曙ブレーキ 倒産どころか年収もそこそこ!必読書「みんなが知らない超優良企業」の1社!



曙ブレーキ工業は業績が低迷しています。

 

安倍政権が発足後のアベノミクス相場では

自動車関連企業は円安メリットなどの恩恵で

業績もよく株価も堅調に推移してきました。

 

なのに、曙ブレーキは倒産についての噂が出るなど、

残念な状況です。

 

就活生や投資家に企業選びの参考になる本として、

みんなが知らない超優良企業」には、

 

将来性のある分野や業種はどこなのかが

解説されています。

 

そして将来性のある事業領域で高いシェアを持っている

 

知られざる超優良企業が250社紹介されている

就活生や投資家の必読書といっていい本です。

 

曙ブレーキは超優良企業として紹介された250社のうちの

1社で、年収も悪くはありません。

 

 

 

就活生、投資家は超大手上場企業狙いだけではなく、「みんなが知らない超優良企業」へも目を向けたい!

新卒の就活生なら、会社四季報に掲載されている

上場企業の中でも、できるだけ大きな会社へ就職したいと

 

考えるのは無理はありません。

 

日経平均採用銘柄に指定されている大企業や

トピックスコア30にあるような大企業なら安心感や

魅力を感じるのは当然です。

 

参考までにトピックスコア30とは、

次のような企業が採用されていいます。

 

  1. 2914 日本たばこ産業
  2. 3382 セブン&アイ・ホールディングス
  3. 4063 信越化学工業
  4. 4502 武田薬品工業
  5. 4503 アステラス製薬
  6. 6501 日立製作所
  7. 6752 パナソニック
  8. 6758 ソニー
  9. 6902 デンソー
  10. 6954 ファナック
  11. 6981 村田製作所
  12. 7201 日産自動車
  13. 7203 トヨタ自動車
  14. 7267 本田技研工業
  15. 7751 キヤノン
  16. 8031 三井物産
  17. 8058 三菱商事
  18. 8306 三菱UFJフィナンシャル・グループ
  19. 8316 三井住友フィナンシャルグループ
  20. 8411 みずほフィナンシャルグループ
  21. 8604 野村ホールディングス
  22. 8766 東京海上ホールディングス
  23. 8801 三井不動産
  24. 8802 三菱地所
  25. 9020 東日本旅客鉄道
  26. 9022 東海旅客鉄道
  27. 9432 日本電信電話
  28. 9433 KDDI
  29. 9437 NTTドコモ
  30. 9984 ソフトバンク

 

日本を代表するそうそうたる

顔が良すぎる大企業です。

 

ノーベル賞を受賞した島津製作所の田中耕一教授は

ソニーを就活時に不採用になっているのですから、

 

いかに大企業への就職は難関であるかがわかります。

 

目先を変えて、現実的に入社可能な企業で、

大企業ではないけれども将来性がある有望な企業を

発掘する手段として、

 

新しいニッポンの業界地図 みんなが知らない超優良企業

(講談社+α新書) 新書 田宮 寛之 (著)

 

を紹介したいと思います。

 

倒産の噂もある曙ブレーキが「みんなが知らない超優良企業」の1社に登場!

曙ブレーキの業績低迷は長らく続きすぎて、

投資家もうんざりしているはずです。

 

業績低迷の原因は当初、仕事の受注の不規則性による

人件費の圧迫なども伝わりました。

 

裏を返せば、残業代などをきっちりと支払う

立派な会社ともいえるので、

 

従業員にとっては悪くない企業風土があるとも

言えるでしょう。

 

事実、福利厚生は充実していて、

転勤に伴う費用や転居先での家賃は

 

かなりの額を負担してくれる企業です。

 

2015年、2016年3月期と連続赤字でしたから、

倒産の噂が出ても仕方ない状況です。

 

2017年3月期も黒字転換は微妙な感じで

病み上がりであることは事実です。

 

利益余剰金がマイナスになっていますから、

財務を改善することが今後の課題ではあります。

 

 

なぜ曙ブレーキが「みんなが知らない超優良企業」の1社として本で紹介されたのか?

曙ブレーキの強み、実は「みんなが知らない超優良企業」として

紹介されたのかは、著書を読んでみてください。

 

曙ブレーキだけではなく、上場企業や未上場企業の

隠れたる優良企業が紹介されています。

新幹線 車内

 

本のサブタイトルでは、「日本の当たり前が、世界の需要を産む」

という表題にあるように、

 

日本の新幹線技術は日本では当たり前だけれども、

外国人にとっては超高速で走る新幹線が、

 

窓辺に置いたグラスが一切揺れないことに

驚きを示すと言います。

 

日本の当たり前が、世界の需要を産む代表例として、

新幹線関連企業を挙げています。

 

曙ブレーキは自動車メーカーへブレーキを納入しているのですが、

なんと、新幹線へもブレーキを納入している実績があります。

 

しかも、ブレーキの世界シェアも高い!

 

曙ブレーキは売り上げは1兆円どころか、

3000億円弱の企業で大企業とは言えないかもしれませんが、

 

東証一部に上場しています。

 

本社所在地は

「埼玉県羽生市東5丁目」ですから、

ちょっとショボイかも知れませんが、

 

多くのブレーキメーカーの中で、

新幹線に採用されるというのは中々大したものです。

 

実際にN700系新幹線には、

曙ブレーキの製品として

 

  1. 新幹線用ディスクブレーキ
  2. 新幹線用等面圧ディスクブレーキライニング

などが採用されています。

 

新幹線以外にも

  • 鉄道車両制輪子
  • モノレール用ディスクブレーキ

 

などの曙ブレーキ製品が採用されています。

 

多くの自動車メーカーにブレーキが採用されていますけれども、

ハイパフォーマンスカーへも搭載されていることから

技術力の高さを感じます。

 

 

曙ブレーキの年収は?

曙ブレーキの年収は会社四季報によると、

687万円(平均年齢42歳)という風に公表されています。

 

トヨタ自動車の平均年収838万円と比較すると、

たしかに残念なところですが、

 

将来性を託せるという意味では、

そこそこの年収であるとは言えるでしょう。

 

曙ブレーキは世界に工場を持っていますから、

海外転勤もあります。

 

仕事の厳しさもあるでしょうけれども、

その分、福利厚生と収入もしっかり得られ、

 

子供を産み育て家族や家を持てるような

会社です。

 

実際に「みんなが知らない超優良企業」として紹介されている企業は

著者によると、

 

福利厚生なども良い傾向があると

指摘されています。

 

「みんなが知らない超優良企業」を就活本として読むべき理由は?

 「みんなが知らない超優良企業」

では、今後大きく飛躍するであろう、ドローンの製造装置関連企業や

 

未上場企業ながら世界シェアが7割もある商品や

技術を保有する企業が掲載されています。

 

今後どの業種やどの分野に将来性があるのかを解説していて、

就活をするうえで業界研究をする参考になります。

 

志望動機も明確になるでしょう。

 

そして、今後将来性がある業界における

関連企業とその企業の商品がなぜ求められているのかも

丁寧に説明されていますので、大変参考になります。

 

新しいニッポンの業界地図 みんなが知らない超優良企業 (講談社+α新書)

という本は投資家にとっても非常に参考になる本として

お薦めです。

 

また、第二弾として執筆された

業界地図の見方が変わる! 無名でもすごい超優良企業 (講談社+α新書)

も読まないと

 

投資家なら大化け株できる

穴株を見逃すかもしれませんよ。

 

 





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2 Responses to “曙ブレーキ 倒産どころか年収もそこそこ!必読書「みんなが知らない超優良企業」の1社!”

  1. とり より:

    この記事を読んで思ったことは、高いシェア(?)を持っているのに赤字にしか出来ない無能さだと感じました。その高いシェアを勝ち取っている製品が、世界でどの程度の重要性があるのか、今後とも必要とされているのかを明確に教えて頂かなければ説得力の欠片もありません。

    • うはー より:

      まぁブラックじゃないってことだな
      会社の業績なんか俺ら従業員にはどうでもいいこと
      ちゃんとボーナスと残業代を出してくれればね
      確かに働きやすい会社ではあるから、後は幹部職に業績アップ目指して頑張ってもらわないとね

うはー へ返信する

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