裏出良博 筑波大学教授が発見した快眠物質とは?経歴は睡眠研究だけではない!



「夢の扉+」(2015年12月27日(日) 18時00分~18時30分 の放送内容)では、

「“快眠”のヒントはこの男にあり!?睡眠研究のパイオニア」

として、

 

筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構 教授  裏出良博(62歳)さんが

紹介されます。

 

5人に一人は睡眠の悩みがあるというのですから、

睡眠の質を向上し、睡眠の量が増やすための研究を30年以上続けているのが

筑波大学 裏出良博教授(62)です。

 

裏出良博教授が発見した睡眠効果を上げる快眠物質

経歴についてみていきます。

 

 

裏出良博筑波大学教授が発見した睡眠効果を上げる快眠物質12種類中効果が高い2つとは?

 

裏出良博教授が発見した睡眠効果を上げる「快眠物質は」

12種類あることが実験によって特定されています。

 

その12種類の中でも、

  1. サフランの主成分であるカロテノイド色素のクロシン
  2. ホオノキの主成分であるビフェニル化合物の「ホノキオール

 

の2つの物質には顕著な睡眠効果がみられたと

裏出良博教授は発表しています。

 

この2つの物質が特定されましたから、

今後は睡眠薬などへの応用として創薬分野へ応用する方法もありますし、

快眠物質を含む健康食品への応用も考えられます。

 

既に大手企業との商品開発が始まっている可能性もあるのですが、

快眠を促す本物の健康食品はまだないでしょうから、

ビジネスチャンスが多い分野です。

 

快眠物質クロシンはどんなものに含まれるのか?

快眠物質として特定されたクロシンは植物に含まれている

天然成分です。

 

具体的には

  1. サフラン(アヤメ科)の雌しべ
  2. クチナシ(アカネ科)の果実

などに含まれています。

 

漢方薬における生薬の成分と考えてもいいでしょうね。

実際に、快眠物質「クロシン」を含むといわれている

 

クチナシの果実というのは完熟したものを乾燥させると

漢方薬の生薬の1種である山梔子(さんしし)になります。

 

漢方薬の生薬である山梔子の薬効には

消炎、止血、解熱、精神安定などの作用があることが知られています。

山梔子という生薬成分を含む漢方薬には

 

  • 黄連解毒湯(おうれんげどくとう):不眠症、胃炎、神経症に効く、
  • 慢性胃腸病、神経症に効く柴胡清肝湯(さいこせいかんとう)、
  • 黄疸(おうだん)、じんましんに効く梔子柏皮湯(ししはくひとう)

 

 

などがあります。

 

山梔子の薬効として解熱と精神安定がありますが、

無関係の様でいて睡眠には関係がありそうです。

 

精神安定というのは快眠とのつながりがありそうですが

解熱はどうでしょうか?

 

人が眠くなるというのは体温の低下を伴います。

つまり、解熱につながる生体反応です。

 

東洋医学の何千年にもわたる経験則から生み出された

生薬の成分であった山梔子の中に含まれる

 

クロシンという快眠物質を特定したことに

裏出良博教授の研究成果があります。

 

快眠物質クロシンはサフランにもふくまれる!食品にはどんなものがある?

サフランという花の雌しべにクロシンが含まれています。

黄色い着色料として香辛料、生薬として使用されています。

 

  • スペイン料理のパエリア
  • プロヴァンス地方の名物料理ブイヤベース
  • ミラノ風リゾット
  • モロッコ料理のクスクス
  • インド料理のサフランライス

などには香辛料として利用されています。

 

パエリアの色合いが黄色いのはサフランが含まれているからです。

日本の料理ではサフランを配合した香辛料はあまり

使われていないですが、

 

大分県や宮城県でサフランを生産していますので、

今後の広がりに期待したいです。

 

裏出 良博教授の経歴とは?Wiki風に。

 

裏出 良博(ウラデ ヨシヒロ   Urade, Yoshihiro)教授(62歳)の学歴や

経歴をみていきますと、

 

1953年生まれ 62歳 

研究分野 生物科学 、 分子生物学 

学歴   

  • 1976年 大阪府立大学農学部卒業
  • 1982年 京都大学大学院医学研究科博士課程修了

 

経歴

  • 1982年  日本学術振興会奨励研究員
  • 1983年  新技術開発事業団・早石生物情報伝達プロジェクト研究員
  • 1987年  (財)大阪バイオサイエンス研究所・酵素代謝部門研究員
  • 1988年  米国ロッシュ分子生物学研究所客員研究員
  • 1990年  日本チバガイギー国際科学研究所主任研究員
  • 2010年度~2012年度 : (財)大阪バイオサイエンス研究所 / 分子行動生物学部門 / 研究部長
  • 2012年度 : 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所 / 研究員
  • 2012年度 : 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所 / 分子行動生物学部門 / 研究部長
  • 2013年度 : 公益財団法人大阪バイオサイエンス研究所
  • 2013年度 : 大阪バイオサイエンス研究所 / 研究部長
  • 2014年:筑波大学へ分子行動生物学部門ごと移籍(大阪市の財政悪化の為)

委員歴

  • 日本睡眠学会 理事
  • 日本応用酵素協会 評議員
  • Prostaglandins, Leukotrienes and Essential Fatty Acid 編集委員

 

受賞歴

米国ニューオリンズ名誉市民

 

主な論文

  • 「睡眠研究と快眠ビジネス」(食品加工技術)
  • 「睡眠の分子生物学」(臨床精神医学)
  • 「睡眠医学の将来像 動物 研究を中心に」(睡眠医療)

他多数

 

 

 

大阪バイオサイエンス研究所は世界でも屈指の研究所であるにも関わらず、

財政難の為に看板研究員だった

裏出 良博教授を手放してしまったのは残念なことです。

 

裏出教授は睡眠についての研究の他にも筋ジストロフィーの

治療薬についての創薬研究も行っていますが

お金がなければ商品化が困難です。

 

カフェイン中毒や深夜勤務の健康被害についてはこちら!

 

イベルメクチンの創薬によってノーベル医学生理学賞を

受賞した大村智教授の様に

大物製薬メーカーというスポンサーが必要です。

 





関連記事:


コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ

QLOOKアクセス解析