違法建築になったら横浜市都筑区マンションの資産価値や価格推移はどうなる?
横浜市都筑区大型マンション傾き問題で、
「杭(くい)」のデータが改ざんされていた
不正が発覚し、
横浜市は売主の三井不動産の販売代理であった
三井不動産レジデンシャルからの
報告内容を踏まえ、
今後の行政指導などの、
対応を検討しています。
また、国土交通省も宅建業法違反の
可能性があることで
行政指導の可能性を
示唆しています。
横浜市都筑区にある三井不動産が販売したマンション
「パークシティ LaLa横浜」は今後、欠陥が発見されると
違法建築マンションに認定される可能性があります。
現在「パークシティ LaLa横浜」というマンションを
新築時に売主の三井不動産から購入したり、
その後中古マンションとして購入して所有する
区分所有者である住民にとって
資産価値がどうなるのかが
気になるところです。
「パークシティ LaLa横浜」の資産価値や売却価格の
今後の推移について考えてみたいと思います。
三井不動産分譲・横浜市都筑区のマンション「パークシティ LaLa横浜」は建築基準法違反確定で、資産価値・価格はどうなる?
ゼネコン三井住友建設施工し、
三井不動産が売主として分譲した
横浜市都筑区にある
「パークシティ LaLa横浜」は
マンション施工時に
杭のデータ改ざんが原因で傾き、
不動産業者は建築基準法違反に
問われることになります。
建築基準法違反は宅建業である
三井不動産に対して、
建築業法違反はゼネコンの三井住友建設へ
業法上のペナルティーが
科せられることになります。
この建築基準法違反などに該当する法令違反の
マンションの資産価値が下落する
ことは間違いありません。
現在所有している区分所有者である
住民の方にとっては、
年数が経過すればマンションの建物部分について
資産価値が目減りしていくのは
覚悟の上ですが、
違法建築に該当することで
資産価値が減少するのは耐えられないでしょう。
資産として所有する方以外に、
転勤などの都合で
売却をする必要がある方にとっては、違法建築であることが原因で、
売却価格の下落につながります。
資産価格、売却価格に影響を及ぼす要素は何?違法建築は影響が大きい!
「パークシティ LaLa横浜」については、
傾きが発覚し問題が報道されるまでの1年間で
約15件前後の数が売買されています。
マンションの売却時に
価格の決定要因は
- 部屋の向き、
- 大きさ(面積)、
- 間取り、
- 階数や眺望、
- 使用状況、
- バルコニーが1面か2面か、
- ルーフバルコニーはあるのか
などによって変化するでしょう。
これは同一マンション内での比較をする
場合の要素ですが、
その他には
「隠れた瑕疵はないのか」
ということも問題になります。
「パークシティ LaLa横浜」については、
杭の打ち込みについて強固な地盤まで
到達していないことによって
傾きが発生し、瑕疵が発覚しました。
瑕疵が発覚する前は、隠れたる瑕疵が
三井不動産分譲の「パークシティ LaLa横浜」に
存在していたことになります。
今となっては、マンション全体が杭によって
支えられないことによる傾きのある
欠陥マンションのレッテルが張られました。
結果として、「パークシティ LaLa横浜」を
- 傾きがないマンションとの比較
- 傾きがあったとしても違法建築ではないマンションとの比較
の2点において比較されると、
売却価格は値下がりします。
売却しない人にとっても資産価値が
目減りすることになります。
「パークシティ LaLa横浜」は「ららぽーと横浜」隣接マンションの好立地が資産価格にも影響している。
マンションが傾いたことと、
建築基準法違反に該当することで、
違法建築物に該当することで、
残念ながら「パークシティ LaLa横浜」の
資産価値は下落します。
ただし、価格が安くなれば買いたい人は
多い好立地であることは間違いありません。
三井不動産が運営する大型商業施設である
「ららぽーと横浜」に隣接するからです。
建物は時間の経過とともに劣化して
いずれは建て替えの時期も来るのですが、
ららぽーと横浜に隣接することで、
買い物の利便性の面では、
一定の資産価値が維持されるでしょう。
違法建築マンション「パークシティ LaLa横浜」も三井不動産と旭化成の対応の仕方によっては資産価値は維持される?
三井不動産は問題解決の為に、買取保証を含めて、
全棟建て替えの負担をすることで
住民に対して、理解を求めてくるでしょう。
杭の施工を行った旭化成子会社の
旭化成建材が親会社と一体になって、
三井不動産へ最大限の協力をするようであれば、
一旦、違法建築物は解体されて
建て替えられることによって
- 築年数が新しくなる
- 水回りなどの設備が最新式になりグレードアップする
などの点では、
現状のマンションの資産価値が
維持されるか
マンションの資産価値は上昇する可能性も
あるでしょう。
建て替えをするまでの間は
別の場所で暮らす不便さはあるのですが、
建築に要する期間を我慢すれば、
資産価値については意外と
いい結果につながる可能性も
残されている気がします。
三井不動産分譲の「パークシティ LaLa横浜」の資産価値や価格推移を考慮した売り時や方法はどうすればいいのか?
今の違法建築状況で不動産業者に買取を
依頼すると、大幅な安値になりますので、
売却を考えていた人にとっては
重大な時期です。
三井不動産に買取を依頼するのが
最も効果的な対応策になるでしょう。
なぜなら、住民からの提訴があれば、
分譲時の売主は買戻しを
迫られる可能性が高いからです。
建築基準法違反に該当するマンションを
購入してしまい、
「三井に騙された、悔しい」
と思っている人も、
冷静に、損得勘定をしてみる
時期かもしれません。
三井不動産側が傾斜して欠陥マンションとなった横浜市都筑区「パークシティ LaLa横浜」を買取提案に関する記事はこちら!
からご覧ください。
予想通りの展開で、住民が持つ、資産価格の下落、売却価格の下落の心配について、
対策を打ってきた点は評価できます。
タグ:価格, 横浜市都筑区マンション, 資産価値, 違法建築