ふきのとう 栄養はあっても発がん物質があるため動物も食べない?



3月になると春めいてきて、

雪国でもそろそろ、雪解けした場所から

ふきのとうが芽吹き出します。

 

ふきのとうは山奥や小川沿いなどの

道端にも生えてきますので、

 

ヘルシーな感じがするのですが、

発がん物質が含まれることが知られているので

栄養成分がある反面、注意が必要です。

 

ふきのとう食べた感触は?

ふきのとう

春になってふきのとうが多く繁殖する場所に

住んでいても、

 

わざわざふきのとうを採って

食べる人は少ないのが現状のように思います。

 

田舎の山奥でも畑でおいしい野菜が栽培できるので、

ふきのとうを敢えて、食べる必要がありません。

 

野菜は買わないと食べられないという人にとっては、

自然発生的に芽吹いてくるふきのとうは

 

公道付近で他人の敷地ではない場所で

自由にとれるメリットがあるせいか、

 

野菜代わりに食べようとする人もいます。

 

私も、ふきのとうを食べる習慣はなかったのですが、

過去に1度だけ、

 

「お湯で茹でて、ポン酢で食べると美味しい!」

と言う口コミを信じて、

 

実際に食べてみました。

 

山奥でとってきたはずのふきのとうも

ゴミや虫がついていたりして、

 

しっかり水洗いが必要でした。

 

ゆでてポン酢で食べてみましたけれども、

あまり好きになれず、

 

その後は食べていません。

 

食べたあとに何らかの効能を感じたということも

特にはなかった気がします。

 

ふきのとうは動物も食べないのは発がん物質のため?

ふきのとうには、ピロリジジンアルカロイドという

発がん性物質が含まれることが知られています。

 

肝中心静脈血栓症や肝癌を引き起こす。

そのため、ピロリジジンアルカロイドを含む薬草(ヒレハリソウやフキタンポポ)やある種の中国の薬草の使用、

純粋エキウム蜂蜜(ブルガレ、プランタギウム)にはリスクが伴う。

フキやツワブキを食する際に灰汁抜きが必要な理由でもある

ナルトサワギクなどは、

これを食べた家畜が中毒死したなどの報告がある。

出典:ピロリチジンアルカロイド

 

ですから、ふきのとうを生で食べるのは厳禁です。

 

私が人づてに聞いた「茹でてポン酢で食べる」

といったように、茹でることでアク抜きをしないと

危険です。

 

牛などの家畜がふきのとうを食べないのは、毒性のある

発がん性物質を嗅ぎ分けていると推測できます。

 

有毒部位

有毒!注意!危険植物大図鑑によると、

フキの有毒部位は、

  • 葉と茎
  • 根と地下茎
  • 果実と種子

と表示されています。

 

フキはどの部分をとっても有毒成分が含まれています。

 

危険植物の本には、フキ以外にも有毒性がある植物、雑草が掲載されているので、

参考にしてみてください。

 

 

ニラに似た植物で毒性のあるスイセンは動物も食べない!

春になると雪国でもニラが畑に生えてきます。

 

そして、春といえば、スイセンも咲く季節です。

 

ニラは健康維持には最高の食材ですが、

スイセンは毒性がある植物で

食べられません。

 

スイセンの葉はニラとにているために

誤って採取して食べてしまったり、

 

誤って道の駅などに出荷されたものを食べてしまうことで、

嘔吐、発汗、下痢、頭痛などの症状を発生する事故が

報告されています。

 

誤って食べてしまうのは人間だけで、

畑をやっている人は知っているかもしれませんが、

 

ネズミやモグラなどの動物は野菜を食い荒らすことがありますが、

スイセンを食べることはありません。

 

家畜がふきのとうを食べないのと

にている気がします。

 

ふきのとうに栄養があるのは間違いない?

ふきのとうには、

 

  • 食物繊維

 

  • たんぱく質
  • 脂質
  • 炭水化物

 

  • βカロテン
  • ビタミンC
  • 葉酸

 

  • カリウム
  • ナトリウム
  • カルシウム
  • マグネシウム
  • リン
  • 亜鉛

 

などの栄養成分があることが

日本食品標準成分表には記載されている通りで、

 

ヘルシーな側面もあります。

 

ただし、動物が生の状態では食べようとしないものであることには

注意を払う必要があります。

 

がんなどの病気を予防する食材とは

東洋医学の専門家で医学博士の石原結實先生の本には、

体を温める働きがある野菜を中心にした食材が豊富に

 

紹介されています。

 

作家の林恵子さんは夫がステージ4の食道がんにかかりながらも、

抗がん剤をやめて

 

漢方薬や健康によい食材などを取り入れることで

がんを消滅させた体験を持ってます。

 

林恵子さんの著書

増補決定版 がんが消えた奇跡のスムージーと 毎日つづけたこと (宝島SUGOI文庫)

の中ではガンが消滅する過程で、

 

石原結實先生の「体を温めると病気はかならず治る」という本を

参考図書として活用したことが

紹介されています。

 

わらびやふきのとう、といった発がん性のある物質を

含む食材はできるだけ避けて、

 

免疫力を高めるような食材を中心に

取り入れたいものです。

 

 

 





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