中学受験の理科で地学参考書 予習シリーズに勝る光害がない星空の天体観測!



中学受験理科の問題や高校受験でも

地学分野では天体観測の分野の出題があります。

 

光害で星空が見えにくくなっていますが、天の川すら

見たことがない中学受験生が増えているのは残念です。

 

天の川が中学受験で出題されることは

少ないでしょうけれども

 

オリオン座、うお座、わし座などの星座については、

よく出題されています。

 

地学分野の参考書が何がいいかといえば、

やはり実体験が四谷大塚の予習シリーズにも勝る参考書になります。

 

 

光害で星空が関東ではぼやけている!中学受験の理科の地学分野に興味が持てない!

 

世界の人口の8割以上が街の照明などで夜空が明るくなる「光害」の影響を受けており、

約3分の1は「天の川」が肉眼で見られなくなっていることが欧米の研究チームの分析でわかった。

米国民の約8割、日本では約7割が肉眼で見られず、最も深刻なシンガポールでは、

ほぼ全土で夕方のように薄明るい夜が続き、自然の夜の暗さを感じなくなっているという。

出典:朝日デジタル 世界人口の3分の1、天の川見られず 「光害」が影響

 

東京から離れて、山梨や長野のペンションがあるような

山奥へ入ると、星がきれいですが、

 

空気が澄んでるかどうかというだけではなく、

住む街の明かりの多さが

 

光害として星空の天体を見えにくくしていることが

改めて認識することになりました。

 

人が多く集中する都市では商業施設が多いですし、

コンビニは24時間営業でこうこうと明かりをはなっています。

 

星空がきれいに見えない理由がよくわかります。

 

また、星空がきれいに見えないと子供も天体に対して

興味を持たなくなってしまうでしょう。

 

首都圏では中学受験熱が高いですが、

中学受験で理科の地学分野に興味を持つ意味でも

ネオンなどの人工の光が原因の光害は問題です。

 

中学受験の理科の地学分野の参考書「四谷大塚の予習シリーズと星座早見ばん」も天体観測にはかなわない

予習シリーズ 理科

中学受験の理科の参考書は市販されているものが多くありますが、

はやり四谷大塚の予習シリーズが最も

学習しやすく理解しやすい参考書です。

 

サピックスや日能研に通学していて四谷大塚以外の

塾に通塾している人たちにも役立つテキストです。

 

地学分野の天体を理解する上ではネットでも

星座早見盤が公開されていたりアプリもあるので、

ぜひ活用していきたいです。

 

ただし、予習シリーズなどの参考書で星座を覚えたり、

星座早見ばんで、星座を覚えたとしても、

 

百聞は一見にしかずという通り、

光害のない場所で星空を鮮やかに見るほうがわかりやすいです。

 

中学受験の理科 地学分野の出題例とは?天体については興味をもつ体験が必要

 

地学は地球の成り立ちなどを理解する分野ですから、

地層についての出題などもあります。

 

慶応中等部の理科の問題では星座についての出題もありました。

 

慶応義塾中等部 理科問題

慶応義塾中等部 理科問題

うお座やわし座、オリオン座などについて、

しかりとした知識を身に着けて記憶していれば

 

解けると安易に思うかもしれません。

 

ただし、中学受験をする子供は

興味がわかないと覚える気持ちが強くなりません。

 

4教科受験で理科だけではなく算数や国語のや

社会の勉強時間も必要です。

 

遠回りに見えるかもしれませんが、興味を持って

理解したり覚えたりすることができるように

 

一度、星空がきれいに見える場所に行ってみて

実際に天体観測をすることをお勧めします。

 

オリオン座

オリオン座

 

ちなみに、先程の慶応の問題の回答は、

オリオン座の画像を見てください。

 

オリオンの肩の部分の1等星がベテルギウスで、

足の部分の0.1等星がリゲルです。

 

そして肉眼でオリオン座を観察するとわかりますが、

ベテルギウスは赤く見えます。(リゲルは白くみえます。)

 

両方共、大きく輝いていて目立つことは

双眼鏡なしで肉眼でわかりますし、

 

ベテルギウスが赤く輝いているのも望遠鏡や双眼鏡なしで

確認ができます。(首都圏でも見えるはず)

 

土星のリングを観測するなどマイナーなものではなく、

東西南北にある星座をライトで照らしながら

 

形状を肉眼で確認できた時は

感動すること間違いなしです。

 

効率よく中学受験入試対策をする参考書に、

Z会中学受験シリーズがありますけれども、

はじめに受験ありきで、効率よく学ぶには

数少ない良い参考書ではありますが、

 

できることなら、地球や宇宙についての興味をもっと

高めた上で学びたいものです。

 

 

中学受験の星座に興味をもつためには?

天体観測を屋外でやってみようとか、

星空がきれいな光害のない田舎に行ってみようとする前の段階で

 

興味を持ってもらう方法として

星と星座 (講談社の動く図鑑MOVE)

についているDVDの映像で天体ショーを見る方法があります。

 

小学生低学年でも見て興味が持てる内容になっています。

 

 

実際に夜空で受験に出題される星座を探すには?

受験で出題されそうな星座は名前や形などを

覚えておくことは大切ですけれども、

そのためには、夜空で実際に星座を特定できる

力があることが望ましいです。

 

星空がすっきりと見えないという地域にいても、

綺麗な星空を見る機会があったときに、

 

「あれが、おおぐま座、こぐま座、カシオペア座・・・」と

東西南北の空別に、主要な星座を

簡単に見つけられたらとても楽しいものです。

 

星座の形状を覚えたり、星座の探し方を簡単にわかりやすく

解説している本としては、

 

星と星座 パーフェクトガイド: 夜空に見える星と星座 宇宙のことが、手に取るようにわかる

という本がおすすめです。

 

この本なら、塾講師や小中学校の理科の先生が

子供に指導するときにも役立ちそうな

わかりやすい図解が特徴です。

 

大人でも星座の見つけ方を学んで、

子供に星座の探し方を教えらたら

親の株があがるというものです。

 

遊びの中で星座を学べば、

子供の学ぶ意欲も高まります。

 

その上で中学受験や高校受験対策を

Z会 小学生向け講座 などを活用して、

学力アップを図りたいものです。

 

 





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