有機ELテレビ実用化で関連銘柄は?



有機ELテレビがいよいよ、液晶テレビに変わって

普及していくのではないかという段階に入りました。

 

 

液晶テレビよりも薄型にできて、映像の質も高いことから

本格的に有機ELが普及すると液晶は消滅する可能性すらあります。

 

有機ELテレビの関連銘柄についてみていきます。

 

 

有機ELと液晶との違いは何か?

液晶テレビの場合はテレビの背面からバックライトで

照らしていることで明るさが出ています。

 

有機ELの場合はバックライトなしで自ら発光するのが

特徴です。

 

バックライトの照明が不要になるのでより薄型化が実現できるメリットがあります。

 

有機ELは折り曲げられるというのも自ら発光する

特徴があるためです。

 

また映像の見え方についても液晶よりもより

鮮やかに映し出すことが可能になるので

 

薄型化が実現できてなおかつ高品質な映像が

楽しめるという液晶との違いがあります。

 

ライトが不要になる点で消費電力も抑えられるという

メリットも生まれそうです。

 

そして、これまでも液晶テレビやプラズマテレビの誕生で、

壁掛けテレビという表現が使われてきましたが、

 

有機ELテレビになると、折り曲げられるような薄さになるために、

正真正銘の壁掛けテレビが誕生することになりそうです。

 

有機ELを構成する材料の関連銘柄は?

いよいよ有機ELテレビが販売されそうだという報道を受けて、

株式市場では関連銘柄が買われています。

 

Amazonで販売されている有機ELテレビは、

LGエレクトロニクス製の商品です。

 

今のところ、液晶や有機ELテレビといえば、

韓国勢が強い状況で、

 

有機ELディスプレイでは、サムスンが圧倒的な

強さをもっています。

 

 

日本企業では、有機ELの素材を扱う

出光興産は、韓国に工場をつくって、

サムスン向けに有機EL材料を提供しています。

 

有機ELの構造は

  1. 陰極
  2. 電子輸送層
  3. 発光層
  4. 正孔輸送層
  5. 正孔注入層
  6. ITO電機(陽極)
  7. ガラス基盤

の7つの層から成り立っています。

 

 

出光興産は

 

  1. 電子輸送層
  2. 発光層
  3. 正孔輸送層
  4. 正孔注入層

という有機EL材料を提供しています。

 

 

 

保土谷化学は有機ELを構成する

正孔輸送と電子輸送について技術を持っています。

 

有機EL関連では本命に近い銘柄です。

 

保土谷化学以外では

4960ケミプロ化成は有機EL材料を手掛けている企業で

特許も保有しています。

 

有機EL製造装置の関連銘柄は?

有機EL製造装置はキャノンの子会社で

キャノントッキという会社が手掛けています。

 

キャノントッキは過去には「トッキ株式会社」という企業でした。

 

キャノントッキの沿革を同社HPで確認いただければわかりますが、

1993年8月に有機EL製造実験装置を完成していることが分かります。

 

残念ながら2007年に「新潟県中越沖地震」の発生で工場が被災してしまい

経営が難しくなり、

キャノンに買収されています。

 

ここにきてやっと有機ELが実用化され始めていますから、

量産化態勢に入れば製造装置を手掛ける

子会社があるキャノンには注目が集まるでしょう。

 

キャノントッキは非上場ですので、

有機EL関連株として狙うなら、

親会社のキヤノンということになります。

 

また、アルバックも有機EL製造装置を手がけています。

 

有機ELの封止剤関連銘柄は?

有機ELは空気中の水分に弱く直ぐに劣化してしまう点が弱点です。

有機ELの寿命を延ばすには空気中の水分から遮断する必要があります。

 

その為に封止という考え方が必要になります。

 

精密部品などを外気に触れないように,隙間なく包むこと。または,その技術。

出典:大辞林 封止

封止材料を扱っている企業は

  • 6758ソニー
  • 4185JSR

などが有望です。

ソニーについては既に有機ELの封止技術が確立されています。

 

4185JSRについては今後、有機EL封止材料についての

何らかの発表があると妙味のある銘柄になるでしょう。

 

新たなうねりとしては自動運転にも注目が集まっています。

⇒自動運転用立体地図の関連銘柄とは?グーグルも欲しがるあの企業

をご参照ください。

 

日本国内の有機ELテレビの中心銘柄は?

韓国勢が強い家電分野では、日本が再度復活を狙えるのが、

有機ELテレビではないかと

 

山形大学工学部城戸淳二教授は著書、

有機ELに賭けろ! ―世界的権威が明かす日本企業がサムスンに勝つ方法

で語っています。

 

中心銘柄としては、ソニーとパナソニックであると

推測されています。

 

両銘柄ともかつては家電の雄として

テレビの販売をしてきました。

 

有機ELディスプレイを採用したスマホが

アップルがiPhoneへ採用することを決めていますので、

 

これまでよりも鮮やかに、しかも目に優しい映像が

みられるようになり、

 

液晶を利用したスマホはより薄くなります。

 

世界的に有機ELディスプレイがスマホを口火にして、

広がりを見せると、

 

つぎは有機ELの大画面テレビで

鮮やかで目に優しいテレビの登場となってきます。

 

 

有機ELディスプレイでは、

ブイ・テクノロジー、ジャパンディスプレイ

が関連企業となります。

 

有機ELテレビ関連株 まとめ

ここで掲載した企業は、

6758ソニー

6752パナソニック

6728アルバック

7718ブイ・テクノロジー

6740ジャパンディスプレイ

4112保土谷化学

5012出光興産

7751キヤノン

4185JSR

 

 

と言った企業です。

 

有機EL関連株はテレビ以外にも、照明への応用、

太陽光発電への応用など

 

広がりはまだまだあります。

城戸淳二先生の本を参考にしていただければ、

有機ELの市場の大きさがわかってきますし、

 

技術を保有している企業が出てきますので、

参考にしてみてはいかがでしょうか?

 

 

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ