フコク 株主優待=新潟県小国町産 棚田米の味はどう?口コミを紹介
株式投資をしていると株主優待をいただけることがあります。
株主優待の商品が魅力的であればあるほど、
優待狙いで人気株になったりもします。
優待の中ではお米というのは
いまいちぱっとしない気もしますが、
日々の主食を調達するという意味では、
お百姓さんでなければ欲しいという人も
いるというわけです。
お米の株主優待を設けている企業の中で
埼玉県上尾市に本社があるフコクという
自動車部品関連の会社があります。
フコクの株主優待は新潟県小国町産(棚田米)コシヒカリと
なっています。
実際にフコクから小国町産(棚田米)コシヒカリが
届いたので本当においしいお米なのか
口コミをシャアしていきたいと思います。
フコクの株主優待=新潟県小国町産(棚田米)が提供
フコクでは、埼玉県内にある老舗のお米商社を通じて、
株主優待品である小国産のコシヒカリを調達しています。
フコクがビジネスで稼いだ収益を地元の会社へ還元して
埼玉県にお役に立っていきたいという
願いが感じられます。
さらには株主のことも考えて、
簡単には手に入らない棚田米を
優待として提供しようというわけですから、
わずかに2キログラムとは言え、
大変ありがたいことなのです。
新潟県小国町は長岡市内でも超山奥に!棚田米しかできない理由が
小国町は市町村合併で今では長岡市と呼ばれるようになった
地域です。
しかし、地域名としては今でも、
長岡市小国町という表示になっているので、
小国町という地名が消滅したわけではありません。
そして、この小国町ですけれども、
新潟県の第二の都市である長岡市とは名ばかりで、
本当に山奥にあるのです。
長岡市のど真ん中なら花火大会や宿泊施設も多いですし、
関越自動車道長岡ICがあるので、
行ったことがある人も多いはずです。
しかし、小国町は長岡市から十日町市に向かう途中にある
山深い場所で、
ラーメン屋もあるかどうかといったところです。
ですので、雪は十日町市や小千谷市並に多く降りますし、
平坦地が少ないのが特徴で、
町が栄えているというより
衰退する過疎地といった感じなのです。
ということで、広々と広がる田んぼがあるというような場所ではなくて、
仕方なく斜面を利用して棚田で米を作るというような
場所であるわけです。
小国町産のコシヒカリがうまい理由は水と空気と寒暖差に
小国町には人があまり住んでませんし、空気も水も
汚染されていません。
冬は大雪になるので、
田んぼは春になると雪解け水によって豊富なミネラルを
溜め込みます。
夏でも涼しいとは言えませんけれども、
ある程度の寒暖差はあるので、
米も美味しくなるというわけです。
小国町は十日町市にも隣接する豪雪地帯で雪の恵みで米もうまい
新潟では南魚沼産のコシヒカリがおいしいと言われますけれども、
十日町市でもコシヒカリが栽培されていて、
米がうまい地域として知られています。
小国町は十日町市川西町と隣接するので、
米は間違いなくうまいはずなんです。
実際に、十日町市産のコシヒカリを食べたことがあるのですが、
めちゃうまかったです。
あきたこまちの2倍以上の価格で
取引されるのもうなずける味でした。
フコクの株主優待で送られてきた小国産コシヒカリ 味の口コミ
よく、南魚沼産のコシヒカリやおかずが無くても
おいしいとか、冷めてもおいしいといいます。
期待に胸を膨らませて、フコクから株主優待で送っていただいた
小国産のコシヒカリを実際に食べてみました。
結論としては、「普通の米」という
感じが否定できません。
ちなみに、私がいつも食べているのは
特Aランクのあきたこまちです。
米をかんだ時の甘み、
コシのある米をかんだ時の旨味が
良いコメからは伝わってくるのですが、
フコクから送られてきたお米は、
スーパーでよく売っているレベルのお米という感じであったのが
残念なところでしょうか?
細かいことを言うと、米粒も粒ぞろいという
わけではありませんでした。
まずいということではないものの、
特Aランクのコシヒカリを期待していただけに、
みんなに知らせなければというほどではない感じなのです。
実際に家族にも食べてもらったのですが、
「うまい、なにこれ!」という言葉は
でてきませんでした。
ということですので、
フコクの株主優待で棚田米だからということで
あまり期待はしないほうがいいかもしれません。
あくまでも、フコクという企業の魅力に対しての
投資をしていきましょう。
株主優待はあくまでもおまけですので。
補足しておきますけれども、フコクからいただいた
お米についての評価は辛口になりましたけれども、
新潟県小国町のお米がいまいちだとは
思っていません。
小国町からトンネルを抜けたところにある
十日町市のササニシキは絶品でしたので、
当たり外れの問題なのかもしれません。