小林麻央も好きな飲酒と乳がんに関連性あり!体を冷やすアルコールに注意を!
AFPの報道によると、仏パリ(Paris)で開催の「世界がん会議(World Cancer Congress)」で
2016/11/2に報告された内容は次のようなものでした。
2012年に飲酒が原因で発生した新規がん患者は70万人以上で、
がん関連の死者も約36万6000人に上るとする調査データが発表された。
なんと、飲酒(アルコール類を飲むこと)と発がんとの
関連性が高いという評価結果が改めて示されました。
特に、乳がんと大腸がんでの発症リスクが
高まると指摘しています。
乳がんで闘病中の小林麻央さんも
アルコールは飲まないという人ではなく、
好きなお酒もあるくらいにお酒をたしなむ人です。
アルコールと乳がん、大腸がんとの関連性が高いと評価結果が出た!
アルコールと乳がんや大腸がんとの関連性が高いことが
世界がん会議で改めて報告されたのですけれども、
日本でも以前から、アルコールと乳がんとの因果関係はあると
指摘しています。
お酒は飲まないという人と比較して、毎週エタノールを150グラム以上飲む人の
乳がんの発症リスクは明らかに高くなることが分かっています。
ちなみに、エタノール換算で150gに相当する飲酒量とは、
日本酒なら約7合、
ビールなら大瓶約7本、
ワインなら約14杯(1杯120ml)、
ウイスキーならダブル約7杯
というのが目安です。
ほぼ、毎日お酒は飲むという人は、該当しそうな基準ですね。
また、アルコールを時々たしなむ程度や
適量と言われる量でも、乳がんの発症リスクが高まることが
わかっています。
乳がんと飲酒の関連性については、
国立がん研究センターの調査結果が
http://epi.ncc.go.jp/jphc/outcome/373.html
から閲覧可能です。
飲酒と乳がん発症のメカニズムは?
飲酒をすると乳がんになるリスクが高まっているのかについては、
説はあるものの、明確な仕組みはわかっていないのが現状です。
あくまでも、追跡調査の統計的に
いえる傾向として飲酒と乳がんとの因果関係はあるという
ことが分かっているということです。
アルコールがガンを発症する仕組みについては不明!漢方的に考えれらることは?
アルコールはついつい必要以上に水分を多くとってしま意がちになります。
漢方的には、水分が体の中で多くなりすぎると水毒といって、
病気の原因になると考えています。
がんだけではなく、パニック障害などのうつ病も
水分の取り過ぎや体を冷やすことで発症するという
考え方があります。
イシハラクリニック医院長の石原先生の本【「水分の摂りすぎ」は今すぐやめなさい】
でも、病気の原因は水分のとりすぎであると警告しています。
アルコールで体内の水分が多くなるだけではなく、
特に、ビールとウイスキーは体を冷やすために、
免疫力もダウンしてしまいます。
※免疫力は体温が1度下がると3割ダウンする
結果的に、がんの発症リスクも高まるということが
言えるわけです。
水分の摂りすぎとパニック障害については、
⇒小林麻耶 カフェインを断つ!コーヒーの飲み過ぎはパニック障害に悪影響!
をご参照ください。
小林麻央さんも飲酒経験はあり
小林麻央さんもかつて、元気なときには白ワインなどの
アルコールをよくたしなんでいることをブログなどで
紹介していました。
アルコールの中では、
カシスソーダや梅酒が好きだそうですね。
体を温めるアルコール類は?
飲酒は日本酒だろうが、ビールだろうがエタノールを
含みますから発がんリスクは高まることには変わりはないと
現時点ではいえるかもしれません。
しかし、体を温めることで免疫力はアップするので、
体を温めるアルコールであれば、
飲みすぎなければ体にいいということも
言えなくはありません。
体を温めるアルコール類としては、
日本酒と赤ワイン
であると石原先生は著書で紹介しています。
簡単に飲酒や過度な水分の摂りすぎもやめられないものですが、
石原先生の本を読むと少しは控えようとする気持ちが
わいてくるかもしれません。
健康管理の意味でも一読をお薦めします。
遺伝的にアルコールに弱い人はがんのリスクも高い
アルコールを浴びるように飲んでも、
体質的に酒に強い人が飲んでも影響は小さいようなのですけれども、
お酒が弱い人がアルコールを飲むことががんの発症要因には
なりえると指摘されています。
つまり、毎日同じ量のアルコールを飲む人でも、
がんになるかどうかは、アルコールに対する
分解能力の違いにもよるというわけです。
お酒が弱いのに無理して飲むのはよくないことがわかります。
アルコールを分解する過程でできる物質には発がん性があるために、
遺伝的にアルコールが弱い人が
飲酒を継続するのは発がんリスクが高まります。
小林麻央さんのように、交友関係の広い人は、
お酒の席も増える傾向にあるかもしれません。
大切な付き合いと言っても、飲めない、弱い人の場合は、
ノンアルコール飲料をおすすめします。