杭データ流用の改ざんが他社でも!マンション傾斜は杭打ち業者が原因ではない?



 

旭化成建材打ちデータ流用による

データ改ざん問題の真相が

明らかになりつつあります。

 

データ改ざんをした施工物件は過去10年間に施工した

3040件のうち、約1割を超えるような状況です。

 

また、データを流用するなどして改ざんした

社員は旭化成建材だけでも50人にも上ることが

わかりました。

 

この事態が社会問題化して同業他社への調査の目が

向き始めていたのですが、

 

杭データ流用による改ざんをした

同業他社にも発覚しました。

 

 

旭化成建材以外の杭データ流用した同業他社はどこ?

 

旭化成建材はまだ杭打ちデータ流用の全容を明らかにしていません。

これから旭化成の問題が片付けば、

 

当然他社へも調査が始まるのではないかと

思われていました。

 

その矢先に杭打ち専業大手のジャパンパイルが週末金曜日の

午後5時頃に国土交通省

 

過去10年間に手掛けた1000件の杭打ち工事のうち、

18件について杭データの流用をしたことを認め、

申告してきました。

 

自らデータ流用を認めた背景には

施工上の手抜きはないことに対する

自信はあるのかもしれません。

 

ジャパンパイルは故意にデータ流用したことを

認めたものの、

 

ジャパンパイルは

18件とも、杭が強固な地盤(支持層)に達していることを確認しており、安全性に問題はない

と説明しているからです。

 

ジャパンパイルが言いたいのは、データ流用による不正は行ったが、

施工上の問題はないということです。

 

旭化成建材が杭打ち工事をした横浜の傾いたマンションも

データは改ざんされていたけれども、

 

杭は支持層に到達している

可能性があることを

 

ジャパンパイルの発言が

示しているのではないでしょうか?

 

マンションが傾いた原因は杭打ち施工業者が犯人ではない可能性が!ゼネコンンの施工不良や監理責任に問題?

 

 

マンションが傾いた原因を作った犯人は誰だ

という風潮が高まりましたが、

 

本当に旭化成建材の杭打ちの施工が問題なのかは

まだ確定していません。

 

データ流用をして改ざんがあったことは

許されませんが、

 

データ改ざんをした社員は虚偽のデータを作成したという点では

違法行為で、犯人と呼ばれても仕方がないですし、

犯人のいうことを信用することが難しいですが、

 

杭が支持層まで到達していたという

証言も嘘ではないかもしれないのです。

 

 

これまで杭打ち業者として旭化成建材が

元請け業者である

中堅ゼネコン三井住友建設の簡易調査で、

 

傾いた犯人は杭打ち業者(旭化成建材)の施工不良を一因として

指摘して、元請け業者としての責任はないと

言っていますが、

 

旭化成建材にとっては濡れ衣かもしれないのです。

 

マンションやビルなどの建物が傾いた時に、

下請け業者である杭打ち業者に

 

データ流用の改ざんが横行していることを背景にして、

元受業者のゼネコンがすべて、

 

下請け業者の責任にする姿勢に、

ジャパンパイルは旭化成建材と共に

 

戦う姿勢を見せてきたのかもしれません。

 

データ流用については反省をするべきですし、

信頼回復の為の補償も約束するべきですが、

 

旭化成は杭打ち施工からは撤退し、

下請けからの脱却を目指し始めていまので、

 

元受業者内部に真犯人がいないのか、

ジャパンパイルと共に

 

業界の悪習慣や悪しき構造を

軌道修正していただきたい。

 

ジャパンパイルとは?持ち株会社アジアパイルHDの今後の株価は?

 

ジャパンパイルは、コンクリートくいなどの製造も手掛ける

杭の打ち込みを専門にする

基礎建設会社です。

 

ジャパンパイルは東証1部上場のアジアパイルホールディングス(HD)

の持ち株会社の1社です。

 

ジャパンパイルの黒瀬晃社長はくい打ち業者などでつくる業界団体

「コンクリートパイル建設技術協会」の会長を務めています。

 

アジアパイルHDの株価は横浜市都筑区のマンションの傾きが発覚する

10/13の株価が813円で、

 

11/6には626円まで下落しています。

 

旭化成建材の影響で旭化成ホームズが展開する戸建てへーベルハウスは大丈夫か心配になりますが社長副社長の記者会見についてはこちら!

 

週末は679円まで戻っていますが、

今後の報道によって株価は下落する可能性もありますが、

 

株価動向と業績予想には注意を払いたいです。

 





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