上原淳院長は2000万円の収入を捨てた経歴で川越救急クリニックで救急医療を変革する!



テレビ東京系「クロスロード」(2015/12/26放送)では

ズバリ「上原淳 医師」の取り組みが紹介されます。

 

医師の上原淳氏は「川越救急クリニック 院長 をされていますが、

なんと、

日本初、個人で救急病院をつくった異端の医師という

挑戦者だったんですね。

 

上原淳先生が2000万円収入を捨てた経歴救急医療を変えたいとう激しく強い思いについて

見ていきます。

 

 

「川越救急クリニック」上原淳医院長は高収入を求めて開業したのではない!その経歴とは?

川越救急クリニックを2010年に開業した上原淳院長は

金儲けの為に開業をしたわけではありません。

 

埼玉医科大学で勤務していた時の

年収2000万円というポストや収入をなげうちました。

 

救急クリニックを開業するにあたり2億円の借金を

して県からの救急指定もない救急クリニックを開設しました。

 

救急病院は県の救急指定が受けられないと、救急での対応をしながらも、

収入は通常の医療報酬しか得られません。

 

結果として2億円の借金返済をして、運営費を除くと

上原淳医院長の収入では妻と子供二人の4人家族が

暮らしていくことができず、

他の病院でアルバイトをして生計を立てるような状況から

スタートしました。

 

上原淳医師が大切にしたことは2000万円の収入ではなく

人命救助に関わる救急医療を充実させることだった点が

素晴らしいです。

 

日本の救急医療の制度を県、市町村が政治的な背景から変えるという考え方ではなく

埼玉県などには任せておけないという気持ちが強いのでしょう。

 

上原淳医師自らが救急医療を変える!という気持ちがあったのだと思います。

 

その意味では政治家的な大きな視野を持った医師であるとも言えるでしょう。

 

普通では考えられない、素晴らしい経歴と理念をお持ちです。

 

上原淳医院長は救急医療のミスで訴訟リスクを受けて立つ!大切なのは命を救う気持ちと救急医療を変える気概!

救急医療現場では命を救うためには1分1秒が重要になります。

命が係わる救急医療の現場では医師の判断ミスがあると

患者側から訴訟を提起されるリスクが高いのが今の社会です。

 

つまり、救急医療を行う医師というのは訴訟リスクを抱えながら

治療を行う必要があります。

 

訴訟リスクがあるために、事なかれ主義で

救急医療の受け入れを拒否されることが多くなります。

 

患者の性質もアルコールを飲んでいる、認知症などがある等

会話ができない患者は拒否される可能性が高くなります。

 

病院の経営に限らず、訴訟リスクは誰しも避けたいもの。

 

本来の使命を二の次にして、保身や事なかれ主義で

病院経営をして儲けだけを積み上げている医師や院長も

多いのではないでしょうか?

 

医師になるだけの知性があれば当然の防御反応だと思いますし、

リスクをとらないほうが賢いに決まっています。

 

上原淳医院長は訴訟リスクが大きくなる救急医療専門の

クリニックを運営するのは大切なものは何か?

 

お金ではなく、人命であり、人を救うという医療の在り方であると

考えられるから、訴訟リスクは二の次になります。

 

ただし、相当な現場判断能力が高いからこそ、

救急医療専門で経営ができるのでしょう。

 





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