CLTで木造ビルが建築できる!岡山の建材メーカー=銘建工業がNHKのサキどりで紹介!
日本では高層のマンション建築といえば、
鉄筋コンクリート造でした。
また、3~5階建ての物件でも大手ハウスメーカーによる
鉄骨造の建築が主流となっています。
CLT(直行集成板Cross Laminated Timberの略称)とは欧州で開発された
各層を繊維方向が互いに直交するように積層接着したパネルです。
そして、海外ではCLTを活用した高層マンションが建築されています。
日本でも2016年にCLTについての建築基準法が施工されたことで、
実際の利用が期待できる様になりました。
杉の木を材料とするCLTは森林面積の比率が高い
日本の地方創生の役割を果たすと期待されています。
NHKテレビ「サキどり」では、岡山県の建材メーカー「銘建工業」が
紹介されます。
今後日本で木造ビルが建築されるのかにも
注目が集まります。
CLT建材を取り扱う岡山県の建材メーカー=銘建工業がNHKテレビ「サキどり」で紹介!
ロンドンで木造80階のビルが計画されるなど可能性が広がる大型木造建築。
日本では岡山の建材メーカーが海外市場に挑戦中!
さらに独自の技法で美しいフォルムのイスを生みだし、
海外から高く評価される家具メーカーも岡山が拠点。
森林大国ニッポンの知られざる可能性に仰天!
「森のサキどり」さんが織りなすミラクルストリーをもう一度!
NHKで紹介される岡山の建材メーカーとは、
銘建工業(本社:岡山県真庭市勝山1209)という企業です。
岡山県の銘建工業はCLT関連企業!施工例は?
CLTを活用した日本での施工例もCLT協会で公開されています。
詳細は
http://clta.jp/archi-office/
をご参照ください。
CLT建築で日本初の建築物で、
銘建工業が建材を提供して施工された事例としては、
3階建ての
「⾼知おおとよ製材㈱社員寮」が紹介されています。
CLTについては202X 建築テクノロジー
(日経アーキテクチュア)でも紹介されています。
CLTを利用して海外では木造ビルが建築された事例とは?
海外では、ロンドンのthe cubeという10階建てのマンションが
CLTで建築されています。
Bisset Adams has moved offices!
Our new address is:
The Cube Building,
17-21 Wenlock Road,
London, N1 7GT pic.twitter.com/mb6zd75hz5— Bisset Adams (@BissetAdams) 2016年5月16日
イタリアのミラノでは9階建ての集合住宅がやはり
CLTを活用して建築されています。
#wood #building #xlam #clt #ecological 9-storey wooden house in #Milano it’s possible! This is the future! pic.twitter.com/rw316YLAyL
— paolo simeone (@pillius) 2014年3月16日
日本では高層ビルが木造では建築されていません。
具体的には、日本では3階建てまでしか木造で建築された例がないのですが、
住居系にしても非住居系ビルにしても、
4階建てでは木造で建築されていません。
今後、CLTの利用が促進されていくなら、
4階建て以上の木造ビル建築への利用が
進むと、より低コストになって
日本の林業がより活発になる可能性を秘めています。
その意味でも、CLTはこれからが楽しみな建材です。
「新たな建築材料CLTとは」という本では、
現状の国内外の取り組みから、
今後の展望についても説明している本です。
CLT関連企業とは
アイカ工業(株)
旭化成建材(株)
石巻合板工業(株)
永大産業(株)
(株)オーシカ
木村建造(株)
協立エアテック(株)
協和木材(株)
越井木材工業(株)
三協立山(株)
(株)ザイエンス
(株)スカイ
スチライト工業(株)
ダウ化工(株)
田島応用化工(株)
田島ルーフェイング(株)
日本木材防腐工業組合
東日本パワーファスニング
三井化学産資(株)
銘建工業(株)
ヤブモト工業(株)
(協)レングス
などがあります。
アイカ工業のように上場している企業もあるので、
今後が楽しみです。