今回は、愛車のメンテナンスで「ネットの事前情報」と「お店のリアル」の間に起きた、ちょっぴり生々しい体験談をお届けします(笑)。
ターゲットは、「そろそろ愛車の消耗品(スパークプラグなど)を交換、あるいは取り寄せしなきゃいけないけれど、オートバックスって実際どうなのかな?」と気になっているドライバーの皆さん。
秋田、山形、群馬、埼玉と、色々な地域を渡り歩き、様々なお店で接客を経験してきた私の目線から、現場のリアルな相場観と、損をしないための立ち回り術をぶっちゃけます!
愛車ヴィッツのブルブルを直したい!手元には「1万ポイント」
我が家の愛車ヴィッツ(KSP90型)も、気づけば走行距離が12万キロを超えました。最近、エアコンをつけた時のアイドリングで、なんだか「ブルブル…」と震えるような振動が気になるように。
3気筒エンジンで10万キロ超えとなれば、スパークプラグが寿命を迎えて走行中に突然死するリスクも高まります。
「車検を待たずに、燃費改善も兼ねて今のうちに新しくしておこう!」と、私はあるお店へ向かいました。
向かった先は、秋田県にある「オートバックス横手インター店」。
しかも私のスマホのアプリには、ちょうど手に入れたばかりの「オートバックスセブンの株主優待ポイント(1万円分)」が神々しくチャージされていたのです。
「これでお得に直せるぞ〜!」と、ウキウキでカウンターへ向かいました。
スマホの1万ポイントを見せた瞬間の「ニヤリ」と、適合確認・取り寄せまでの15分間
店員さんにプラグを交換したい旨を伝えると、「普段あまり頻繁に出ない商品なので、店頭に在庫がありません。取り寄せになりますね」とのこと。
適合を正確に確認するため、私は一度車に戻って車検証を取ってきて手渡しました。
正式な見積もりを待つ間、会員特典で工賃が変わるか確認してもらうために、スマホのアプリ画面を提示した、その瞬間です。
画面に浮かぶ「1万ポイント」の数字を見たスタッフの口元、目元が、フッと緩んでニヤリとしたのを私は見逃しませんでした。
「あ、今この人、私の財布(ポイント)でそろばん弾いたな?(笑)」
その後、「適合を調べるので少し店内で待っててください」と言われたのですが、これがなかなかの試練でした(笑)。
車の中に家族を待たせているのに、通路の片隅で15分ほど待たされることに……。
座って快適に時間を潰せるような待合スペースが全く見当たらない空間というのは、待っている側としては少々居心地が悪いものです。
ちなみに、近くのイエローハット横手店だと、待合室があって、底から整備の状況がよく見えます。
また、待っている間に読める新聞とかフリーペーパーなどが、設置されています。
フリードリンクとかは必要ないですけど、快適に待ち時間を過ごせるスペースはあるほうが、
次回も、また来てみようという気持ちになりやすいはず。
いわゆる、ホスピタリティーの一環ですよね。
オートバックスという店の印象をあげるのは、社員さんの接客力。
そのパワーをあげるツールが充実してもいいきがしましたね。
オートバックスで提示された驚愕の見積もり。Amazonの倍する「100%定価」プラグの費用
15分ほど経ち、ようやく見積もりができたようでカウンターへ呼び出されました。
店員さんが「今のお車の症状だと、プラグを換えてもブルブルは治らないかもしれませんけどね〜」と、強烈な予防線(言い訳)を張りつつ見せてくれたプラグが、NGKの最上級品「プレミアムRX(LFR6ARX-11P)」でした。
12万キロ超えの突然死リスクを避けるという意味では、プロとして100点満点の間違いないパーツ選択です。
作業1時間弱の交換工賃(3,300円)自体は非常に適正ですし、最後に「これでどうしますか?」とこちらに選択権を委ねてくれた明朗会計な仕組みは、お店として十分評価できる点です。
ただ、提示された見積金額を見て目が丸くなりました。
* プラグ3本で:9,405円(ガチのメーカー定価)
Amazonや楽天市場などのネット通販の相場(3本で約4,500円〜5,500円前後)と比べると、まさに倍近い価格差だったのです!
そしてもう一つ、見積もりを見せられた瞬間に気がつきました。
なんの予告もなく、机の脇に私の車検証のコピーが一緒に置いてあったのです。
別に法的にどうのこうのと大騒ぎするつもりはありません。でも、こちらは大切な個人情報が載った書類を預けているわけです。
事前に断りがなかったにせよ、戻ってきたときに「確認のためにコピーを1部いただきましたね」とか、マニュアル以前に「ちょっと一言あってもいいんじゃない?」と思ってしまったのが、正直なところです。
他人のスマホを見てニヤニヤするのも、車検証をいつの間にか無断でコピーして知らん顔で置いておくのも、根っこにあるのは同じ。
目の前のお客さんに対する「ほんの少しの配慮(デリカシー)」が足りないという、なんとも噛み合わない独特の空気感がそこに漂っていました。
ここで、すべてのパズルが繋がります。
「手元に1万ポイントある客だから、ネットの倍近い一番高い定価のプラグを裏で15分かけて選び出し、無断で車検証のコピーまで取って準備万端にしておけば、ポイント払いで買ってくれるだろう」という、現場の計算高いそろばん勘定があの「ニヤニヤ」や「知らん顔のコピー」の正体だったわけです((笑))。
Amazonより高くても笑顔で注文!「限定ポイント(株主優待)」をオートバックスで使う大人の事情
普通なら「じゃあAmazonで買って自分で換えるわ!」と回れ右するレベルのギャップですが、私は「これで注文お願いします」と答えました。
なぜなら、これは「オートバックスでしか使えない限定ポイント」だからです。
元々はもらったポイントなのだから、お店側の定価ビジネスの儲け(店舗の維持費やプロの適合保証代)をポイントで代わりに支払ってあげることで、結果的に自分のお財布からは持ち出し2,000円ちょっとでプロの安心が手に入る。
大人の割り切りとして、これは大正解の出口戦略なんです。
もしこれが、スーパーでもどこでも使える「現金」や「汎用性の高い共通商品券」だったら、もったいなくて絶対にその場では買っていませんでした
(他にも買いたいものがありましたしね!)。
ヴィッツのプラグ交換費用を安くする!車検のタイミングに合わせる大人の知恵と裏技
イエローハットやオートバックスで車検を頼み、その有力候補のタイミングに合わせて「ついでにスパークプラグも交換してもらおうかな」と思うことは、多くのドライバーにとってよくある、賢い選択肢です。
でも、そのままお店に丸投げすれば、今回のように「定価+工賃」で総額1万3,000円弱という現実が待っています。
もちろん、「全国のオートバックスが全部こういう対応だ」というわけではありません。
埼玉などの都市部に行けばライバル店がひしめいているためもっと丁寧ですし、他県の他ブランドの店舗を回ると、もっと快適で配慮の行き届いたお店もたくさんあります。(※他店の車検やサービスについてのリアルな感想は、以下の関連記事も参考にしてみてください!)
【関連記事】 太陽自動車の車検は太田で評判や口コミはどう?オイル交換も予約が必要なほど人気?
今回のお店(横手店)にしても、本部直轄に切り替わったばかりの過渡期。
長年の地域フランチャイズ時代(中小企業)の古い癖や、競争が少ない地域ならではの甘えが現場にポロッと残ってしまっているだけで、永久にこのままの雰囲気だというわけでもありません。あくまで今回の私の体験は、一つの参考事例です。
ただ、この「リアルな店頭の相場観」を知った今、現金派のあなたならどう立ち回りますか?
* ルート①:Amazonでスパークプラグを半額近くでポチって、車検という大きな契約を武器に「ついでにこれも一緒に安く換えておいてね」とお店と賢く交渉して工賃を抑え込む。
* ルート②:メルカリなどのフリマアプリを覗き、誰かが型番を間違えて未開封のまま安く手放した掘り出し物を、Amazon以下の破格で狙い撃ちする。
自分で型番を調べて手配する手間やリスクは少しだけかかります。
でも、自分で動いた分だけ、お財布に優しい「知恵の差額」が手に入ります。
手持ちの財布(現金か、限定ポイントか)と、愛車の車検のタイミング。
それらをじっくり見つめ直したとき、さて、あなたなら次のメンテナンス、どのカードで仕掛けますか?
コメント Comments
コメント一覧
コメントはありません。
トラックバックURL
https://letitbe-news.net/23879.html/trackback