上小阿仁村「道の駅かみこあに」へ行ってみた!馬肉が特産品?
ドライブをしながら道の駅を見つけると、
何か珍しい特産品や食べ物がないのかとても
興味があります。
道の駅の中を一通りみて歩くだけでも楽しいですし、
買いたいものが見つかると
旅の思い出にお土産を買って変える人も多いはずです。
それだけ道の駅には期待感が強いので、
その道の駅にしかない特産品や工芸品、民芸品を見つけると、
行ってよかったと思えます。
あまり観光地化していない田舎の道の駅で秋田県上小阿仁村
という小さな村にある
「道の駅かみこあに」に行ってみたのですが、
村の名前がユニークですけれども、
道の駅では特別なオリジナル商品はあったのでしょうか?
上小阿仁村に行ってみた村の雰囲気は?
秋田県上小阿仁村の場所を確認しておきましょう。
上小阿仁村は森林が9割を占めるみどりが豊かすぎる
山村といえるでしょう。
位置的には、男鹿半島や五城目町の東側に位置しています。
五城目あたりは田舎ながらも町に元気が感じられました。
上小阿仁村に行ってみた印象としては、
やや商店街が寂れている感じです。
特別な観光地でもないですし、
旅館もたくさんあるわけではありません。
上小阿仁村の旅館
上小阿仁村には
高橋旅館(電話0186-77-2507)
がある程度です。
田沢湖や十和田湖周辺のような
有名な観光地であればホテルや旅館が多いですが、
上小阿仁村には最低限の旅館しかありません。
上小阿仁村の「道の駅かみこあに」は秋田杉で作られている
「道の駅かみこあに」正面玄関には
ドーンと「秋田杉の館」と書かれてあるのが見えます。
上小阿仁村には秋田県でも珍しい天然の秋田杉が自生しているということもあって、
秋田杉づくりの建築物であることが
アピールされているということなのだと
考えられます。
この村には天然秋田杉が生えているという点が特色であるということを
知らないと、
秋田県なら秋田杉はどこにでもあるんじゃないの?
なにが珍しいのか理解に苦しむことになります。
初めて上小阿仁村の道の駅に行ってみた時には
天然秋田杉のことを知らなかったので、
「秋田杉」だから何なの?
と感じました。
綺麗で立派な小さな道の駅であるのは
外観からもわかります。
ちなみに、秋田杉は青森ヒバ、木曽のヒノキと並ぶ、
日本三大美林の1つです。
一級建築士の神崎隆洋氏の著書
では、
ヒノキや杉、青森ヒバなどの無垢材で家を建築する
メリットが集成材との比較で、
とことん語られているので
秋田杉で家造りを考えている方は
参考にしてみてください。
「道の駅かみこあに」にあったユニークなおみやげは?
小さい道の駅ですから、車がごった返している様は雰囲気はありません。
取扱品目もそれほど多くはありません。
ただ、他の道の駅との違いは、
秋田杉を利用した民芸品がたくさんおいてあったことでしょうか?
秋田杉が特産品で杉の木で作った民芸品が多数販売
例えば、道の駅かみこあにで販売していたものとしては、
- 杉の木で作ったミニチュアハウス
- 杉のコースター
- 杉のすりこぎ
などがありました。
ミニチュアハウスは値段はまちまちですけれども、
手が込んでいるためか安い買い物ではありません。
好きな人にはたまらないものかもしれません。
コースターやすりこぎについては、
別に、秋田杉でなくてもいいんじゃないの?
って感じでしょうか?(個人的な見解です)
大衆に受けるようなものではなくて、
特定の人に受けそうな民芸品です。
食べ物では馬肉がユニーク
道の駅といえば、その土地でしか買えない
美味しい食べ物を買って食べてみたり、
家に帰ってから食べるものをお土産として
買って帰るのが楽しみです。
道の駅によったら99%買い物をしています。
道の駅かみこあにでは、地元でとれた野菜などが販売しているのですけれども、
なんとなく、どこにでもありそうなもので、
全体的にはアレもこれも買いたと思う感じではありません。
他の道の駅にもあるものなら、わざわざ上小阿仁村で買う必要もないので。
ただし、「道の駅かみこあに」にしかないだろうと
思われたのは馬肉です。
実際に、馬肉は上小阿仁村の特産品になっています。
調理済みの馬肉が買える道の駅は、
秋田県何なら上小阿仁村だけかもしれません。
上小阿仁村の馬肉が有名であるとは聞いたことがありません。
馬肉といえば、 九州の馬肉専門店【菅乃屋】 のように、
テレビや雑誌で紹介されるような凄いお店が
上小阿仁村からも出てほしいですね。
道の駅かみこあに よりみち、ほおずき亭でも馬肉料理が
道の駅内にあるレストラン「ほおずき亭」のメニューには
- 馬肉ラーメン
- 馬肉定食
- 馬ホルモン定食
といった馬肉を利用したオリジナルメニューがあります。
特に「ほおずき亭」の馬ホルモン定食は、
じっくり煮込んだホルモンが非常に柔らかくて、
噛むほどに旨味が染み出すと
道の駅 春号2018で紹介されたほどです。
「よりみち」というレストランにも、
- 馬肉丼
- 馬肉うどん
- 馬肉定食
- 馬すじのみそ煮
といった馬肉を利用したメニューがあります。
上小阿仁村ならではのグルメですね。
馬肉以外には「はちみつ」?
季節ごとの旬の野菜が販売されていましたけれども、
上小阿仁村でとれたものであることだけが
ユニークであって、
野菜はどこにでもあるようなものです。
上小阿仁村でしか買えないものとういのは
あまりなかった印象です。
珍しかったのは、「一升瓶に入ったはみちつ」です。
価格は、11700円もしていました。
量が多いから高いのも理解できますけれども、
一度に、一升瓶に入ったものを買う人は少ないはずです。
蜂蜜Amazonのように、小さくて使いやすいものなら
買いたかったですけれども、
見送りました。
ということで、上小阿仁村の道の駅は
珍しいものもおいてあるけれども、
誰もがほしいものとは限らないものが
販売されています。
消費者ニーズにマッチしない売り方で、
我が道を行くような雰囲気を
味わいに行ってみてはいかがでしょうか?
道の駅で買いたい上小阿仁村の特産品は「ホオズキ」「こはぜ」のジャム
上小阿仁村の特産品と言えば、「食用ほおずき」です。
食用のホオズキを加工して道の駅でも
販売されているのが、
秋田県上小阿仁村のフルーティーなほおずき かみこあに観光物産 コンフィチュール ほおずき〔200g〕
です。
食用ほおずきをジャムのようなものに
仕上げた商品です。
パンにつけたり、ヨーグルトに入れたりなどの
食べ方がありそうです。
コンフィチュールには、上小阿仁村の特産品である、
ブルーベリー科の「こはぜ」(=ナツハゼ)
を加工したものもあります。
こはぜといい、食用ほおずきといい、
めったに食べないもので、栄養もありそうなので、
道の駅かみこあにのお土産には
最適かもしれません。
コアニチドリの名前は上小阿仁村に由来が!
道の駅かみこあにでは、村の山野草を展示販売しています。
代表的なのが「コアニチドリ」という山野草です。
名前が上小阿仁村とにているのは、コアニチドリが
日本で初めて上小阿仁村で採取されたことで、
上小阿仁村の上小阿仁川に由来しています。
山野草の販売も、限られた愛好家が対象で、
一般の人には興味がわかないのも無理はありません。
道の駅かみこあに
住所:秋田県北秋田郡上小阿仁村小沢田向川原66−1
URL:http://www.michinoeki-kamikoani.jp/index.html
電話:0186-77-3238