湯沢市にマクドナルドがオープン!街は明るくなる?

 
秋田県湯沢市の国道13号線沿いに、大手ファストフードチェーンのマクドナルドが2026年11月に開店予定になりました。
報道によると、今回の出店は湯沢市が市民アンケートで、「マックを誘致してほしい」という若者からの要望を受けて動いた結果だとされています。
一見すると良いニュースに思えます。しかし、湯沢市が進めている健康づくりの方針と並べてみると、そこには大きな疑問が見えてきます。

若者向けの施策がマックの開店ってどうなの?

湯沢市が今回のマクドナルド開店を後押しした理由は、「若い世代の要望に応えるため」とされています。
しかし、子供や若者の人口が減り続けているこの街において、こうした場を提供することが、本当に「若い世代のためになる施策」と言えるのでしょうか。
目先の要望を満たすことと、若者の未来を考えた街づくりとの間には、大きなギャップがあるように感じられます。

 検診で、早期発見は大事、でも、日々の食習慣はゆるくていい?

ここで、湯沢市が現在進めている「市民の健康づくり」のデータと方針に目を向けてみます。
秋田県は、がんや脳梗塞、心筋梗塞といった重大な病気での死亡率が、全国でもトップクラスという厳しい現状にあります。
これらは、何十年もの間に積み重なった「塩分や脂質の摂りすぎ」という毎日の食習慣が大きな原因とされています。
だからこそ、湯沢市は市民の命を守るために、「がん検診や人間ドックの費用を補助します」と貴重な税金を使い、早期発見を強く勧めています。
その一方で、塩分や脂質の高い超加工食品や、手軽な外食を日常的に取り入れやすい環境が、結果として今回の誘致によって整うことになります。
(もちろん、湯沢市はそんなことをねらってなどいないはずで、結果論です)
 
  • 市は税金を使って「病気を予防しよう」と呼びかけている
  • 同時に、今回の誘致は「偏った食習慣につながりかねない環境」を結果として広げることにもなる
市が意図して不健康を後押ししているわけではないでしょう。
市民の要望に応えようとするあまり、自分たちが掲げる健康政策との矛盾に、単に気がついていないだけなのかかもしれません。
しかし、この二つの現実を並べたとき、私たちはそこにどのような一貫性を見出せるでしょうか。
特に若い世代が日常的に利便性の高い加工食品に頼る習慣がついてしまった場合、
将来の生活習慣病のリスクにどう影響していくのか、立ち止まって考える必要があります。

 優遇措置の有無は?

今回のマクドナルド出店にあたり、湯沢市が「企業立地促進条例」などを使い、固定資産税の免除や土地の面での優遇など、
何らかの財政的な支援を行っているのかどうか、気になる方もいるかもしれません。
もしこうした誘致に関する具体的な経緯や、実際の優遇措置の有無について詳しく知りたい場合は、市民の権利として行政への「情報公開請求」は可能です。
 

マックが開業すると湯沢市にメリットがある?

マクドナルドが開業することで湯沢市に雇用が生まれるのは、間違いないことで、

若者の仕事場が生まれるという点で、納税者も増えるという点で、湯沢市にはメリットになります。

 

では、湯沢市でマクドナルドが上げた収益はどこに行くのでしょうか?

それは、日本マクドナルド(東京)と、マクドナルドの店舗運営をしている、フランチャイズ(FC)企業です。

 

ちなみに、秋田県にあるマクドナルドのFCは青森県に本社があるヒロフーズという会社です。

2025年の総売り上げ実績は88億円もあるので、コンビニオーナーなどのような個人事業主のFCというレベルではなく、

小さい規模の上場企業並みの大きさがあります。

 

マックが市内で活躍してくれることである程度は湯沢市にも活気が生まれる側面はあるのですが、

最終的な儲けは、市内または、県内には残らないというのが落ちです。

 

一例をあげれば、県外から観光できた車がマクドナルド湯沢店を見つけて、食事をしていっても、

その地域にお金が落ちていくということではないという点で、地元企業の稲庭うどんがうれるのとは

意味合いが違いますね。

 


ハンバーグ、おいしいのは認めます

おいしいハンバーグや、野菜や、チーズ、これをパンにはさんで食べるなんて、おいしいに決まってます。
でも、個人的には、健康のことを考えたりして、日常的に、自宅でハンバーグを作ることも、出来合いのものを買うこともありません。
当然、ファストフードの店舗が目に入ったとしても、そういった食事を摂ることも、入店することすらありません。
(ただし、まれに、付き合い程度なら、食べないわけではありません。良好な人間関係を維持する潤滑油になりえます。)
世間では、株主優待で有名な著名人が人気を集め、その影響もあるのか、「優待を使ってタダで食べられた」とSNS等で自慢する人たちを多く見かけます。
いいな、うらやましいと思うのが人情ですが、得をしているようで行き過ぎると、
損をするかもしれないのです。
 

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