トリカブト事件の犯人神谷力の生い立ちは、母に大切に育てられなかった少年時代があった!
2015年11月4日放送される
「水トク!」では、
「完全犯罪を見破った! トリカブト殺人事件」
と題して、
トリカブト事件が取り上げられます。
トリカブト事件の犯人である神谷力は、
事件が発生するまでの過去5年間の間に、
事件の被害者となった女性(事件当時33歳)を
含め3人の妻を亡くしていました。
神谷力が妻を殺害する理由は金目当てであり、
1億8500万円もの保険金を3番目の妻にかけて
殺害を計画し実行しました。
お金だけが目当てであるだけでは説明が付かない
神谷力の生い立ちからなぜ事件が起きたのかを探ってみます。
神谷力は母の愛情を十分に受けなかった生い立ちがあった?
神谷力の母は服毒により、自ら命を絶っています。
子供の頃に母を失い、
母からの十分な愛情を注がれないまま
大人になったということです。
母の愛情を十分に感じられないまま、
大人になると、
自分自身の存在が尊いものである
という気持ちが心の底から持てていない
状況になります。
子供であった神谷力は母から無責任に
置き去りにされたというような感じを
受けたのかもしれません。
自分自身が母から大切に育てられなかった経験で、
神谷力自身が自分の人生を大切に考えれなくなった
可能性があります。
更に、神谷力が自分を愛せない為に、
他人(妻)を大切にできないという
事にもつながっていきます。
大切にするどころか、
神谷力にとってお金が大切な価値観であって、
お金に対する価値観は
本来愛するべき妻との比較において
「人の心や命よりも金の方が大切だ」という
一般的には考えれない思考に陥ってしまったのではないかと
推測します。
結果的に、人間である妻よりもお金が大切ですから、
妻に保険金をかけて、
トリカブトの毒を利用して、
妻を殺害したトリカブト事件が
発生してしまったということです。
神谷力が母の愛情を十分に与えられなかった
生い立ちから、
神谷力の心の奥底で、
「お母さんはどうして、自分を残して逝ってしまたんだ」
という不満もあったのかもしれません。
更には、
「もっと、お母さんにあまえたかった、大切にされたかった」
という心の叫びが奥底にあったのかも知れません。
愛情に飢えた神谷力の生い立ちや不満が、
妻の殺人という形に変えて
しまったとも解釈できるかもしれません。
子供を育てる母親は溺愛するくらいが
ちょうどいいのかもしれません。
トリカブト事件の真相を書いた本
マスコミが事件の真相をあぶり出すことがあります。
著者の坂口氏は警察が動きだす前から事件性を察知して、
取材を続けていました。
完全犯罪を突き崩したと言われる5年間の記録が
「トリカブト事件」に書かれてあります。
その他にもトリカブト事件にまつわる本
多く出版されているので参考にしみてください。