新十津川町 ピザ屋『石窯カフェ ヤマト』は自作の石窯で焼く!
北海道新十津川町で2016年4月にオープンした
石窯でピザを焼いて提供している
『石窯カフェ ヤマト』は人生の楽園で紹介されるほどの
本格的なピザ屋さんです。
新十津川町という田舎で開業したカフェの場所は
田んぼのど真ん中で、
決して好立地ではないのですが、
繁盛店になっている様子なのです。
人生の楽園でも紹介された新十津川町『石窯カフェ ヤマト』は築古物件を自身でリフォーム!
テレビ「人生の楽園」で紹介された「石窯カフェ ヤマト」というお店は、
店主が自衛隊に在籍しているときに、
新十津川町でカフェにふさわしい古民家を見つけて購入したところから
準備がスタートしています。
購入物件は築60年も経過したボロボロの
物件であるにもかかわらず、
自分自身でリフォームを施して、
ピザを提供するお店に仕上げています。
物件を取得して、リフォームをした期間はなんと、
1年半といいますから、
お店をつくりあげるのにも相当な
労力がかかっていることがわかります。
店内の壁は白い漆喰の壁になっていることも
紹介されていますけれども、
漆喰は室内の湿気を吸い込んでくれたりする
優れた素材です。
壁に接着剤を利用して、ビニールクロスを貼り付けるような施工よりも
室内の空気が良くなると言われています。
自力で築古物件のリノベーションができるほど、
器用なところと、
漆喰の塗り壁にするようなこだわりの持ち主ですから、
ピザを美味しく焼くことにも
相当のこだわりとオリジナリティをもっていることが
感じ取れます。
店主は滝川市の自宅からお店まで通勤する方法で
経営をしています。
『石窯カフェ ヤマト』予約、問い合わせ先
住所:〒073-1102 北海道樺戸郡新十津川町字大和127-5
電話:080-9008-0810
URL:https://ja-jp.facebook.com/yamato0427/
営業時間:11:00〜19:00
定休日:火曜日、水曜日
地図で見て分かる通り、周囲を田園に囲まれた立地で、
抜群の好立地ではありません。
開業前からピザを仲間に振る舞っていたこともあって、
ピザが美味しいという周囲の人達の口コミが作動して、
繁盛店になっています。
今日は新十津川に来ています。
小洒落た古民家です。
出来たばっかりのレストラン。
「石窯カフェ ヤマト」
ピッツアを3枚食べ比べてみることにしました。行者ニンニク&ニンニクピッツア、お馴染みマルゲリータ、3種類のキノコピッツアです。 pic.twitter.com/AsMmC8I6Dt— 永愛 (@p_u_u_q) 2016年5月3日
お店の外観を見て分かる通り、
冬は雪が積もる北海道で、
屋根の勾配が急なので、
雪下ろしは不要な物件を購入したという点も
英断ですね。
メニュー
- 季節限定ピザ:1,000円
- マルゲリータピザ:900円(人気!)
- ハニートースト:850円
スイーツの部門
- ケーキセット 600円
- ハニートースト 850円
- クリームプリュレ 300円
- ヤマトパフェ 480円
- ミニアイス 150円
ホットドリンクの部門
- ブレンドコーヒー 350円
- 今月のコーヒー 380円
- カフェオレ 380円
- 紅茶 350円
- ミルクティー 380円
- 梅昆布茶 350円
新十津川町『石窯カフェ ヤマト』は毎日新聞でも紹介!
手作りの石窯で焼いたもちもちの食感と皿をはみ出すボリュームが人気のピザが一押し商品。
大型連休には全20席が満席となり、好調なスタートを切った。
「石窯カフェ ヤマト」はメディアも注目するほどの味と実力は、
ニュースのネタになるほどであることの証拠です。
そして、ニュースネタになるほどの意外性は、
不便な田舎で開業したことでもあります。
店主の構想は薪を利用したカフェであったでしょうから、
少々煙突から煙がでても迷惑にならないような
立地や物件を探したのではないでしょうか?
結果として現在のお店が田園風景の広がる
田んぼのど真ん中で開業となったということなのでしょう。
ど田舎では商売が成り立たないという常識を打ち破っている点も
素晴らしいです。
むしろ、田園風景や薪ストーブがあることで
お店の内外の雰囲気が北海道らしくて、
いい評判にもつながっています。
新十津川町『石窯カフェ ヤマト』は石窯で焼くピザが特徴!
熱々ピザを石窯に入れて焼き上げるのがとても特徴的ですけれども、
石窯自体も、店主が400度を超す温度にも耐えられるように、
ブロックと耐火煉瓦を使って、
自作した石窯である点が
とてもユニークです。
冬場の暖房に薪ストーブを利用するだけではなく、
ピザを焼く石窯を温めるのも薪を使っています。
ピザを石窯で約時間はわずかに1分程度である半面、
石窯に薪を投入して、
ピザを焼けるほどの温度になるまでに、
なんと1時間半もかかるあたりは、
石窯がすぐ高温に達しない
特性があることがわかります。
素材の下ごしらえ同様に、
薪で高温にした石窯が美味しいピザを作り上げる
秘訣なのかもしれません。
ピザ屋ができる古民家物件を探すには?
都市計画法上、店舗を開業できる立地なのかは
確認する必要があります。
店舗からは通常の住宅よりも排水も多く出る傾向にあるので、
農村だからOKとはならない場合もあることに注意をしましょう。
「石窯カフェ ヤマト」は客室がなんと1階部分に20席もあるので、
中古物件を探すなら、
1階部分が大きな売り物件を探すというのも
ポイントです。
田舎の住宅は40坪くらいは当たり前で、
50坪、60坪超の大型の中古物件が時々あります。
店舗付き住宅にリノベーションするには
建坪が大きな中古物件を探すことが
ポイントにもなるでしょう。
また、ど田舎でカフェを開業するわけですから、
車で来店することは常識です。
新十津川の田園風景の中に佇む、築半世紀以上の古民家を改装した石窯カフェ、ヤマト。本日オープンとのことなので、さっそくお邪魔してみました。
それにしても、いいお天気♪ pic.twitter.com/h2OiDIyWwA— Noel (@noelfield) 2016年4月27日
駐車スペースが広くないと上手くいかないので
土地が広くて、家も大きいという
物件を探すことが肝心です。