一戸建からマンションへ住み替えて後悔した事例=「下神白団地の人々」とは?




下神白団地の人々」という放送は富岡町、大熊町、双葉町、浪江町から

避難生活をする人たちの人間模様を取材したドキュメンタリです。

 

下神白団地は鉄筋コンクリート造5階建てという造りで、

賃貸マンションや分譲マンションと同じです。

 

建物自体はとても住みやすそうに見えるのですが、

一戸建てでの生活からマンション暮らしになって

孤独な生活がライフスタイルになることがあぶりだされました。

 

避難生活ではなくても戸建てに住む高齢の親を呼んで

近くのマンションに住み替えることは

 

果たして年配の人たちにとって後悔はないのでしょうか?

 

 

下神白団地とは?

2015年2月にいわき市に原発事故の避難者が入居する

県営住宅が完成しました。

 

下神白の読み方は「しもかじろ」です。

 

住所、所在地は「いわき市小名浜下神白

という地名です。

 

県営下神白団地に入居した人たちとは?

県営下神白(しもかじろ)団地に入居できるのは

被災した地域でも、第一原発に近い四つの町、富岡、大熊、双葉、浪江

の人たちが対象になります。

 

実際に入居した人たちは年配の人たち、高齢者が多く状況でした。

 

一戸建てを新天地で購入することもできるのですが、

金銭的な問題があって入居したということではなく、

 

戸建てを新築することは断念して年齢的に終の住み家として選んだのが

鉄筋コンクリート造、マンション造の下神白団地ということです。

 

下神白団地というマンション暮らしに高齢者は戸建てと比較してどう感じているのか?

 

富岡町などで一戸建てで暮らしていた時には

地域のコミュニティが機能していて

 

地域の人たちの支えの中で暮らしていたのでしょうけれども、

マンション暮らしになると孤立する傾向があります。

 

下神白団地というマンション暮らしは戸建てで暮らしていた時と比べて

満足度は高くないようですね。

 

防音効果や気密性は高いでしょうけれども、

田舎で一戸建てで暮らす人間関係が遮断されかねません。

 

朝起きて、夜寝るまで誰ともしゃべらない一人暮らしの老人から、

夫婦二人なら、夫婦二人だけの会話しかない生活になります。

 

一戸建てでの生活なら近所の人とのつながりの中で

孤立しなくても済んだはずなのに。

 

マンション暮らしになることで、

どれだけ富岡町の一戸建て生活が

精神的に充実していたかがわかります。

 

コミュニティーがあった一戸建てからマンションに住み替えを後悔する場合とは?

下神白団地に住む人たちのことは他人事ではありません。

 

東日本大震災というきっかけがあって、

たまたま、双葉郡の戸建てには住めなくなって

マンション暮らしになったということです。

 

住み替える理由は人さまざまでも、

積極的に戸建てからマンションへ住み替えた時に、

 

引っ越してみて気が付くのはマンションが快適かどうかではなくて、

マンション暮らしに人と人とのつながりがないことに気が付くと、

 

戸建てからマンションへ住み替えたことが失敗だったと

後悔して元住んでいた戸建てがある地域の人たちのところへ

帰っていく人も稀にはいます。

 

下神白団地の人たちは故郷のある場所が帰れない場所だから

後悔するということではなく、

味気なさをひたすら感じて我慢している現状があるでしょう。

 

⇒田舎への移住が失敗しない事例は生甲斐を実現できたとき

 

マンション暮らしが孤独にならないように

集会場に皆で集まってつながりを持とうとすることは

 

戸建てに住んでいた人たちならではの特徴的な

行動です。

 

 

 

 





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