は、網膜の酸化ストレスを軽減すること
によって白内障の予防を間接的に行うと考えられる。
以上の報告からわかることは、ルテインは白内障予防のメカニズムが
明確ではないけれども、
網膜の酸化ストレスを軽減する働きが
白内障予防になっていると
推測されているという状況です。
ですから、多くの眼科医が白内障の予防はできないと考えるもの無理はないですし、
平松類先生のように、
ルテインの白内障への効能を前向きに捉えている医師は
少数者かもしれません。
ほうれん草が白内障予防の食べ物と紹介!
平松類先生はルテインが白内障予防になることを前提として、
ルテインを豊富に含む食べ物として、
ほうれん草を推奨しています。
100gあたりのルテイン含有量は
- リーフレタス 1.8ミリグラム
- ブロッコリー 1.9ミリグラム
- ほうれん草 10ミリグラム
となっており、ブロッコリーやリーフレタスの
ほぼ5倍ものルテインを含んでいることがわかります。
ルテインを吸収しやすくするようにと、
ほうれん草とツナの炒め物として
食べることもあわせて紹介されています。
ルテインは脂溶性の色素であるために、
油で炒めることが吸収率を高めるという理屈です。
抗酸化物質を含むほうれん草以外の食べ物
ほうれん草に含まれるルテインは網膜を紫外線から保護して、
網膜剥離などの病気を予防することはよく知られています。
平松類先生が白内障予防には抗酸化作用のある食べ物として、
人参ジュースがあります。
人参には、βカロテンという老化予防の働きをする
抗酸化物質が豊富に含まれています。
一般的には人参とりんごをミックスした
人参りんごジュースとして
毎日の飲むことで老眼や白内障を予防するとされています。
ルテインをサプリで摂るには?
日々、ほうれん草やブロッコリーなどのルテインを含む野菜を
取り入れることはスーパーでいつでも
安価に買えるので継続できそうでいて意外と難しいものです。
朝のルテイン&プラセンタ1錠には、
ほうれん草約400g分のルテインが含まれています。
日々、慌ただしい中、確実に目の健康を
維持して行きたいという方には、
将来の自分のための投資と考えれば
とてもよいサプリになるかもしれません。