ENEOSでんきからlooopでんきへの切替えてみた!安くなるか検証
東京電力よりも安い料金プランであるということで
引っ越しを機会に東京電力からENEOSでんきに切り替えて
1年以上利用をしてみました。
1時間毎の消費電力や毎日の電気の使用量が数字やグラフになって
ENEOSでんきのマイページから確認できるので、
電気料金に以前よりも関心が高まってきました。
ENEOSでんきは120KWhを越えて利用をする人であるなら
確実に東京電力よりもお安くなる料金プランでもあります。
普通の家庭であれば月間の消費電力は120KWhを遥かに超えることのほうが多いハズで
一般的にはENEOSでんきは東電よりもお得な電力会社となります。
ENEOSでんきを利用して1年経過した時点で改めて
もっとお得な電力会社がないのかを検討する中で
looopでんきに切り替えることにしました。
looopでんきとENEOSでんきや東電との違いは、
looopでんきの場合は基本料金がないという点です。
では、本当にlooopでんきは誰でもENEOSでんきよりも安くなるのでしょうか?
そもそもENEOSでんきからlooopでんきに切り替えるきっかけは?
ENEOSでんきと東京電力の料金体系は非常に似ています。
まず、基本料金についてはENEOSでんきも東電も同じです。
- 15A(アンペア) 429円(税込)
- 20A 572円(税込)
- 30A 858円(税込)
- 40A 1144円(税込)
- 50A 1430円(税込)
※A=アンペア
ENEOSでんきの電気料金=基本料金+従量料金+燃料調整費額+再生可能エネルギー発電促進賦課金
で算出しています。
燃料調整費額+再生可能エネルギー発電促進賦課金についても東電と同一単価になっています。
東電との違いは従量料金部分で
- 0~120KWh 19.88円/KWh (東電と同じ)
- 120~300KWh 24.54円/KWh (東電は26.48円/KWh)
- 300KWh~ 26.22円/KWh (東電は30.57円/KWh)
となっておりまして、
120KWhを超える電力を利用する場合には
ENEOSでんきを利用するメリットが生まれます。
ただし、私の場合は冬場のエアコンを利用するシーズンは120KWh超えとなるのですが、
その他の季節は100KWhまでも使わないライフスタイルです。
つまり、ENEOSでんきを利用しても東電より安くなっていないですし、
東電の場合は口座振替を利用することで割引がありますけれども、
ENEOSでんきはありません。
というわけで、ENEOSでんきを使うメリットが小さかったわけです。
であれば、ENEOSでんきではなく、よりお得な料金プランの電力会社がないかを
調べていくうちにlooopでんきが安いかもしれないことに気がついわたわけです。
電気の使用量が小さい場合は基本料金がない電力会社の方が
有利かもしれないということです。
looopでんきはENEOSでんきより安いのかの比較
関東エリア(東京電力関内)でのlooopでんきの電気料金は基本料金はなく、
26.4円の単価に電気使用量を掛け算するだけです。
東電やENEOSでんきのように120KWh、300KWhという一定の水準を超えたときに
単価が代わることはありません。
今回、looopでんきとENEOSでんきを比較するにあたって
ENEOSでんきの電気料金=基本料金+従量料金+燃料調整費額+再生可能エネルギー発電促進賦課金
という公式の中で
燃料調整費額+再生可能エネルギー発電促進賦課金部分は
正確に計算できないのと
金額が小さいのでカットしてENEOSでんきの電気料金概算金額を算出して
Looopでんきとの比較をしていきたいと思います。
つまり、ENEOSでんきの電気料金≒基本料金+従量料金
で概算を計算していきたいと思います。
120KWhを利用したときのlooopでんきとENEOSでんきを比較
ENEOSでんきは120KWhまでは19.88円/KWhの単価です。
120KWhの月間使用量は少なめの電気料金といえるので、
20A(アンペア)と30Aで利用する単身世帯が想定されます。
ENEOSでんきを使用したときに
- 20Aのときは2957円
- 30Aの場合は3243円
となります。
一方で、120KWhをループでんきの場合で計算してみると
3168円となります。
一般的な単身世帯では30Aで利用するケースでは
この場合はLooopでんきのほうがENEOSでんきより安いということです。
20Aで利用している場合にはENEOSでんきの方がお安くなっています。
120KWhを使用した場合ではENEOSでんきもLooopでんきも
いい勝負をしている感じです。
電気使用量0~120KWhでlooopでんきとENEOSでんきを比較
先程電気を120KWh使用したときのLooopとENEOSでんきを比較すると
Looopの方が安かったという結果から言えることは
電気使用量が0~120KWhの場合では、
30A以上の基本料金で利用している世帯であれば、
Looopでんきの方が電気代は安くなることは計算をしなくても明らかです。
20Aで利用している場合では120KWh利用するとENEOSでんきの方がお得になりましたけれども、
電気使用量が0~120KWhの間で計算をしてみると、
87KWh以下の使用量の場合は
Looopの方がENEOSでんきよりも安くなります。
まとめると、
20Aで利用するときは
- 0~87KWhはLooopできんがENEOSでんきより安い
- 88以上120KWh以下の場合はENEOSでんきの方がLooopでんきより安い
という結果になります。
20Aで利用を想定する場合では、あまり電気を使わない傾向が高くなるでしょうから
基本料金がないLooopでんきは優位性が高いと言えます。
30Aで電気使用量120~300KWhでlooopでんきとENEOSでんきを比較
30Aで利用する世帯であれば月間120~300KWh程度の使用量は現実的な水準です。
120KWh以下ではLooopでんきのほうがENEOSでんきよりも安かったのですが、
120を越えてくる場合で比較すると
概算ではありますが
120~160KWhまではLooopでんきの方がENEOSでんきよりも安い状況は継続します。
ただし、161KWh以上になってくるあたりからは
ENEOSでんきの方がLooopよりもお安くなります。
15Aや20Aで電気使用量120~300KWhでlooopでんきとENEOSでんきを比較
電気使用量が比較的小さい15Aや20Aで利用する世帯でも
120KWhを越えるの消費電力は十分にありえます。
そして、15Aや20Aで利用する世帯では電気使用量120~300KWhの間では
常にENEOSでんきの方がLooopでんきよりもお安くなります。
20A以下の基本料金は安いので基本料金が0で従量料金が高めのLooopでんきは
割高になってしまうというわけです。
電気使用量300KWh以上でlooopでんきとENEOSでんきを比較
300KWhを越えるの電気使用量となってくると
15Aや20Aの世帯ではなく、30A、40A、50Aの世帯が対象になってきます。
300KWhちょうど利用したときはLooopとENEOSでんきはどっちが安い?
300KWh丁度、電気を使用した場合で計算をしてみると、
Looopでんきは7920円となります。
そして、
- 30Aの場合にはLooopでんきよりENEOSでんきの方が安い
- 40Aの場合はほぼ同じだがLooopでんきの方がENEOSでんきよりやや安い
- 50Aの場合にはLooopでんきの方がENEOSでんきよりかなり安い
という結果になります。
300KWhより多く電気を使った時looopでんきとENEOSでんきを比較
30Aの場合
常にENEOSでんきの方がLooopでんきよりも安くなる
40Aの場合
- 300~448KWhの使用量ではLooopでんきのほうがENEOSでんきより安い
- 449KWh以上の使用量では、ENEOSでんきがLooopでんきよりも安くなる
50Aの場合
- 300~9981KWhの使用量ではLooopでんきの方がENEOSでんきより安い
- 9982KWhの使用量ではENEOSでんきの方がLooopより安い
一般的に、1月に9000KWhも使わないでしょうから、
50Aで利用する場合にはLooopでんきがお得になると言っても好いでしょう。
まとめると、
毎月300KWh以上を利用する単身世帯で30Aで利用する場合では
ENEOSでんきでお得です。
毎月300KWh以上を利用する家族世帯で40Aや50Aで利用している場合は
Looopでんきの方がお得な場合が多いということになります。
15Aで電気使用量が小さい場合はLooopよりENEOSでんき?
事例としては少ないケースになりますが
15Aで利用している場合もあるかと思います。
0~120KWhの使用量の場合
- 電機使用量が0~65KWh以下の場合にはLooopでんきの方がENEOSでんきより安くなります。
- 電気使用量が66~120KWhの場合はENEOSでんきの方がLooopでんきより安くなります。
エアコンをよく利用する冬場や夏場はかるく100KWhを越えてくるでしょうから
15アンペアで利用している世帯ではLooopでんきが
常に安いということではない点に注意をしましょう。
120KWh以上のの使用量の場合
ENEOSでんきが常にLooopでんきよりも安くなります。
120KWh~300KWhの使用量でも300KWh以上の使用量になっても
ENEOSでんきの方がLooopでんきよりも安くなります。
ですので、15Aで利用している場合では月単位で比較すると
65KWh以下の使用量の場合はLooopでんきがお得といえます。
ただし、電気の使用は1年を通じて行うものですし
季節によって使用量は変化する可能性があるので
1年間を通した平均がどのくらい利用するのかで判断する必要がありそうです。
15Aの人でもLooopでんきがお得になる場合は
Looopでんきは基本料金がないので、月間の消費電力が0なら
電気料金も0円になります。
つまり、非常に電気使用量が小さい場合はLooopでんきの契約が有利になるということです。
具体的な例を上げると
- 旅行や帰省で長期間不在にすることが多い場合
- 引っ越しをして売却中の空き家(内覧ように電気だけ通電しておく)
- 別荘、セカンドハウスとして利用している物件で週末だけの利用が多い
同業他社の場合では20A以上でないと使用を認めない電力会社がある中で、
Looopでんきはアンペア数に下限を設けてない点が良心的です。
ENEOSでんきがお得になる場合
電気料金での差よりもサービス内容を重視する方の中で
ENEOSでんきには、「電気の困った!駆けつけサービス」
があります。
- 電気がつかない
- 電球を交換してほしい(年に3回まで無料)
- コンセント劣化して危険であったり使えない
といったときに、無料で出張サービスがうけられます。
引っ越したアパートにロフトが付いていて
天井が高いので電球などの交換が大変な場合
踏み台がなく、電球の交換ができない人
お年寄りで電球の交換ができない
といったケースは仮にENEOSでんきは料金が高くても
利用する価値はありそうです。
ただし、あまり起きそうにないことを心配しても
仕方がないという点も考慮しておきましょう。
ENEOSでんきからLooopへ切り替えてみた、その流れは?
ENEOSでんきとLooopでんきの価格を比較してみて
私の場合は正直言ってそれほど大きなメリットはなく
エアコンを利用しない月はLooopでんきが安くなり
エアコンを利用してある程度電気を使うときはENEOSでんきの方が
安くなる状況でした。
ただし、年間を通じてみるとLooopでんきが少しだけお得な気がしたので
思い切って申込みをしてみました。
【Looop】 でんきから申し込みの入力を完成すれば
ENEOSでんきへは連絡が不要でLooopでんきが
解約の手続きを代行してくれます。
申し込みの段階では利用明細が必要になるので準備をしましょう。
- ご契約名義
- お客様番号
- 供給地点番号
- 契約会社名
などの入力が必要です。
その後Looopでんきコンタクトセンターから
電気の供給可能日のメールが入り、
自動的に電力会社が切り替わりますので
何も手続きは必要ありません。
電力会社を切り替えるのは面倒なようにも思えますが、
私の場合は13ヶ月利用してENEOSでんきを切り替えても
ENEOSでんきから解約時の違約金も発生していません。
注意点はENEOSでんきの2年縛りプラン「にねん とく2割」
に加入している方は24ヶ月通常プランより
お得なプランになっているので更新月以外での解約は
1000円(税別)の違約金がかかる点には注意をしてください。
お得になるかどうかを確認する意味で
まずは、【Looop】 でシュミレーションを
行ってみてはいかがでしょうか?
Looopでんきは期間のしばりもないので、
解約時も解約手数料などがかかりません。
安心して利用申込みをすることが可能です。