国際数学オリンピック 国別順位は? 日本人は中学受験経験者で算数が基本に?



国際数学オリンピックは毎年開催されています。

対象は高校生で

 

出題範囲はほぼ、高校2年生までに学ぶ範囲で

出題されています。

 

2016年の国際数学オリンピックでの国際順位の結果は日本は10位と

かつての低迷していた時期よりは順位が上がっています。

 

また、日本人で金・銀・銅メダルを獲得した人たちは

ほぼ中高一貫校で

 

小学生の時に、中学受験のために予習シリーズなどで、

算数を熱心に学習した人たちです。

 

国際数学オリンピックのメダリストを増やして、数学の底力を上げるには、

算数の学習の重要性もあるのではないでしょうか?

 

国際数学オリンピック 国別順位で日本は10位!

文部科学省は15日、香港で開かれた「国際数学オリンピック」で、

日本代表の高校生6人が金メダル1個、銀メダル4個、銅メダル1個

を獲得したと発表した。

国別順位は10位だった。

 金は開成高(東京都)2年の高谷悠太さん(17)、

銀は筑波大付属駒場高(東京都)3年の青木孔さん(17)

と同3年の村上聡梧さん(18)、

灘高(兵庫県)3年の蔵田力丸さん(17)、

東京都立武蔵高2年の松島康さん(17)、

銅は開成高3年の井上卓哉さん(18)。

出典:数学五輪、韓国2位、中国3位 日本は10位

日本が国別順位が10ということですが、

上位20位を確認してみましょう。

 

第57回 国際数学オリンピック 国別順位2016

  1. アメリカ  
  2. 韓国  
  3. 中国
  4. シンガポール
  5. 台湾
  6. 北朝鮮
  7. ロシア・イギリス
  8. 香港
  9. 日本
  10. ベトナム
  11. タイ・カナダ
  12. ハンガリー
  13. イタリア・ブラジル
  14. フィリピン
  15. ブルガリア
  16. ドイツ
  17. ルーマニア・インドネシア

以上が、上位20か国のランキングです。

 

国際数学オリンピック 国別順位で上位のロシアやアメリカは宇宙、防衛産業に強い

7位には、ロシアとイギリスの両国が入っていますから、

日本は実質的には10番目の国ということになります。

 

歴史的にもロシアは常に日本より上で、上位に

位置してきました。

 

日本人宇宙飛行士大西拓哉さんが、

ソユーズでロシアから打ち上げられましたが、

 

宇宙飛行士はロシアで宇宙飛行に

必要な学習を多く学びます。

 

ソユーズが宇宙に打ち上げられて軌道に乗るまでの計算も

ロシアが開発したものです。

 

国際数学オリンピックの上位に入る国は、

科学技術の水準も高い傾向はあるでしょう。

 

蛇足ですが、日本よりも上に、北朝鮮も入っているので、

北朝鮮には理数系の優秀な技術者が確実に

いるでしょうから、防衛技術については要注意です。

 

日本の国際数学オリンピックのメダリストは中学受験経験者多数!算数が重要か?

産経新聞で公表された日本人の国際数学オリンピックでの

メダリストの出身高校は、

 

開成、筑駒など、中学受験を経験した人たちが

占めていることがわかります。

 

学力が高いといえばそれまでですけれども、

数学の力をつける土台になっているのは、

算数でもあるということの裏付けでもあるのではないでしょうか?

 

数学オリンピックに関する本や過去問集は一般書店では見ることがないですけれども、

通販サイトAmazon数学オリンピックを利用すれば、

多くの書籍を新品も、中古も探すことができます。

 

どんな数学力が問われているのか興味のある人は見てみてはいかがでしょうか?

 

 





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