エタノールで竹製フローリングのカビ取り掃除後白く劣化した悲報口コミ



フローリングは一般的には表面がつるつるしていて、

なめらかなものが多いものの、

 

よくよくみてみると、ある程度の凹凸があったりして、

汚れやホコリ、雑菌などがフローリングに入り込む場合もあります。

 

汚れが多くなると自然にカビが発生してしまうので、

フローリングを劣化させてしまいかねません。

 

フローリングの劣化を抑えるためにも

カビ取りは必須です。

 

自宅の竹製フローリングの汚れやカビ取り剤として、

エタノールを利用して、

 

カビ取り掃除をしてみたのですが、

結果としてどうなったと思いますか?

 

本当にエタノールを使うべきだったのか

口コミを紹介していきます。

 

 

竹製フローリングにカビが入り込んでベタベタするように

竹製のフローリングの上を歩くと、

なにやらべとつき感が感じられるようになりました。

 

よくよくべとつきのあるフローリングを見てみると、

表面が黒ずみのある斑点がいくつも目視できるようになっていました。

 

つまり、最初は汚れていただけのフローリングに

カビが生えてしまったようなのです。

 

フローリングをきれいにするための掃除をする中で、

ワックスやら、洗剤やらいろいろなものを利用するうちに、

竹製フローリングの表面に汚れが付着して、

汚れを餌にして、カビが繁殖してしまったということです。

 

歩いていてもベタベタするフローリングは気分が良くないですし、

フローリングの劣化をが進まないように、

カビを除去することにしました。

 

フローリングのべとつきやカビ取り対策にエタノールで掃除を実施

フローリングに対してカビキラーを使うのは

ダメージがありそうな気がしたので、

 

冷蔵庫を掃除するときに利用していた

エタノールで除菌しながら

カビ取りを実施しました。

 

掃除の仕方は、使わなくなったタオルにエタノールを染み込ませて、

フローリングの表面をこすり洗いするやり方です。

 

 

エタノールでフローリングの掃除をした結果ベタつきは取れた

エタノールでフローリングの表面の汚れが取れて、

ベタつきも解消してよかったというのが

最初の印象です。

 

ただし、残念なことに、木部の奥深くまで染み込んでしまった

カビの黒ずみ、シミまでは落とすことができませんでした。

 

ということで、一旦、フローリングのエタノール掃除は

一旦終了をしました。

 

数カ月後、フローリングが白くなって劣化が目立つように

フローリングをエタノールを使って拭き掃除をしてから、

半年程度経過してみると、

 

フローリングが一部、反り返って浮き上がるようになっていました。

竹製フローリング 劣化

さらに、エタノールを使って汚れを拭き取りした部分は

白っぽく色落ちしてしてしまいました。

 

画像をみても、明らかにもともとの薄茶のフローリングの色合いが

落ちてしまい、白いまだら模様になってしまったことがわかります。

 

しかも、白く色落ちしただけであればいいのですけれども、

部分的に歩くとややふにゃふにゃして、

 

本来は強い強度を持っていると言われる

竹製のフローリングの強度がガタ落ちになってしまいました。

 

ということで、表面の汚れを落とすことには成功したものの、

エタノールの拭き掃除をしたことで、

竹製フローリングの劣化を進めてしまうことになってしまいました。

 

フローリングの掃除にエタノールの使い方には注意をする

エタノールをフローリングには使ってはいけない

ということではないものの、

 

少なくとも、竹製のフローリングには使うときは

注意が必要であることがわかります。

 

エタノールは揮発性が高いので、すぐに蒸発します。

 

すぐに蒸発するものなので、フローリング材にエタノールは

乾燥したら残らないだろうと甘く見ていました。

 

どうしてもフローリング材にエタノールで掃除をしたいというときには、

程々の面積にするか、

 

程々の量のエタノールで表面の軽い拭き掃除程度にしておいたほうが

無難です。

 

フローリングに染み込んだカビを取りたいがために、

本腰を入れいてエタノールをじゃんじゃん使って

掃除をした副作用がでてしまいました。

 

今後、フローリングを張り替える事になりそうです。

 

フローリングの劣化は取り切れなかったカビが原因かもしれない

フローリングが白くなってしまって色落ちしたり、

浮き上がってしまったりしたのは

明らかにエタノールの使いすぎであるという印象です。

 

しかし、フローリングの強度が一部落ちているところがあるのは

取りきれなかったカビのシミが残っている部分なので、

 

死滅していないカビによって腐食が進行した

可能性が否定できません。

 

今の時点ではフローリングの劣化に

とどまっていますけれども、

 

フローリングの下にあるネダや

更にその下にある土台などの主要構造部に

カビが入り込んでしまうと

家自体の寿命にも関わってくる恐れを感じました。

 

私のように、フローリングのカビを取りきれなかったときには、

 

予算的に無理がないようなら

フローリングの張替えをするべきだと思います。

 

私の場合は今後、フローリングを上張りすることも視野にいれつつ、

応急措置として、アサヒペン 油性ユカ用ニスを塗ってみました。

 

参考記事⇒ダイソーの水性ニスはフローリングには使える?油性床用ニスと比較

 

フローリングの貼り替えではなく、掃除で落としたいとき

フローリングのカビ取りについて、

エタノールに代わる、

 

有力な洗剤は特に思い浮かびません。

 

カビのはなし: ミクロな隣人のサイエンス

という本では、

 

化学的にカビを制御する殺カビ剤として、

 

  • アルコール系ではエタノールとイソプロパノール(エタノールより作用が強い)
  • 酸化剤薬剤としては過酸化水素水(オキシドール)と過酢酸
  • 塩素系では次亜塩素酸ナトリウム(塩素系漂白剤)
  • 医療用消毒剤として利用されるクロルヘキシジングルコン塩酸

 

といったものが紹介されています。

 

ただし、どの殺カビ剤も漂白作用がありそうで、

エタノールよりもフローリングを白くしてしまう

危険性があります。

 

実際には、やってみないと判断ができません。

 

 

カビは胞子を部屋中に巻き散らかしてきます。

 

フローリングに生えた、カビの原因が室内のエアコンなどにあるような場合なら、

間違いなくハウスクリーニング業者に

依頼したほうがいいといえます。

 

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ