株価暴落時に優良企業で儲ける方法とは?著名投資家ケインズは美人投票を辞めバリュー投資へ



何かがきっかけになって、

大きく株価が暴落する場合があります。

 

例えば、イギリスのEU離脱が決定されたことが

きっかけで、円高が急速に進み、

 

日経平均株価は輸出企業の業績が悪化するという見通しで

1日で1000円以上の下落した例などです。

 

 

 

株価暴落局面では大きな評価損を抱えてしまったり、

大きな損失を確定してしう人が続出します。

 

暴落がつきものの株式投資で確実に成功する方法はありませんが、

イギリスの著名投資家ケインズ

株式投資は美人投票だといいましたが、

 

巨万の富を築いたのは人気株へ投資をする

美人投票的なスタンスではなく、

 

優良企業へのバリュー株投資でした。

 

ケインズの投資方法について、

本も出版されていますので説明していきます。

 

 

著名投資家ケインズは株価暴落で美人投票を行う投資方法に見切りをつけバリュー株投資へ

 

著名投資家であり、経済学者であったケインズは、

株式投資は美人投票であると考えていました。

 

今でも株式投資で儲けるには人気がある値動きが激しい銘柄に

投資をすることが大切であるという考え方があります。

 

美人投票の考え方をして利益を出す投資方法はの例は、

デイトレードです。

 

ところが、値動きが激しい銘柄というのは

急落する習性もある為にハイリスクハイリターン銘柄になります。

 

仮に美人投票のように株式投資をとらえて、

利益を出してきたとしても、

1回の株価暴落でそれまでの利益がすべてなくなるか

それ以上の損失が出る危険性があります。

 

ケインズも株式投資において、大暴落をきっかけに、反省をして

美人投票には見切りをつけています。

 

1930年以降は美人投票ではなく、バリュー株投資に

投資方法を変更していきます。

 

結果的にはケインズは年平均リターン13.2%もの成果を

1928年~1945年の長期にわたって上げることに成功しています。

 

同じ期間のイギリスの株式市場の平均は

マイナス0.5%という横ばいの低いパフォーマンスですから、

 

いかにケインズのポートフォリオが長期的にも

高パフォーマンスであったことが分かります。

 

値動きの激しい銘柄へ投資する美人投票はギャンブル

人気銘柄で値動きが激しい銘柄に投資をすることは

今すぐにでも儲かるようにも見えて、

 

株価暴落時は急落という動きになるので逃げるにも

逃げられないようなリスクと背中合わせです。

 

ケインズが美人投票を辞めた理由は、

ギャンブルのような投資を辞めて、

 

大損をするリスクを軽減する

投資手法の一環でもあるのです。

 

つまり、儲ける前に損をするリスクを軽減するという

投資方針が貫かれているのです。

 

現在の株式投資にも十分に通用する

考え方です。

 

株価暴落をきっかけにして資産を23倍にしたケインズの投資方法、銘柄選びは?

1929年に大暴落にあってケインズは大きく資産を目減りさせてしまうのですが、

投資方法をバリュー株投資に変更した1930年~1936年にかけて、

 

資産は23倍にも大きくなりました。

 

金融資産を23倍にもできたのは、

1929年の大暴落後で株価が安値に放置されていた優良株を

買ったことが1つの勝因です。

 

ケインズが大勝ちできたのは、

優良株を選ぶ独自の方法を持っていたからにほかなりません。

 

23倍にできる投資手法があれば、500万円のお金は

1億1500万円の資産になります。

 

「ケインズと株式投資」という本には3つの投資方法が説明されている!タイミングも大切!

 

 1938年に作成した投資戦略レポートに書かれてあったのは、

次の3つのバリュー株投資を行う投資方針です。

 

1 ≪投資対象 タイミング≫将来にわたって有望と思われる

特定少数の割安な銘柄を注意深く選別する。

 

2 選別した少数の投資銘柄は相場の良し悪しにかかわらず、

見込み通りの成果が得られるか、

見込み違いであると明らかになるまではじっと保有する。

 

3 ポートフォリオとしてはいろいろなタイプの銘柄を選ぶことや、

できれば反対方向のリスクを持つ銘柄に分散投資をする。

 

銘柄選別の方法やタイミングは、

将来性がある優良企業で、かつ割安という判断ができる

というタイミングでの投資が必要と説いています。

 

また、「ケインズと株式投資」(日本経済新聞出版)という本には

ケインズの株式投資の考え方が紹介されています。

 

1 バリュー株投資・・将来性が高く、企業の本質的な価値(実態価値)

と比べ割安な銘柄を選ぶ

2 信頼できる経営陣・・・「京家人に全幅の信頼がおける企業」を選ぶ。

3 集中投資・・・完全に自信を持てる割安株を2~3社

挙げることは滅多にない。したがって、そういう銘柄には

集中投資をする。

4長期投資

5バランス投資

出典:ケインズと株式投資

 

そして、ケインズの投資方法はバフェットの投資手法と

非常ににていることが紹介されています。

 

ケインズの投資方法はバフェットも絶賛するように、

今の相場にも通用する手法として、

学ぶべきところがあります。

 

どんな優良株でも全体相場の暴落局面では割安な株価に

水準が落ちる時があるので

 

株価暴落時に投資をしたことが

成功していた方法の1つです。

 

また、長期投資を基本にして、短期で売却をせずに、

我慢強く、長期保有をして1割上昇で即利食いをするのではなく、

株価倍増を狙うような投資方針でしょう。

 

株価下落場面だからこそ、著名投資家の投資方法に

学び、暴落をチャンスに変えていくべきでしょう。

 

ジョン・メイナード・ケインズは投資家として才能があった?

ケインズは自身を投資家としてどうてみていたのでしょうか?

ケインズによれば、株式投資で成功するには、

 

相場の上昇、下落、底入れ、天井形成、などの相場反転の

タイミングをチャート分析で

 

いち早く、読み取る才能が必要だと説いています。

 

そして、ケインズ自身が、投資のタイミングを適切に

判断できる数少ない投資家であると自認していました。

 

母校ケンブリッジキングズ・カレッジの基金を株式運用で

大きく増やした功労者がケインズです。

 

つまり、ケインズは優良株を選ぶ分析力を持つだけではなく、

投資のチャンス、タイミングをはかる名人でもありました。

 

暴落時に、優良株の安値仕込みをするというのが

キーポイントなのでしょう。

 

「ケインズと株式投資」から学べることは?

「ケインズと株式投資」で学べるのは、

「ケインズが実践した株式投資必勝法」などの他には、

 

銘柄選びのコツが美人投票と同じであるという

ような、銘柄選びの考え方です。

 

自分が将来値上がりする有望株と判断するだけでは不十分で、

多くの投資家が有望と考える銘柄を選ばなければ、

株式投資で成功することは難しい

出典:ケインズと株式投資

と紹介されています。

 

このような考え方を土台にすれば、

証券会社の格付けや投資判断についても、

最上級の投資判断や高い目標株価ををどうして、

一般に公開するのか?

 

それは、高値をみんなで買い上がるようにするための

美人投票の基準づくりではないかと

疑うような目線が持てるようになります。

 

証券シンクタンクの格付けに惑わされて、

高値づかみをしたりするリスクを

軽減する考え方になります。

 

証券プロが作った美人投票という加熱相場に参加するのではなく、

美人投票が行われる前に

 

ケインズのように割安株に投資することが大切であることが

理解できます。

 

 

以上のような投資に際してのヒントが多く書かれてある

読みやすい本として、

 

一読をおすすめします。

 





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