日本電産創業者=永守重信会長は息子を後継者にしない!社内の評判が高まる経営?
もしも、工学系の能力が高くて、モーターなど動くもの回転するものに
興味があるなら、日本電産に就職をお薦めしたい。
年収がいいからというよりも、働きやすさがあって、
頑張りがいがあるからです。
その理由は日本電産の創業者である
永守重信会長は同族経営禁止方針をとっていて、
息子には日本電産の後継者にはさせないという
方針を貫いているからです。
社内の経営者に対する評判が高い企業は強いです。
日本電産創業者の永守重信会長は同族経営禁止方針で息子は後継者にはならない!
夢が達成できたら、後継者に道を譲ろうと思っています。
世襲は禁止しているので、息子たちには継がせません。
息子たちにも小さい頃から
「お前たちの将来の仕事はお父さんの会社とは関係ないから、
自分たちで会社を作って経営者になれ」と言っています。
日本の大企業のトヨタですらも、創業家一族(豊田氏)がいまだに、
社長を務めている状況がある中で、
中小企業ならなおさら、会社を継ぐのは息子なり娘で、
世襲が多い状況です。
永守会長率いる日本電産の経営方針は、日々夢中で働く社員の
気持ちを理解してくれているとも解釈できます。
大変好感が持てますね。
息子が日本電産幹部にならないことは社内の評判を高め、市場の評価も高まる!
永守社長には息子さんが二人いらっしゃいます。
お二人とも、父の教育方針通りに会社経営者になっています。
しかも、長男の永守貴樹氏は「激落ちくん」でも知られる
東証一部上場企業のレック(コード7874)の代表取締役社長を
勤めていることでも知られています。
日本電産の永守社長くらい偉大な人が
息子が優秀だから経営陣に据えると判断すれば
社内の人たちも納得できるでしょう。
ただし、一般的には、社長の息子以上に
会社に貢献してきた人たちの目から見ると、
創業者一族が社内にいるというのは、
働きやすくはない状況になります。
日本電産 創業者の息子が父親の会社に入社してくるということを想像しても、
日本電産社員は気を使うことが創造できますし、
本当に実力で評価されるのかも疑心暗鬼になってしまいます。
永守社長は、後継者選びについては、
週刊現代の取材に次のように回答しています。
後継者は一番儲けてくれる人にしたいですね。
私としては世界最大のモーター関連会社を作り、
事業を残していきたいというのが目標ですから。
日本電産の社員にも浸透している考えかもしれませんが、
就職する側、入社してから夢中で働く上で、
やりがいがある会社ですね。
永守社長は「すぐやる、必ずやる、できるまでやる」
という名言で知られています。
そのためか、日本電産は強烈に働かされるイメージがある反面、
社員からの評判が高い会社なのではないでしょうか?
同族経営がダメだということではないですが、
より優れた人がトップに立っていくという
合理的な公平な人事がある日本電産なら、
カリスマ経営者が一線から退いても
成長する企業になっていくのではないでしょうか?
日本電産同様にグローバルでニッチ分野でトップを目指す日東電工については、
⇒日東電工 早期退職してわかったブラックではない実態!就活生は収入相応の働きは必要!
をご参照ください。