大隅良典教授は福岡高校出身で化学部部長、頭がよかった!



大隅良典東工大教授が2016年のノーベル医学生理学賞に輝きました。

福岡県福岡市出身で、福岡県の人たちも歓喜に満ちています。

 

九州福岡からは黒田日銀総裁のような優秀で、

大物人材が多く排出されていますけれども、

 

ノーベル賞受賞となれば、

格別な喜びがあるのではないでしょうか?

 

福岡県にある福岡高校は黒田日銀総裁(大隅教授とは同学年)が入学した

筑駒のような東大に進学率が高い高校ではありませんが、

地元公立高校では御三家の1つになっています。

 

 

大隅良典教授のノーベル賞受賞を同級生も祝う!高校時代から頭がよかった!

大隅さんは高校時代、化学部の部長を務めた。

部員だった山口大名誉教授の早川誠而さん(72)は

「同級生がノーベル賞をもらうなんて、夢のような感じ」と喜んだ。

大隅さんについて「もの静かだった。ガリ勉ではなかったが、

非常に頭がよかった。部長として文化祭の出し物についていろいろと考えてくれた」。

福岡から初めてのノーベル賞受賞について「福岡の誇りでうれしい。

元気をもらった。心から感謝をする」。

出典:「福岡の誇り」「雲の上の人だった」 大隅さん同級生ら

 

同級生で同じ化学部だった山口大学名誉教授が、

非常に頭がよかったと、

いうのですから、並外れた頭脳を持っていたことがよくわかります。

 

大隅教授は有名私立中学出身ではない!

福岡市立 香椎小学校

福岡市立  香椎中学校

という普通の公立学校で学びます。

 

福岡県にはホリエモンの出身校である

久留米大付設中学・高校という名門私立もあるのですけれども、

 

高校についても、公立高校へ進学します。

県立福岡高校を卒業しています。

 

 

大隅良典教授は福岡高校から、東大へ進学!

福岡高校を卒業後は、東大教養学部に入学していますけれども、

福岡高校からは、当然のように東大に入学するわけではありません。

 

2016年度の進学実績では、

九州大学合格115名

京都大学合格11名

大阪大学合格11名

東京大学合格2名

 

という結果となっています。

 

九州大学へ多数の合格者を輩出するあたりは

やはり、公立高校の御三家と言われるだけの水準です。

 

しかし、東大や京大などの頂点実績は少数派になりますので、

やはり、大隅教授は、同級生が語るように、

高校時代からかなり頭がよかったのではないでしょうか?

 

高校卒業後の略歴

 

 

大隅教授は高校卒業後、1963年東京大学教養学部理科Ⅱ類に入学します。

その後の経歴は次の通りです。

1967年 – 東京大学教養学部卒業

1972年 – 東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得満期退学

1974年 – ロックフェラー大学博士研究員⇒(酵母との出会い)

1977年 – 東京大学理学部助手

1986年 – 東京大学理学部講師

1988年 – 東京大学教養学部助教授

1996年 – 基礎生物学研究所教授

2004年 – 総合研究大学院大学生命科学研究科教授

2009年 – 基礎生物学研究所名誉教授

2009年 – 総合研究大学院大学名誉教授

2009年 – 東京工業大学統合研究院特任教

 

以上の経歴をみると順風満帆のようにも見えるのですけれども、

1972年の東大博士課程終了後、浪人をしています。

 

浪人期間中の2年間は、既に結婚をしていた大隅教授ですが、

妻が生計を支えてくれていました。

 

 

福岡には福岡高校より優秀な高校もあるがノーベル賞は出ていない?

福岡県には、福岡高校よりも東大の進学実績が高い、

久留米大付設高校(ホリエモンの出身高校)があります。

 

2016年度は37名の合格者がでています。(福岡高校は2名)

 

また、大隅教授と同学年で福岡県出身の黒田日銀総裁の

出身校 筑駒は102名の東大合格者を輩出していて、

東大合格率は最高クラスを誇ります。

 

塾に通学するのが当然になっている時代で、

受験では答えが一つのものを探す思考方法です。

 

大隅教授のように未知のものを探し当てるには、

受験で燃え尽きていない、

 

公立高校出身であることは

大学に入学してからの伸びしろが残されているとも

言えるのかもしれません。

 





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