敷居スベリはダイソーでは買えない?100均と川口技研どっちが安い?
「敷居スベリ」※は新築後、リフォーム後に引き戸の動きをスムーズにするために
なくてはならない必須アイテムです。
※「敷居スベリ」は川口技研の登録商標です。
私が仕事をしている和室の部屋にある障子の引き戸は敷居スベリが設置していないために、
ギシギシと音を立てていました。
摩擦が少なくなって軽い力で引き戸が動くようにしたいと思い立って、
しまってあった使いかけの川口技研製「敷居スベリ」を貼り付けてみたのですが、
必要な長さ分だけ残っていませんでした。
そこで、不足分の敷居スベリを100均のダイソー、セリア、キャンドゥで、
購入するために、店舗に行ってみました。
ダイソーには、敷居スベリは売ってなかった!
最初はダイソーに行ってみました。
ダイソーの大型店舗でしたので、もしかするとあるかもしれないという期待を持っていたのですが、
店内を隅から隅まで見て回っても敷居スベリはありませんでした。
「敷居スベリ」というネーミングは川口技研の登録商標となっていますので、
同じ名前のものはないとしても、同じ機能の商品で違う名前でも売っていませんでした。
また、ダイソーのネットショップでも取り扱いがありません。
ちなみに、過去には、ダイソーで
室内用 敷居すベ−るテープ(紙やすり付)
という商品が販売されていましたが、
現在は、販売終了となっています。
セリアには敷居溝テープがあった
セリアには敷居すべりがありました。
敷居スベリというネーミングではなく、「敷居溝テープ」と言う名前の商品で、
敷居スベリと同じ機能を果たすものです。
価格は、100円と消費税です。
セリアの敷居溝テープの長さや幅は?
セリアの敷居溝テープの幅は18ミリで、長さは1.8メートルの1種類だけです。
1.8メートルという長さは、ほぼ一間(1.82メートル)で、
窓が2枚分の幅の長さに相当します。
敷居のレールは通常2本あるので、一間の幅の敷居のレール1本分の
長さの商品を100円税別で販売しているというわけです。
川口技研の敷居スベリは1種類だけじゃない
本家本元の川口技研の敷居スベリなら、
一般向けの商品として、幅が18ミリのものなら、
- 3.8m
- 5.8m
- 8m
- 20m
と言ったラインナップがあります。
セリア敷居溝テープと川口技研の敷居スベリで厚みは?
セリアの敷居溝テープも川口技研の敷居スベリにも厚みについては数字での表示はないのですが、
テープの断面に指を当ててみた感触としては、
やはり、川口技研の敷居スベリのほうが厚みがありました。
ただし、厚みがあるからいいとは限らない商品だと思います。
厚みがありすぎると引き戸の上部の摩擦が
大きくなる可能性があるからです。
セリアの敷居溝テープと川口技研の敷居スベリの外観、模様や色は?
画像に写っているのは、左側が川口技研の敷居スベリで
右側がセリアの敷居溝テープです。
色合いは両方とも茶色系統でよくよく見てみるとたしかに違う事は分かる程度です。
模様についても両方とも摩擦を減らす意味でしょうけれども、
引き戸が動く方向に縦のストライプ模様となっています。
ストライプ模様が細かいのが川口技研で、
模様が荒いのがセリアの敷居溝テープです。
引き戸を動かした感じではそれほど大きな違いは感じられません。
キャンドゥにも敷居溝テープがある
自宅の近くにセリアがない場合は、もしもキャンドゥがあれば、
セリアと全く同一商品が購入できます。
株式会社モリトクが販売会社である敷居溝テープがセリアとキャンドゥで
購入ができるということです。
川口技研の敷居スベリと100均の敷居溝テープテープどっちが安い?
セリアで購入ができる敷居溝テープは18ミリ幅 1.8メートルで100円税別ですが、
川口技研の場合は、長さのバリエーションが
- 3.8m
- 5.8m
- 8m
- 20m
となっていて、販売価格もメーカーのカタログには希望価格が表示されていますが、
基本的には販売するお店によって価格はいろいろです。
Amazonの川口技研の敷居スベリ20メートルの商品を例にすると、
セリアの敷居溝テープの長さ1.8メートルの11.11倍ですので、
価格は100均の11.11倍(1111円税別)より安いか高いかで
1メートル単価が高いか安いかがきまるということです。
同じ程度の値段なら本家本元の敷居スベリを
選んでしまいそうです。
敷居スベリを楽天で探す から、コスパが高そうな商品を
探してみてください。
セリアの敷居溝テープと川口技研の敷居スベリ、なめらかに動くのはどっち?
川口技研の敷居すべりは貼り付けると障子の戸が非常になめらかに軽快に動くようになります。
戸を左右に動かすのが楽しくなるなるくらいに摩擦が少ないです。
では、セリアの敷居溝テープも、最初はそれほど変わりはないと思っていました。
でも、何度か開閉するときの戸の動き方のスムーズさを比較すると、
100均の敷居溝テープより、明らかに川口技研の敷居スベリのほうが
スムーズに動くのが感じられました。
1mあたりの単価の安さだけでは比較はできないものだと感じた次第です。
効果を重視するならやはり、本家本元の敷居スベリに
軍配が上がりそうですね。