中古マイホーム探しは基礎の亀裂に注目!熊本地震では傾きも発生



熊本地震で最大震度を記録した益城町や

西原村では住宅の倒壊被害が甚大になりました。

 

専門家が倒壊した住宅やまだ倒壊していない住宅にも

赤い紙、黄色い紙、

等を張り付けて注意を促しています

 

大地震の影響で住宅の基礎部分にも亀裂が入るだけではなく、

住宅そのものが傾いてしまったケースも見られています。

 

これから先、中古マイホームを探すときには

傾き基礎の亀裂の有無が選び方の大切になってくるのは

言うまでもありません。

 

 

熊本地震で倒壊の恐れがある家は傾きがきつい!住める状況ではない

地割れ

熊本地震で余震によって倒壊する恐れがある住宅について

赤い紙を張り付けて立入が大変危険であることを

アナウンスを行っています。

 

実際に赤い紙が張り付けられた住宅に入った

住民は家が大きく傾いていることを実感しています。

 

外観からは傾いているようにも見えない物件でも、

余震で倒壊の恐れがある赤い紙が張り付けられています。

 

外観上はわからなくても住宅の中に入ると

大きく傾いていることが

確認できるからです。

 

今後、赤い紙が張り付けられた住宅の殆どが、

建て替えるか、

 

断層付近にあったり、液状化してしまった場所では

別の場所に移転したうえで新築する必要性が出てきます。

 

熊本地震では地盤沈下が発生して傾いた住宅もあるように、

熊本以外の地域でも

 

傾いている物件は倒壊の危険性がありえる

ので中古マイホームの購入を考えている人は注意をしましょう。

 

熊本地震で黄色い紙が貼られた住宅には基礎に亀裂が入っていた

黄色い紙が貼り付けされた住宅は立入の禁止ではないですが、

なるべくヘルメットの着用が必要で、

短時間の立ち入りにとどめるような警告がある物件です。

 

黄色い紙が貼られた住宅の特徴は

倒壊するほどの傾きはないものの

 

基礎に亀裂が入っている

物件がありました。

 

住宅を支えている基礎に亀裂が入ることで亀裂部分から

シロアリが侵入するリスクも高まります。

 

 

最近の住宅は基礎はべた基礎といって、

立ち上がりだけではなく、面全体で家を支える基礎になっています。

 

べた基礎にすることで地震の揺れにも強くなりますし、

シロアリが地中から家の土台などに侵入してくるリスクを減らしています。

 

熊本地震のような強い地震が発生して

基礎に亀裂が入った住宅は折角のべた基礎の機能である

シロアリの予防機能が損なわれます。

 

シロアリが侵入してきて住宅の木部を食われてしまうのが

シロアリの被害です。

 

シロアリの被害にあうことで余計に住宅の強度が落ちますので

地震には弱い住宅になってしまいます。

 

熊本地震を教訓にして、中古マイホームの傾きや基礎の亀裂に注意する選び方

中古住宅をマイホーム選びの1つの選択肢として見学するときには、

外観がまず、傾いてないかを確認しましょう。

 

近くにまっすぐ立っている電柱などと比べてみるとわかりやすいです。

 

また、中古住宅の内部に入った時にあらゆる場所を

隅から隅まで歩きます。

 

歩き回ると場所によっては家の傾きの為に、

クラっと感じる場所があります。

 

部分的なもので問題ない場合もあり得るのですが、

べた基礎の場合は面全体で支えている関係上、

 

一方向に傾く傾向があります。

 

また、基礎の亀裂については、外部からみて、家を一周すれば

亀裂が入っているかどうかは判断できます。

 

それ以外にもべた基礎の面の部分に亀裂(クラック)が入ると、

地中からシロアリが上がってくるリスクが高まるので、

 

床下から侵入してくまなく写真をとることをお勧めします。

 

残念ながら今回の熊本地震で基礎にクラックが入った方は

春はシロアリが活発化するので、

 

早急に応急措置や補修をすることが大切です。

 

熊本地震の影響で耐震強度不足や震度7の地震にも備える意味で

熊本地震で免振装置や制振装置で新築 中古住宅の倒壊対策を

講じることにも意味があります。

 

地震後に傾いてしまった家を治す方法も

傾いた家に住んでいると、めまいや腰痛などの健康被害にも

見舞われてしまいます。

 

地震などで家が傾いたり、地盤沈下によって

家が傾いた場合には特定の技術を持った

業者であれば傾きを治す施工ができます。

 

参考図書⇒曳家が語る家の傾きを直す「沈下修正」ホントの話

をご参照ください。

 

 

 

 





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