補中益気湯はインフルエンザと肺炎球菌性肺炎で亡くなる高齢者を救う漢方!



毎年、冬になると高齢者は寒さのために、

亡くなることが多くなります。

 

北海道や北東北など寒い地域では、

秋から、春にかけての寒い時期は

 

お年寄りは急死するリスクを回避するような

心がけが必要になってきます。

 

特に、高齢者の死因で多いのが肺炎による死亡です。

 

寿命でなくなったというよりも、

風邪やインフルエンザにかかってしまったことが

 

原因で体が弱っているところに、

肺炎球菌性肺炎にかかってしまい

 

死亡する例が多いと推測されています。

 

お年寄りに一日でも長く、長生きしてもらうためには、

肺炎にならないように、日頃から予防医学に

関心をもつ必要があります。

 

肺炎を予防するための方法として、

補中益気湯という漢方薬の有効性について紹介します。

 

 

補中益気湯がインフルエンザ予防になった事例

「林修の今でしょ!講座」(2017/11/21放送)では、

「フローチャート漢方薬治療」の著者でもある

漢方の名医=新見正則先生が

 

100人の名医がやっている風邪の予防法を

解説してくれました。

 

いくつかある風邪の予防法として、

新見先生が新型インフルエンザが流行した2009年に

愛誠病院で実験を行っています。

 

漢方薬の補中益気湯を1日2回復用した179人の職員と

実験対照群として、補中益気湯を服用しない179人について

 

インフルエンザにかかった人の割合を計測したものです。

 

  • 補中益気湯を服用した179人中インフルエンザにかかったのは1名
  • 補中益気湯を服用しなかった179人中インフルエンザにかかたのは7名

 

という結果となり、

補中益気湯を服用した病院職員の方が、インフルエンザの

罹患率を1/7に抑えることができたという実験です。

 

インフルエンザに限らず、補中益気湯を服用することで、

風邪を予防できると、

 

おすすめしています。

 

参考記事⇒補中益気湯で 風邪をひかなくなった!疲れやすい体質が改善か?

 

インフルエンザにかかると免疫力が低下し肺炎を引き起こす病原体に感染しやすくなる

インフルエンザにかかっても治る場合がほとんどかもしれませんけれども、

インフルエンザが原因で肺炎になってしまうと

 

高齢者の場合は死亡するリスクが高まるので

予防を心がけることが大切です。

 

一般的には65歳以上になると免疫力が低下していると言われています。

 

インフルエンザにもかかりやすい高齢者が

実際にインフルエンザにかかることで、

 

余計に体の抵抗力が落ちてしまいます。

 

結果的に、肺炎を引き起こす病原体に感染しやすくなって

しまうというわけです。

 

肺炎を引き起こす病原体として一番多いと言われているが、

肺炎球菌という病原体です。

 

お年寄りの死因となる肺炎球菌性肺炎を予防するには?

高齢者や免疫力が低下している若年者は

肺炎球菌性肺炎にかかりやすいので、

 

予防をすることが必要になってきます。

 

一般的には、肺炎球菌性肺炎のワクチンがあるので

ワクチンを摂取するのが手っ取り早い方法です。

 

その他の肺炎球菌性肺炎の予防法には

 

  • 日常の手洗いやうがい
  • 歯の衛生状態を保つ口腔ケア

 

などもあわせて行う必要があります。

 

また、免疫力が衰えてくる高齢者に対して、

免疫力を高める漢方薬を服用してもらうという

方法も有効な対策になります。

 

40歳をすぎると免疫力低下する原因は脾臓に

主治医が見つかる診療所(2017/11/30)では、

獨協医科大学で、解剖学や免疫学で特任教授を勤めている

松野健二郎先生が肺炎球菌の特徴と免疫力との関連を

説明しました。

 

松野先生によると、

肺炎球菌を予防する要となるのが脾臓です

とズバリ指摘しています。

 

その理由は、

  • 脾臓にはマージナルゾーンB細胞という免疫細胞が存在している
  • マージナルゾーンB細胞は脾臓でしか作られないと考えられている

という点にあります。

 

肺炎球菌は白血球に攻撃されないような

「隠れ蓑」をまとっているのですけれども、

 

マージナルゾーンB細胞という免疫細胞が肺炎球菌を発見すると、

白血球が「隠れ蓑」のために見落としていた肺炎球菌を病原菌として

 

認識できるように目印をつけてくれる

大切な役割を果たしているためです。

 

マージナルゾーンB細胞のお陰で、肺炎球菌は白血球によって

飲み込まれて消滅してしまうというわけです。

 

高齢者の免疫力が低下する原因は脾臓の縮小に

高齢者は抵抗力が落ちると言われています。

 

松野先生によると、40歳をすぎると、

年齢のために、脾臓は小さくなってしまうために、

 

マージナルゾーンB細胞の数も少なくなってしまうということも

考えられるということです。

 

 

肺炎球菌性肺炎を予防するには、ワクチンが有効であるのも、

マージナルゾーンB細胞を活性化する働きがあるからです。

 

 

弱っている脾臓を補中益気湯でバックアップし、免疫力を高める

漢方の名医、丁宗鐵先生は肺炎球菌性肺炎を予防するためにも、

補中益気湯を服用することが対策になると指摘しています。

 

丁先生は抵抗力低下を招くのは、

食欲不振などが原因になるという理由で、

 

胃腸の働きをバックアップする漢方薬として、

補中益気湯を推奨しています。

 

補中益気湯は脾臓を元気にする?

漢方の世界では、脾経(ひけい)という経絡が存在します。

 

経絡とはツボとツボを結んだ気が流れていると考えられる

線のことです。

 

脾経は臓器で言えば、脾臓を経由すると考えられています。

 

そして、補中益気湯こそが、

脾経の病気を治療する漢方処方として

利用されているわけです。

 

免疫細胞の研究者の松野先生が脾臓と免疫力の関連が非常に高く、

肺炎球菌を予防する鍵になるのが脾臓で作られる

 

マージナルゾーンB細胞であるという考え方と

一致している点が興味深いです。

 

補中益気湯と脾臓、免疫力と肺炎の関連のまとめ

  • 補中益気湯はインフルエンザに対する抵抗力をつけてくれる
  • 補中益気湯は脾臓に働きかけて免疫力高め肺炎を予防する

 

ということがわかります。

 

補中益気湯が高齢者の肺炎による死亡から守ってくれる可能性があることが

理解できたのではないでしょうか?

 

寒い季節には、予防医学の考え方で、

医師に相談の上で補中益気湯を処方してもらうなど、

 

対策をしてみてはいかがでしょうか?

 

かかりつけの医師にどうしても相談しづらいなど、

面倒な方は、

薬局や通販でも補中益気湯を購入ができます。

 

 

親戚筋のお年寄りを肺炎で2名も亡くして

悔しい思いをしてきましたので、

参考にしていただければ幸いです。

 

 





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