埼玉大学卒業・梶田隆章教授はなぜノーベル賞受賞したのか?その理由は公立高校出身のプロフィール?



 2015年ノーベル物理学賞

梶田隆章東京大学教授(56)が

受賞しました。

 

昨日の大村智さんに続いて

日本人が連続受賞の

快挙となっています。

 

梶田貴章さんの受賞理由となった

世界で初めてニュートリノに

質量があることを

 

 

世界で初めて証明して

これまでの常識を覆した

 

世紀の発見をしたことは、

正に偉業です!

 

梶田さんも大村さん同様出身大学は

東大や京大ではない点で共通しています。

 

ノーベル賞を受賞するだけの

創造性の高さや能力は

 

必ずしもコンピューターのような

高い処理能力をもつ頭脳を

 

持った受験戦士(=ガリ勉)

ではない方が

 

いいのかもしれないのです。

 

具体的に梶田さんのプロフィールを見ながら

創造性とノーベル賞受賞について

考えてみたいと思います。

 

 

ノーベル賞受賞の理由は梶田貴章教授の経歴(=プロフィール)にあった!川越高校~埼玉大学へ、開成・麻布~東大ではない!

 

梶田貴章さんのプロフィールを確認すると

焼き鳥で有名な

埼玉県東松山市がご出身です。

 

誕生日は 1959/3/9生まれ 56歳

 

経歴学歴)は

  • 1977年 埼玉県立川越高等学校卒業
  • 1981年 埼玉大学理学部物理学科卒業
  • 1983年 東京大学大学院理学系研究科博士前期課程修了
  • 1986年 東京大学大学院理学系研究科博士後期課程修了

 

となっています。

 

大村さんと同じく、地元の公立高校と地元の国立大学を

卒業している点が共通しています。

 

男子公立校では川越高校は埼玉県では

浦和高校に次いで

 

2番目に難度が高い

レベルの高校です。

 

3位以下の高校と比較すると

 

浦和高校と川越高校は

ちょっと毛並みが違います。

 

だからノーベル賞を受賞した

ということではありません。

 

それどころか、川越高校に

入学するには中学校の学習が

 

満遍なくできれば十分なのです。

 

5段階評価でオール5であれば

合格できます。

 

1つくらいは4があっても

大丈夫でしょうし、

 

中学校の学校の成績(内申点)

で弱点があっても、

 

基本的には、埼玉県の

公立高校のテストは

 

難度が高くないので、

川越高校を目指すような

子供であれば、

 

満点をいつでも狙える状況に

あると思います。

 

しかも、ガリ勉は必要はありません。

 

塾にも行く必要がない程度の

学習で入学が十分可能です。

 

ところが、最初から東大を

目指しているような

 

親や子供は小学生の時から奇問(?)に対して

試験対策をして

 

解き方のようなものを学ぶために塾に通い、

難関私立を目指します。

 

小学生から高校生にかけて

どのように過ごすかが、

 

ノーベル賞を受賞するような

柔軟な頭脳を持てるか、

の差になっている気がします。

 

 

1つの答えに向かって

コンピューターのように

 

頭を回転させるのが受験で

身についてしまうと、

 

創造性がなくなってしまう

のではないか?

と心配です。

 

 

梶田さんのように

私立中学に入学せず、

 

地元で1番レベルの高い公立高校に

入学して、

 

余力を持って

地元の埼玉大学へ

入学するくらいが

 

創造性を潰さずに済む

のではないでしょうか?

 

梶田さんのように

大学生になって

 

さらに学びたい

という意欲を持って

 

東京大学大学院へ

進学するというのは

 

理想的な学習の仕方

のように思います。

 

偶然にも東大で天才物理学者

小柴氏に出会ったことで

運命が大きく変わったのでしょう。

 

小柴氏に出会う前に

受験で思考回路が

 

1つの回答を導き出すだけの

コンピューター

のような頭に

 

なってしまっていたら、

 

小柴氏との出会いも

生かせなかった

かもしれません。

 

大学受験への熱の入れ方は

異常です。

 

常に遊びを持った勉強の仕方が

創造性に結びついて、

 

新しい発見や発明が起きて、

ノーベル賞につながる

のではないでしょうか?

 

梶田隆章教授は弓道、大村智氏はスキー!ノーベル賞受賞者の共通プロフィール=「高校、大学でスポーツをしていた」!

 

弓道

弓道

 

大村さんの様にスキーに

明け暮れるまではなくても、

 

梶田教授も高校から大学で

弓道をしていた

といいます。

 

大村さん、梶田教授の

プロフィールは

 

学生時代は学業だけではなく、

体も鍛えていた点が

 

共通しています。

 

社会人になってから

厳しい研究に耐え、

 

成果を出す

要素にもなるのでしょう。

 

梶田教授は埼玉大学在籍中

1979年には関東学生弓道選手権の

団体優勝メンバーとして活躍し

た経歴がありました。

 

同じくノーベル賞を受賞した大村氏のスキーの経歴はこちら→

 

遊びや体力は重要です。

 

梶田隆章先生がニュートリノの謎を解き明かすまでの

小学中学校時代から遡って、

 

ノーベル賞受賞までのストーリーが描かれている本

「ニュートリノの謎をといた梶田隆章物語」

 

には梶田先生のこれまでの生き様が

描かれています。

 

 





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One Response to “埼玉大学卒業・梶田隆章教授はなぜノーベル賞受賞したのか?その理由は公立高校出身のプロフィール?”

  1. ポンちゃんの夫 より:

    この記事は、私個人として嬉しい内容でした。
    私は、最近、なぜ行きたくもない公立学校に行ったのだろう、と、なかなかうまくいかない自分の人生を恨んでいるような所がありました。しかし、このように、一見日常生活から離れ、成果が出なければ時間の浪費とさえ思える研究を続けて、画期的な一歩を歴史に開いた場面を見ると、非常に説得力があります。

    私も、人生の人生を肯定出来るよう、これからも進み続けます。勇気をありがとうございます。

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