稲垣えみ子 一橋大学卒とは思えない、アフロヘアと独身冷暖房ゼロ生活とは?
朝日新聞で編集長まで勤めていた稲垣えみ子さんが
50歳になるのを機に会社を退職して冷暖房ゼロ生活をしているといいます。
一橋大学を卒業しているエリートとは思えない、
アフロヘアや
欲を捨てる気ままな独身生活はユニークです。
稲垣えみ子さんの様に電気を極力使わない生活は
経済的な面でも何かにとらわれないという点でも
メリットは大きいです。
稲垣えみ子さんが朝日新聞に勤務し続けたなら相当な年収が得られたはず!
稲垣えみ子さんは家電製品を一切使わない生活を
送っているようなのですが、
家電製品にとらわれた生活をしないというだけではなく、
会社にもとらわれないフリーランスになりました。
もしも朝日新聞社を辞めずにそのまま編集長などを
続けていたなら年収1000万円越えは当たり前の収入が得られていたことでしょう。
高級マンションに住むのも当たり前です。
1965年生まれの年代の大手新聞社での年収は
50歳を過ぎる年齢で1000万円は当たり前。
住まいはタワマンに住むとうのがよくある姿かもしれません。
仮に60歳が定年だとすれば
年間1000万円の年収平均で10年分の1億円のお金を
稲垣さんは捨てたも同然です。
朝日新聞社から得られる年収の他にも
定期的に行われる健康診断や福利厚生など
会社から得られる恩恵を定年前の50歳で捨て去っているのは
お見事です。
人によっては稼ぐためにフリーランスになるという選択も
あるでしょうけれども、
お金の為や稼ぐために朝日新聞社を辞めたというより
お金や会社にとらわれないために会社を辞めたということでしょうね。
なかなかできることではありません。
稲垣えみ子さん、朝日新聞社を辞めた理由は?
稲垣さんを会社を辞めることに駆り立てたのは
稲垣えみ子さんが考える正義の為なのでしょう。
最後に朝日新聞のコラムで次の様に書いています。
私、朝日新聞を退社することになりました。このコラムも今回が最後になります。
念のためですが、理由は会社への不満などではありません。人生の後半戦をどう過ごすか、自分なりに考えた結果なのです。
会社への不満はなかったかもしれませんが、
会社にいることは稲垣さんが考える生き方ではなかったのです。
特に、ライターとして何をどう書くのかという点では、
朝日新聞社へ所属した立場と
フリーランスのライターでは中身が変わる点を
重視した建て前より本音重視の
生き方を選んだ可能性があるでしょう。
お金を得る為という一方的な思考方法から
脱却して無職になってみたかったという
考え方も悟りを開いたような感じですね。
稲垣えみ子さんの母校一橋大学の学生にはアフロヘアをしたりはできない行動では?
稲垣えみ子さんの母校は一橋大学社会学部です。
最近の大学生の傾向は事なかれ主義で、
自己主張がないタイプが多いと言います。
稲垣えみ子さんは個性を出すためにアフロヘアにしてみたり、
自分なりに考えた正義を貫くために
朝日新聞が他社に勝つスクープ記事を書くことよりも
自分自身が冷暖房なしの生活をしていることを
コラムで書いたりしています。
朝日新聞社の社員からの目線から書くのではなく
稲垣えみ子個人の目線から記事を書いていました。
正義を貫こうとする真面目な性格はよくわかりますが、
会社の中でできるだけ出世したり
いい給料をもらうことが目的になっている人が
多い中で珍しい存在です。
この4月になって一橋大学を卒業して就職した
学生も多いのではないかと思うのですが、
会社に問題点があっても何も言わず、
上の言いなりになる人が多いのが現実でしょう。
周囲の状況に合わせながら行動や
発言をする人の集まりが最近の新入社員の傾向です。
一橋大学卒業生の新入社員は
周囲と同じような髪型で整えるでしょうし、
アフロヘアをしたりすると職場で受け入れられない外圧に
負けてしまいますね。
独身だからできる冷暖房ゼロ生活をする稲垣えみ子の考えとは?
冷暖房費ゼロ生活をするきっかけは2011年3月の
東日本大震災で原子力発電に対する稲垣えみ子さんなりの
考え方が現れています。
当時暮らしていた地域では関西電力を利用していたようなのですが、
関西電力の半分は原発で発電されていることを知り、
電気料金を半減すれば原発は不要になるという
考え方があったといいます。
原発を排除するべきだという考えの一環で、
稲垣えみ子さんはポリシーを持っているというか
自分なりの正義を貫くタイプであることがわかります。
この冬は暖冬傾向と言われながらもかなり寒い日がありました。
冬に暖房なしで暮らす方法についてはこちらを参照してください。
稲垣さんも厚着をすることを基本に
暖房費ゼロ生活を断行しています。
暖房が必要なのは10月下旬ごろから11月、12月
翌年1月、2月、3月と寒い日は続きます。
桜の花が咲いたと言っても夜は寒かったりします。
暖房が必要な冬場においてエアコンも
石油ストーブもファンヒーターも一切使わないというのは
雪国ではない東京暮らしでも
よほどの根性がないとできないことです。
そして冬場に暖房なし、夏にも冷房なしで暮らすなど
独身でなければできないことです。
稲垣さんの様にわが道を行きたい人は
家族は邪魔かもしれませんね。
この冬を乗り越えた稲垣さんは
おひとり様でよかったと思っているかもしれません。
稲垣えみ子は電気代200円台に!欲を捨てるその考え方とは?
電気代は家電製品などを利用しなくなってから1000円を切るように
なったということで稲垣さんは成果を報告してくれていました。
1000円を切るためには
東京電力の場合には
基本料金の設定は10アンペアか15アンペアにする
ことも大切です。
- 東電10アンペア基本料金=280.80円
- 東電15アンペア基本料金=421.20円
家電製品を一切使わないという生活の仕方は
できると思います。
ただし、エアコンを一切利用しないで1年を乗り越えられるのか?
この点については東京で暮らすことを考えると
難しい選択です。
冬はなんとかなるとしても夏の真夏日、熱帯夜で
冷房を一切使わないで暮らせるのか?
一般にはインバーターエアコンを利用するのに必要な
アンペア数は6.6Aです。
照明器具に必要なのは2.0Aです。
独身の方でこの夏、冷房なしで暮らせる自信がある方なら
15アンペアではなく10アンペアの最低の基本料金に
設定できるなら稲垣えみ子さんのように
ほとんど電気をつかわなければ
基本料金だけの280.8円程度で収まる可能性があります。
注意点は電気炊飯器は15アンペアの設定がないと
使えないものが主流であるとおもわれるので
10アンペアに落とせるかどうかは
使わなければならない家電製品の消費電力を
確認する必要があります。
稲垣えみ子の場合には極端に少ない電気代を実現する為に
利用している電気製品は
- 照明器具
- ラジオ
- PC
- 携帯電話
だけという徹底ぶりです。
熱中症の心配はあるのですが冷房を使わないで生活も
できることです。
稲垣さん流に解釈すると
冷房を使いたいという欲を捨てることなのでしょう。