湯沢市院内 ほっと館の温泉に入ってみて実感した効能は?



 

秋田県湯沢市には、

  • 小安峡にある小安峡温泉郷、
  • 高松地域にある泥湯温泉
  • 秋田と宮城の県境(秋の宮地域)にある秋の宮温泉郷
  • 秋田と山形の県境の院内地域にある湯の沢温泉

といった温泉があります。

 

この中で、最も知名度が低い湯の沢温泉を源泉としている

院内駅近くにあるほっと館という温浴施設に

日帰り入浴をしてみました。

 

ほとんどの温泉は山の中にあって自然を満喫するタイプなのですが、

ほっと館については、院内駅のすぐ近くにあって

景色を楽しみに行くとういスタイルではありません。

 

ほっと館は、源泉かけ流しではないので、

温泉の効能が実際にあるのか気になるところです。

 

実際に日帰り入浴をしてみた結果、

どうだったのかをシェアしていきたいと思います。

 

 

ほっと館へアクセス

せっかく温泉へ行くのなら、本来なら有名な

温泉に入りたいという気持ちもあったのですが、

 

国道13号線からすぐにアクセスできて

簡単に立ち寄れるところがほっと館のよいところです。

 

所在地:湯沢市下院内字田用橋84番地

電話:0183-52-2101

 

午前5時から午後10時まで営業しているので、

長距離ドライバーの骨休めにも使えそうな時間帯です。

 

(ただし、毎月第2、4火曜日はボイラー点検のため

午前9時から営業)

 

ただし、国道13号線からほっと館まで行く道は

細い道もあるので、大型トラックがスイスイ走れる感じではないので

注意は必要です。

 

ほっと館の泉質

ほっと館の温泉は3キロ以上離れた、山奥の湯の沢温泉がある

院内湯ノ沢地区から引湯しています。

 

 

ほっと館がある場所から温泉がでているわけではありません。

 

泉質はアルカリ性単純温泉です。

 

本家本物と湯ノ沢温泉では、40度程度の温泉のようなのですが、

パイプで引き込む間に当然冷めてしまいます。

 

そのために、ボイラーで再度温めていたり、

源泉かけ流しではなく、循環式となっているので、

当然、若干の消毒用の塩素などが含まれているはずです。

 

(ちなみに、ほっと館では、42度と38度の2種類の浴槽と

サウナがあります。)

 

通常の温泉に行くと、

温泉分析書が掲示されているのですが、

ほっと館には見当たりません。

 

ということで、温泉に含まれる効能の源泉となる

各種ミネラルがどの程度含まれるのかはまだ

公表されていません。

 

推測するなら、湯ノ沢温泉日勝館の

泉質は参考になるかもしれません。

 

参考記事⇒湯の沢温泉 日勝館の効能はどう?秋田県民の口コミを紹介

 

高温の温泉は水で薄めているところもあるので、

薄めてない点はプラス評価ではあります。

 

そんなほっと館で日帰り入浴をしてみると、

なかなか、悪くはない感じです。

 

疲れが取れた

温泉に行ってみようかというときは、

体調不良が少しある時です。

 

院内駅近くのほっと館に行ってみようと思ったのも、

ストレスがたまっていて、

体は疲労が蓄積している状態であったので、

温泉でゆっくりしたいという願望から です。

 

自宅のお風呂には毎日入っていますけれども、

自宅の浴槽での入浴では取れない体の疲れが取れていくのがわかります。

 

腰の周りの疲労感が取れた

特に、観光地へドライブをしていると、

関東から東北方面へ片道で400キロを越える距離を走ります。

 

長距離ドライバーは腰痛に悩んでいる人も多い傾向がありますが、

遊びで長距離を運転するもの腰の周りに疲労感を特に感じます。

 

ほっと館の温泉に浸かることで、腰の周りの疲労感が

軽減されるのを感じることができました。

 

 

ストレスから開放される

温泉はストレスを開放してくれる効果が期待できるものですが、

温泉に含まれるミネラルが体内に浸透していくことなどで

疲労やストレスから開放されるというものです。

 

ほっと館での入浴でも、疲れとストレスから開放されるのが

実感できました。

 

お湯が熱くないのも良い点です。

 

温泉に浸かりながら、周囲の山々の景色などを眺めることで

ストレスを発散したいという方には

ほっと館はイマイチの場所ではあります。

 

院内駅がある場所はど田舎とはいえ、

一応駅がある場所なので、周囲は民家が多いですし、

なにもない山奥でリフレシュするという

場所ではありません。

 

それでも、温泉に入るということで、

ずいぶんリフレシュされるのは間違いないでしょう。

 

医者が教える最強の温泉習慣の著者一石英一郎先生は、

本の中で、アルカリ性の単純温泉にについて、

「酸性に偏っている体を中和できる」という

メリットを指摘しています。

 

結果的に、疲労回復や健康増進につながるという解釈です。

 

疲労回復以外の効能は?

ほっと館へは、今回訪問する5年ほど前に、

肩関節の痛みがあるときにも日帰り入浴をしたこともあります。

 

その時は、残念ながら痛みが取れるような実感はありませんでした。

 

まあ、1回程度の入浴で痛みが軽くなるほど、

関節痛は簡単に治るはずがありません。

 

肩関節の痛みが取れるまで2年以上かかりましたので。

 

ということで、あまり難病や痛みを解消するというより、

ストレスや疲労を回復する程度の目的で

利用するのがよい温泉のような気がします。

 

 

シャワーやシャンプーも完備

山奥にある秘湯と呼ばれるような源泉かけ流しの

有名な露天風呂などの場合は、

本格的な温泉でシャワーや

水道の蛇口などはない温泉があります。

ほっと館 間取り図

 

ほっと館の場合は、シャワーも蛇口もありますし、

シャンプーやボディーソープも完備しているので、

 

温泉で体を休める目的だけではなく、

シャンプーをしたり、体をあらったりすることも

重視したい人にとっては、

使いやすい温浴施設といえます。

 

建物はホテルのような豪華さなどは一切ないですが、

小奇麗です。

 

一般的な温浴施設にあるような食堂などはりませんが、

簡単な売店や自販機程度はあります。

 

温浴施設へ遊びに行く楽しみの一つが

美味しいものを食べることでもあるのですが、

 

湯沢市が運営しているので、

商売のセンスはありません。

 

 

 





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