「呼び寄せ高齢者」が一戸建てからマンションに移住して後悔した理由とは?



NHKテレビ「クローズアップ現代+」では、

「ふるさとの親どう支える?~広がる“呼び寄せ高齢者”~」

と題する番組が2016年6月20日(月)に放送されます。

 

「呼び寄せ高齢者」とは、故郷に住む年老いた父、母、

など、親を子供が自分が住む街に呼び寄せて

 

近所に住む方法で長年住みついてきた、故郷の実家から離れて

住むお年寄りのことです。

 

NHKが問題提起しているように、

ふるさとの親を近くに呼び寄せることは

必ずしも親孝行にならない場合もあります。

 

むしろ、呼び寄せられた高齢者の側が、

故郷の一戸建てを売却して、マンション住み替えたことを

後悔して、元の故郷に帰っていく事例を紹介します。

 

 

「呼び寄せ高齢者」とは?

NHKは時代の流れをうまくつかんでいると思うのが

「呼び寄せ高齢者」という言葉です。

 

両親を故郷に残している皆さん、知っていますか?

「呼び寄せ高齢者」という言葉を。遠く離れた子供に呼び寄せられ、

見知らぬ土地へ移住する高齢者のことです。

いま全国各地から、75歳以上の高齢者が首都圏におしよせ、

入居者の8割が県外からという高齢者用住宅もあるほど!

さらに、いまのトレンドは、「同居」ではなく「近居」。

スープのさめない距離に呼び寄せ、互いに行き来します。

ふるさとの親を支える、新たな選択肢「呼び寄せ高齢者」、その実態はいかに?

出典:「ふるさとの親どう支える?~広がる“呼び寄せ高齢者”~」

 

故郷に年老いた親を残して離れて暮らす人たちなら

日々、自分が実家に帰るべきなのか、親を呼び寄せるべきなのかを

考えているのではないでしょうか?

 

子供が親を近くに呼び寄せる提案を受けて、一戸建てを売却しマンションに住み替え移住した事例

一般的には介護が必要な親や将来介護の心配がある親を

近くに呼び寄せることは親孝行に見えます。

 

少なくとも、「近くに住まないか?」と言ってくれない子供よりも

近くに住もうと提案してくれる面倒見のいい子供のほうが

 

見た目には、親孝行に見えます。

 

実際に、子供が住むマンション内で、中古マンションの売り物が出たときに、

子供が親をスープの冷めない距離に呼び寄せるためにと思って購入を決意。

 

その後、故郷の親も子供の考え、気持ちを受けて、

長年住み続けてた一戸建てを売却しました。

 

中古マンションのリフォームの手配まで、子供が

してくれる親孝行振りでした。

 

子供が暮らす同じマンションに移住して「呼び寄せ高齢者」が後悔した理由とは?

子供たちや孫が住む同じマンションに引っ越してきて、

週末には一緒に食事をするようになりましたが

 

夫婦二人で平日は、マンションに閉じこもった生活になりました。

 

年配夫婦の話し相手が、母親からすると、毎日、自分の夫だけというのが

孤独、孤立でもあり、地獄のような苦痛を感じていました。

 

故郷の一戸建てに住んでいた時には、

ご近所付き合いがあり、

 

ご近所の人たちとの交流や日々の挨拶で

精神的に支えられていたいい人間関係があったことに気づいたのです。

 

長年住んだ、生まれ故郷には、コミュニティーがあって、

同じ集落の人たちとの交流がどれだけ

 

助け合いの精神で形成されていたのかに

気づいたのです。

 

住み替えたマンションには子供や孫はいますが、

ご近所づきあいは一切ありませんし知り合いも0です。

 

マンション暮らしの孤独感は牢屋に入っているような地獄であることに

後悔して、

 

生まれ故郷で子供たちからは離れていても、

地域の人たちとの触れ合いがある元の場所へ帰ることを決意しました。

 

親を「呼び寄せ高齢者」として移住させるときの注意点は?

故郷の親を自分が住んでいる同じマンション内に済ませるというのは

親にとっても子供にとってもベストの選択のようにも見えます。

 

高齢者にとって冬は特に寒い一戸建てより、

暖かいマンションのほうが快適に暮らせます。

 

半面で一戸建てでの暮らしではご近所付き合いが

あってコミュニティが形成されているので、

 

自分の親が故郷でご近所の人たちのおかげで

生き生きと生かされているという点にも注意を払いましょう。

 

 

⇒一戸建からマンションへ住み替えて後悔した事例=「下神白団地の人々」とは?

はコミュニティ自体が崩壊しかけそうになった事例です。

 

同居も嫌だし、近くに離れて暮らしてもらうという子供側の考えは

呼び寄せられた高齢者にとって

 

孤独を募らせて精神的に参らせてしまう原因にも

なりかねません。

 

一方で、親が自ら進んで子供の近くへ行きたいというケースは

後悔するケースは少ないですね。

 





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