森友学園が取得した国有地の場所は小学校以外の活用法があった!
森友学園が取得した国有地について安倍首相と
野党の論戦が繰り広げられています。
個人的には、安倍首相や昭恵夫人が
森友学園に便宜を取り図るほど、
器が小さい人ではないと希望的観測をしています。
(安倍首相は国のために頑張ってくれていると
信じたいです。)
ただし、森友学園がゴミ処分費を評価額から差し引いた
格安価格で土地を取得した経緯は明確にして欲しいと
考えます。
国有地の取得は特別な人だけがうまく取得できるようなものではないはずで、
全国民に公示されることで、
競争原理がはたらけば、できるだけ高く売却
する事ができたはずです。
森友学園が提示してきた金額に国が不服があれば、
別の買い手を探すこともできたはずです。
森友学園が取得した国有地の場所はどこにあって、
どんな用途として活用される可能性を秘めているのか
についてコメントしていきます。
森友学園が取得した国有地の場所を地図で確認
森友学園が取得した国有地がある場所は、名神高速道路の南側の
に位置して、
西には、大阪音楽大学がある場所です。
東方向にはすぐに
豊中市立第十中学校もあります。
森友学園に売却された金額は1億3400万円で、
土地の面積はおよそ9492平方メートル(約2871.33坪)
もの大きさがあります。
森友学園に売却された金額=評価額-ゴミの撤去費用(8億1900万円)
です。
そんなに安いなら小学校建築ではなく、
別の用途として欲しがる人たちもいたのではないでしょうか?
森友学園が取得した国有地の用途区域は?
森友学園 豊中市用途制限
大阪府豊中市は用途区域を調べるときには
ネットでどのような用途地域なのかを調べることができます。
先程の森友学園が取得した国有地の地図と
豊中市の用途地域を示した地図を照らし合わせてみてください。
問題になっている国有地の用途制限は
第1種住居地区に該当して
建ぺい率60%容積率が200%であることがわかります。
森友学園が取得した国有地はどんな建築物が建てられる可能性があるのか?
通常、小学校を建築するには工業地域や工業専用地域を除いて
どこにでも建築できます。
ですから、小学校を建築するなら
ゴミが埋設され、土壌汚染があるとされる
場所を選ばなくてもいいはずです。
また、一種住居地区で建築できるものとしては、
幼稚園、小中学校だけではなく、
- 住宅やマンション、図書館、老人ホーム
- 大学や専門学校、病院、
- 3000㎡以下の店舗
- 3000㎡以下の事務所
- ホテル、旅館
- 自動車教習所
など多くの建築物を建てることができます。
商業的要素が強いパチンコ店や工業系の建築物は
建築できない場所となりますけれども、
小学校に限った用途ではありません。
そもそも、豊中市では野田土地区画整理事業の該当地域に
指定していますので、
土壌汚染やゴミ撤去を適正に行って
住宅用地にする計画だったのではないでしょうか?
豊中ICに非常に近いので、物流関係の企業なども
条件によっては欲しがるような場所だったのでは
ないでしょうか?
森友学園が取得した国有地の場所のまとめ
所在地:大阪府豊中市野田町1501番(地図画像参照)
地積面積:8770平方メートル
用途地区:1種住居地区
交通:阪急庄内駅から800メートル
ちなみに、ゴミが地下に埋まっていても
建物が沈み込まないように岩盤まで届くように
杭を打ち込めば家は傾きません。
地中にゴミが埋まっているという説明をうけて
納得ずくで安いなら買いたいという人は
いたはずです。