パトリシア ハーストの現在や生家=資産家ハースト家とは?
「水トク!」(2016年1月20日(水)放送)では、
1974年に発生した「パトリシア ハースト事件」が紹介されます。
当時19歳だったパトリシア・ハーストさんは現在は現役の映画俳優です。
そして、現在もパトリシア・ハーストさんの生家である、
アメリカを代表する資産家ハースト家も健在で、
ハースト家一族が経営してきたハースト・コーポレーションも
アメリカを代表するメディアコングロマリットです。
パトリシア ハースト事件の概要とは?
テレビで紹介されるパトリシア ハースト事件の概要とは、
【実録!身代金900億円の誘拐事件】
1974年。アメリカを代表する資産家、ハースト家の三女、パトリシアが誘拐された。当時パトリシアは19歳。ハースト家の資産は3000億円とも言われた。犯人は過激派で900億円もの身代金が要求された。
FBIが捜査を開始する。
そして2ヵ月後。驚きの事実が判明する。パトリシアは過激派に洗脳され、自ら過激派の一員となってしまっていたのである。
銀行強盗の実行犯になっていたことも分かった。
やがて過激派は追い詰められ、警察隊と激しい銃撃戦を繰り広げる。その模様は全米に中継されたというのだが…
出典:http://www.tbs.co.jp/suitoku/
まず、パトリシア ハースト事件と呼ばれるのは誘拐されたのが、
ハースト家の三女である、パトリシア・ハーストさんだったことに由来しています。
そして、ハースト家とは、アメリカを代表する資産家であることで、
誘拐されてしまいました。
ハースト家が資産家と呼ばれるのはなぜ?
ハースト家が経営する会社はハースト・コーポレーションという
従業員2万人を抱える大企業です。
ハースト家が1887/3/4に創業した老舗企業で、
新聞、出版、テレビ、ネットサービス、不動産業を営んでいます。
新聞については43の日刊紙、72の週刊新聞紙を発行しています。
インターネット時代になってきて、日本と同様に
新聞や雑誌の売り上げというのは減少傾向かもしれませんが、
ITバブルが発生するまでは、相当な影響力をもつ企業だったに違いありません。
現在ではテレビメディアだけではなく
インターネットサービスも展開していますから
当面、ハースト家はアメリカを代表する資産家であり続けるでしょう。
パトリシア・ハーストの生い立ちから現在は?
パトリシア・ハースト(1954/2/20生まれ)の父親であるランドルフ・アパーソン・ハースト氏は
サンフランシスコの新聞社『サンフランシスコ・エグザミナー』社長でした。
現在も会社は存続しています。
パトリシア・ハーストの家族は4人家族で
- パトリシア・ハーストは現在映画の俳優
- パトリシア・ハーストの夫はThe Hearst Foundations(=ハースト財団)の警備担当
- パトリシア・ハーストの長女はハースト・コーポレーションへ勤務
- パトリシア・ハーストの次女はモデル
やはり、ハースト家が創業したハースト・コーポレーションの恩恵を
享受していることが分かります。
夫が務めるハースト財団はハースト・コーポレーションを創業した
ウィリアム・ランドルフ・ハーストが設立した
教育、健康、文化と社会サービスの分野で活躍する団体や機関を支援する
慈善目的の財団です。
ハースト家はアメリカで単なる資産家ではなく社会貢献も果たしていることが
わかります。
パトリシア・ハーストさんは文化面で活躍する
俳優といえるでしょう。